【日本小4道德】3#请问需要帮什么忙吗?
何かお手伝いできることはありますか?(请问需要帮什么忙吗?)
親戚の家から帰る電車の中で、目の不自由な、中学生くらいの女の人を見かけた。女の人は、手に白い杖を持ち、入り口付近の手すりにつかまっていた。電車が揺れるたびに、僕は女の人が気になった。僕は、学校の福祉体験教室で勉強した、「何かお手伝い出来ることはありますか?」と言う言葉を、心の中で何度もつぶやいた。次は、終点の中央公園駅だ。
(从亲戚家回去的电车上,我看到一个盲目的大约是中学生的女子。女子手持白色拐杖,在入口附近抓着扶手。电车每每摇晃,我都很担心那个女子。我在心中无数次喃喃着在学校的福祉体验教室学过的“请问需要帮什么忙吗?”这句话。下一站是终点中央公园车站。)
女の人は、白い杖を上手く使いながら電車を降りた。初めて降りる駅らしく、方向を確かめながら歩き始めた。僕は、少し距離をおいて、女の人について歩いた。暫く行くと駅の柱がある。コースを変えないとぶつかってしまう。僕はどきどきしてきた。
(女子熟练地使用着白色拐杖下了电车。似乎是她初次来的车站,她一边确认着方向一边开始行走。我稍微和她隔开了一段距离,然后跟着她走。走了片刻,前方有车站的柱子。不改变路线的话就要撞上去了。我忐忑起来。)
すると、横を通りかかったおばさんが、「危ないわよ。気をつけてね。」と、声をかけて、腕を取り、女の人の方向を変えた。僕は、ほっとした。
(这时,从旁边经过的阿姨向她搭话道:“危险。当心点。”并抓着她的手腕,改变了她的方向。我松了口气。)
階段が近付いてきた。また、女の人の向きが少しおかしい。
(渐渐接近台阶。女子的方向又有些不对了。)
(大丈夫かな?これじゃあ、階段の端っこにぶつかっちゃう。)
(不要紧吧?这样的话会撞到台阶边的。)
(どうしよう……、声を掛けようか……。)
(怎么办……要向她搭话吗?)
(「何かお手伝い出来ることはありますか?」……どうしよう……。)
(“请问需要帮什么忙吗?”怎么办……)
僕は、女の人に近付いた。でも、なかなか声が出ない。周りを見ると、僕の他に誰もいない。
(我走近了女子。然而怎么也发不出声。看了一下周围,只有我在。)
(よし!)
(好!)
僕は決心した。
(我下定了决心。)
「階段の端っこにぶつかります。僕につかまってください。」
(“要撞到台阶边了。请抓住我。”)
女の人は、すぐに立ち止まって、「ありがとう。」と言って、手を伸ばした。僕は、女の人に近付いて、肩につかまらせた。そして、ゆっくり歩き始めた。
(女子马上站住了,然后说道:“谢谢。”并伸出了手。我接近了女子,让她抓着我的肩膀。然后开始缓缓行走。)
「階段です。上ります。……けっこう、沢山あります。」
(“是台阶。要上去了。台阶挺多的。”)
「半分、来ました。……あと、五段です。三、二、一。上りきりました。」
(“走了一半了……还有五段。三、二、一。到顶了。”)
「改札の出口に行きます。……右に曲がります。」
(“要去检票出口了。向右转。”)
「今度は、下りる階段です。……下ります。」
(“这次是往下的台阶。要下去了。”)
「あと、五段です。三、二、一。到着です。」
(“还有五段。三、二、一。到了。”)
「ありがとうございました。初めて来た駅なので、助かりました。」
(“谢谢。我第一次来这个车站,多亏你帮忙。”)
女の人はにっこりして、また歩き始めた。
(女子笑了一下后又开始走了起来。)
僕はほっとして、女の人を見送りながら、(気をつけてね。)と心の中でつぶやいた。
(我松了口气,然后目送着女子,在心中喃喃道当心啊。)

