【日本小4道德】17#周日的户外烧烤
日曜日のバーベキュー(周日的户外烧烤)
作者:橋本(はしもと) ひろみ
「ああっ、いやねえ。まただわ……。」
(“啊,真讨厌。又来了……”)
「どうしたの。」
(“怎么了?”)
急いでとんでいくと、玄関の前にとめておいたお母さんの自転車のかごに、空き缶とお菓子の紙袋が入っていた。
(我赶紧跑去一看,停在玄关前的母亲的自行车篮里装着空罐子和点心的纸袋。)
「誰かが、またゴミ箱のかわりに入れていったんだわ。」
(“是谁又把这里当成垃圾箱扔进来了。”)
お母さんは、ぶつぶつ言いながら、そのゴミの始末をしていた。お母さんがこうやって片付けるのは、もう何回目か分からない。
(母亲一边嘟哝着一边收拾垃圾。母亲像这样收拾垃圾已经不知道是第几次了。)
次の日曜日、僕の家族は、友達の三紀夫の家族と、車で川原にバーベキューに出かけた。三紀夫と川で遊んでいると、「おうい、肉が焼けたぞ、戻っておいで。」
お父さんの声がした。僕達は、嬉しくなって駆け出した。途中、川原のちょっと奥まったがけの下に、ゴミが沢山積んであるのが見えた。
(下个周日,我家和朋友三纪夫家一起开车去河滩烧烤。我和三纪夫在河边玩的时候,听到了父亲的声音“喂,肉烤好了,快回来。”我们高兴地跑了起来。途中,在河滩尽头的崖下看到了堆积着很多垃圾。)
日が西に傾き、皆で急いで帰りの支度を始めた。
(太阳西斜,大家急忙做起了回去的准备。)
ビニールの袋に四つもゴミが出た。そのゴミを、お母さんが、車にぎゅうぎゅう押し込んで詰もうとしていた。それを見た僕は、「あっちに、ゴミ捨て場があったよ。昼間見つけたんだ。僕と三紀夫で、捨ててきてあげるよ。」と声をかけた。お母さんは、「あら、ゴミ捨て場があるの。助かるわ。じゃあ、お願いね。」と、ゴミの袋を僕達に渡した。
(竟整理出了四个塑料袋的垃圾。母亲将垃圾往车里紧塞。我看到后,说道:“那边有垃圾场。白天看到的。我和三纪夫一起去扔垃圾吧。”母亲说着:“哎呀,有垃圾场啊?帮了忙了。那么,拜托你们了。”然后将垃圾袋递给了我们。)
さっきのところまで来ると、何人かが、そこにゴミを捨てているところだった。僕達も、そのゴミの山に向かって、ぽいっとビニール袋を投げた。引き返そうとした時、こんな立て札が目に入った。
(我们来到刚才的地方后,几人正将垃圾扔在那里。我们也朝垃圾山走去,一下子扔了垃圾袋。正准备返回的时候,看到了这样的告示牌。)
ごみを捨てるな!ここはごみ捨て場ではありません!
(别扔垃圾!此处不是垃圾场!)
「えっ。ここは、ゴミ捨て場じゃないんだ。」
(“诶?这里不是垃圾场啊。”)
僕と三紀夫は、顔を見合わせた。
(我和三纪夫面面相觑。)
「どうしよう。」
(“怎么办?”)
まずいなあと思ったけれど、三紀夫が、「早く戻らないと。皆待っているよ。」と言うので、そのまま急いで車に戻った。
(虽然觉得不好,但因为三纪夫说道:“快点回去吧。大家在等着呢。”于是我们就这样急忙回到了车上。)
家に着き、車を下りると、お母さんの大声が聞こえた。
(回到家,下了车后,只听母亲大声道。)
「まただわ、いったい誰。いい加減にしてほしいわ。うちの自転車のかごを、ゴミ箱とでも思っているのかしら。」
(“又来了,到底是谁?适可而止吧。还以为我家的自行车篮是垃圾箱吗?”)
空き缶を片付けるお母さんを見ながら、川原に捨てたゴミのことが、頭に浮かんできた。
(我看着收拾空罐子的母亲,脑海内浮现起了扔在河滩上的垃圾。)

