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【日本小4道德】1#躲避球

2021-10-07 16:52 作者:久我まさひ  | 我要投稿

ドッジボール(躲避球)

昼休み、明たちは、皆運動場に出て、ドッジボールをしていました。

(午休时,明他们来到操场玩躲避球。)

「それっ、行くぞ。」

(“好,要投了。”

赤組の信二が内野から投げたボールを、外野にいた郁子がぱっと受け止めました。郁子は、すぐにそのボールを、白組の内野目掛けて投げつけました。低い球です。ボールは、地面すれすれに飛んでいって、明の前にいた一郎の足に当たりました。

(红组的信二从内野投出的球,被外野的郁子一下子接住了。郁子马上将球投向白组的内野。是低球。球擦着地面飞去,击中了明前面的一郎的脚。

「アウトよ。一郎さん。」

(“你出局了。一郎。”

郁子は、ボールを一郎に当てたので、赤組の内野へ駆け込もうとしました。すると、「違うよ。今のは、バウンドしたボールだよ。僕はアウトじゃないよ。」と、一郎が怒ったように言いました。そばにいた静男も、「そうだ、そうだ。今のボールは、バウンドしたんだ。」と、一郎の言葉に賛成しました。

(因为球击中了一郎,郁子准备跑入红组内野。这时,一郎怒道:“没有。刚才是弹起来的球。我没出局。”在一郎旁边的静男也赞成道:“没错,没错。刚才是球弹起来了。”

「あら、そうかしら。私は、確かにまっすぐ一郎さんに当たったと思うけれど……。」と、郁子は、不思議そうに一郎の顔を見て、言いました。

(“哎呀,是吗?我认为确实是笔直地击中了一郎……”郁子感到很不可思议地看着一郎的脸说道。

明は、郁子の言うのが本当だと思いました。明は、ボールが飛んできた時、一郎のすぐ後ろにいて、様子を見ていました。ところが、皆の中には、誰一人一郎に反対する者がいません。一郎は、力が強いうえに、勉強も運動も他の人よりよくできるので、いつも威張っているのです。それで、明も初めのうちは黙っていました。けれども、(正しいことは、やっぱり、はっきりと言わなければいけないんだ。)と考えると、思いきって言いました。

(明认为郁子说的是真的。球飞来的时候,明就在一郎的后面看着。然而,没有一人反对一郎。因为一郎不仅强有力,学习运动也比他人好,他总是摆架子。因此,明最初也沉默着。然而,他一考虑道果然正确的事必须明确说出来,就下决心道。

「一郎さん。今のボールは地面につかなかったよ。郁子さんの言う通り、君はアウトだよ。」

(“一郎。刚才的球没碰到地面。正如子所说,你出局了。

「そんなことはないよ。セーフだよ。」

(“不是。我没出局。”

一郎は、どこまでも、自分はセーフだと頑張り通します。すると、一郎の相手の赤組に入っている信二や幸太まで、「セーフだ、セーフだ。一郎さんはセーフだぞ。」と、一郎に味方して言いました。

(一郎始终坚持说自己没出局。于是,在红组的一郎的对手,信二和幸太也站在一郎的一方说道:“没出局,没出局。一郎没出局。”

「あら、信二さん。そうじゃないわ。」と、郁子も負けずに言い出した時、ちょうど午後の時間を知らせるチャイムが鳴りました。皆は、何となくすっきりしない気持ちのまま、ドッジボールをやめて、教室に入っていきました。

(“哎呀,信二。不是这样的。”郁子也不服输地说道的时候,宣告午后时间的铃声正好响了。大家都不愉快地停下了躲避球,走进了教室。

明たちの組では、一日の終わりに、いつも暫くの間、その日の反省会をすることにしています。明は、昼休みに起こったことが気になっていたので、真っ先に手をあげて、「ゲームの決まりは、皆で守らないと、楽しく遊ぶことが出来ないと思います。今日のように、アウトをセーフだと言う人がいたり、自分の好きな友達だからと言って、はっきり確かめもしないで、それに賛成する人がいたりするのは困ります。」と言いました。それを聞くと、一郎はすぐに立ち上がって、「でも、あの時のボールは、確かにバウンドしたんだ。」と言い張りました。

(明他们的班级每天结束时,总是要开一个短暂的当天反省会。明很在意午休时发生的事,于是首先举手道:“大家不遵守游戏规则的话,就不能愉快地游戏了。就像今天一样,有人把出局说成没出局,还有人都不好好确认,就赞同自己喜欢的朋友的话,这些行为很令人困扰。”闻言,一郎马上站起来坚持说道:“但是那时候的球确实是弹起来的。”

すると、いつもはあまり口をきかない登が立ち上がって、「僕は、あの時、外野から見ていましたが、ボールはバウンドしませんでした。」と言いました。

(于是,平常不怎么说话的登站起来道:“我那时在外野看到了,球没有弹起来。”

一郎は、登の言葉を、じっと聞いていました。

(一郎静静地听着登的话。

「それから、一郎さんの言うことには、何でも賛成する人達も、もう一度、考え直してもらいたいと思います。」

(“以及,一郎说什么都赞成的人,请再重新考虑。”

登の声は、あまり大きくありませんでしたが、一言、一言、皆の心に響いていくようでした。

(登的声音虽然不怎么响,但每一句话都仿佛响彻于大家的心中。


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