【东方弹幕神乐】雾雨魔理沙御灵卡故事内容及翻译
禁呪の詠唱・燦爛(禁咒的咏唱·灿烂)

御灵卡介绍
「弾幕はパワーだぜ!」「弾幕はブレイン。常識よ」
火力特化の魔理沙と計算された弾幕を張り巡らせるアリス。
真っ向から対立するふたりの弾幕論だが、いずれにせよ、
彼女たちに狙われた妖怪は年貢を納めるほかなさそうだ。
“弹幕就是Power!”“弹幕就是头脑。是常识哟”
是火力特化的魔理沙和通过计算散布弹幕的爱丽丝
尽管两人有着针锋相对的弹幕论,但不管怎样,被她们盯上的妖怪只有交出年贡这一出路
故事一

魔理沙とアリス。人妖の違いはあれど、共に魔法使いの称号を冠する二人。
しかし、その性格も弾幕の性質も、見事なまでに真逆だ。
「おいおい、アリス。なにちまちまやってるんだ?前にも言っただろ、弾幕はパワーだぜ」
「まったく⋯⋯あなたの雑な弾幕に合わせてあげてる、こっちの身にもなりなさいよね。あなたが取りこぼした敵を私が的確に処理してるから、どうにかなってるのよ」
魔理沙与爱丽丝。尽管人与妖不同,二人都冠以了魔法使的称号
但两人的性格也好,弹幕的性质也好,真是完全相反
“喂,爱丽丝。你在干什么?之前也说过吧,弹幕就是Power DA☆ZE”
“真是的…为了配合你粗暴的弹幕,你也得为我着想呀。我可是好好处理了你说敌人了,还要我怎么做才好呀”

星星が輝く夜空を切り裂いて、二人の魔法使いは飛翔する。
かたや天の星をも押し流さんばかりの、鮮烈にして苛烈なる、極彩色の魔砲の奔流。
かたや計算され尽くした弾幕と繰り人形が織りなす、精密にして優美なる、美しき魔法の交響曲。
燦爛たる弾幕が、夜を押し返さんばかりの大輪となり、空を染め上げる。
「おっ、わんさか出てきた。ここはわたしの出番だな」
「任せるわ、魔理沙。大雑把な敵には、大雑把なあなたの弾幕がちょうどいいでしょう」
そうは言いても、面倒見のいいアリスはフォローを欠かさない。
なんだかんだ言って、息が合っているのだろう。
しかし、それを指摘しても彼女らは異口同音に言うはずだ。「そんなことはない」――と。
星星划破闪耀的夜空,有两个魔法使在飞翔
一面是仿佛将天空中星星也能冲走的,鲜艳而激烈的,五彩缤纷的魔炮的奔流
一面是经过周密计算的弹幕和操纵的人偶交织而成的精致优美的魔法交响曲
“哇,出现好多敌人啊。这里该我出场了吧”
“交给你了,魔理沙。对付大把的敌人,你那粗暴的弹幕正合适”
话虽这么说,但跟随在后会照料好遗漏的爱丽丝是不可或缺的
不管怎么说,两人一定很合得来吧
但指出这点的话,她们一定会异口同声的说“才没有那回事”——吧
故事二

尋常の妖怪であれば、二人の敵よはなりえない。風の前の塵に同じく、蹴散らされるが関の山。
「丸ごと消し飛ばせば何も問題ないんだよな」
「同感ね。今はあなたの流儀に合わせてあげる」
「マスタースパーク!」
「アーティフルサクルファイス!」
鎧袖一触。息の合った二人の魔法の前に、搦め手など通じはしない。
「やっばり弾幕はパワーだ。常識だぜ?」
「それこそ常識のない魔理沙には言われたくないでしょうね。弾幕はブレインよ」
寻常的妖怪根本不能成为这两人的敌人。就像风面前的尘土一样,至多被一脚踢飞
“把整个都吹飞的话,就没啥麻烦了。”
“我也有同感。我来配合你施法。”
“Master Spark!”
“狡猾的献祭!”
一触即发。在配合默契的两位魔法使面前,没有能溜过去的
“果然弹幕就是力量,这是常识吧DA☆ZE?”
“才不想被没有常识的魔理沙说教呢,弹幕是头脑呀!”

火力と頭脳――二人が力を合わせた時、その進撃を止められる者はいない。
「このまま一気に異変を解決しちゃいましょうか。いい加減、あなたの守りも疲れたわ」
「そりゃどーも。私もアリスの小言は、しばらくはおなかいっぱいだぜ」
異変を終わらせるべく、魔理沙とアリスは真相へ迫る。
背中を預けた相手への信頼を自覚することもなく。
火力与头脑——两人合力的时候,没人能阻止她们的进攻
“这样一口气解决异变吧。你也适可而止吧,我要受够你的保护了”
“可不是么。我也听够了爱丽丝的牢骚了DA☆ZE”
为了终结异变,魔理沙与爱丽丝向真相迫近
而谁也没意识到彼此之间的互相信任

最高の秘策、土用の力(最高的秘计,土用之力)

御灵卡介绍
「負けたままでいられるか、秘策を持ってきたぜ!」
「ほう、土用の力を持ってきたか……。悪くない」
ミニ八卦炉の発射口を、隠岐奈に向けて笑う魔理沙。
秘された神は普通の魔法使いの挑戦を前に悠然と構える。
“不能一直输下去了,我带来了秘计!”
“哦,带了土用之力…。还不错。”
迷你八卦炉的发射口对准了向魔理沙微笑的隐歧奈
秘神面对普通魔法使的挑显得战悠然自得
故事一

――私は摩多羅隠岐奈。後戸の神であり、障碍の神であり、能楽の神であり……。
「そんなの、知ったことか!」
魔理沙は息を呼いて、気合いを入れ直した。
四季の異変の真犯人を追い詰めたと思えば、あえなく一度敗れてしまったこと、それ問題ない。
「見てろよ、上から目線であれこれしゃベってきやがって……」
——我是摩多罗隐歧奈。是后户之神、是障碍之神、是能乐之神…。
“这些,你知道么?”
魔理沙喘着气,重新鼓起干劲
一想到要把四季异变的真凶逼到绝境,哪怕突然失败了一次,这也没什么问题
“看啊,高高在上的你看看这是什么…”

神というやつは誰もが傲岸不遜だ。たかだの普通の魔法使い、どうとでもなると見下しきっている。
魔理沙は勝負で負けたというよりも、相手にされていなかったということに腹を立でていた。
最後の勝負、相手が逃げたと最初は思った。しかし違和感があった、あれはなんだったのか。
「相手が逃げたと思っていたが、本当は私が逃げた……いや、追放されたのか? この、背中の扉から……」
背中に四季の扉がある限り、私の制御下から逃れる術は無いとあの神は言っていた。
そう、誰もの背中にあの神の勝手につけた扉があり、それを使えば魔力でも装備でも融通できる。
神向来是傲慢不逊的。何况面对普通的魔法使,不管怎样都看不上
对魔理沙来说,与其是因为比赛中输了,不如说是未被视为对手而生气
最后一场胜负中,以为对手逃跑了。但有些违和感,那是什么呢?
“以为是对手逃跑了,其实是我逃跑了…不,是被驱逐了吗?从这背后的门…”
那神说过,只要背上有四季之门,就没法从她的控制下逃脱
没错,任何人背上都有那神能随意打开的门,使用它的话,魔力也好装备也罢都能融会贯通

「だからあいつは動かずに全部を持っていて、誰であろうがそいつの扉から追放できる」
とんでもなく面倒くさい能力だ、幻想郷の賢者という肩書きはまったくもって伊達じゃない。
しかし、魔理沙は自分の頬がつリ上がり、気分が高揚してきているのを感じた。
「ははは、面白いな。悪いけど、相手が自分より強いのはよくあることなんだぜ」
“所以这家伙不用动就拥有全部、无论是谁都能放逐的门。”
这是种非常麻烦的能力,幻想乡贤者的头衔真不是虚假的
但是,魔理沙感到嘴角上扬,情绪高涨
“哈哈,真是有趣。但是抱歉,对手比自己强的情况很常见DA☆ZE。”

未知の能力、強大な力、生まれついての種族、努力で埋まらない才能の差……。
それを超えたところに魔法の、自分の信じる力はあって、いつだって乗り越えてきた。
扉をなんとかしないといけない、扉を無くすことは出来ないが……無効化できるなにか。
「ちょっと考えれば簡単なことだな。さあて、再戦といこうか」
未知的能力、强大的力量、天生的种族,这些都是努力无法填补的才能之差…
能超越之处只有魔法,自己所相信的力量,无论何时都能跨越难关
必须想办法去除门,门不能丢到…那什么能使之无效化
“稍稍思考就发现很简单了。那么,再战吧。”
故事二

「……って、わけでな! 負けたままでいられん、ちゃんと秘策を持ってきたぜ!」
とんが帽子を片手で直し、にやリと笑って、高らかに再挑戦を魔理沙は宣言した。
「ほう、土用の力を持ってきたか…。悪くない」
隠岐奈は興味深げに魔理沙の背中を凝視する。
“啊…,不能这样! 不能一直输下去,我带着秘计来了!”
单手扶正帽子,哈哈大笑,魔理沙高昂地宣布再次挑战
“嗬,带来了土用的力量吗…。还不错。”
隐歧奈兴致勃勃地凝视着魔理沙的背

「今のお前の背中の扉は、もっとも生命力が失われる季節の境目。確かに私の技も通じないな」
ミニ八卦炉の発射口を隠岐奈に向け、魔理沙は「お前の勝も目は潰えた」と言い放つ。
実際はそんなことはない。大規模な異変を起こす神が、能力の一部を封じた程度で揺るぎはしない。
しかし魔理沙は笑う、余裕綽々に楽しんで戦うことこそ、こういうやつを振り向かせるのにはいい。
「ふっふっふ、そう上手くいくとは思わないが、悪くない策だ。そう、全く悪くないぞ人間よ!」
“现在你背上的门,通往的是丧失生命力的季节分界点。确实会阻碍我的技能。”
迷你八卦炉的发射口对准隐歧奈,魔理沙喊出“你胜利的节点已然崩溃!”。
实际上没有这回事。能引起大规模异变的神,哪怕能力的一部分封印了,也不会动摇
但魔理沙笑着,绰绰有余地享受着战斗,让这样的家伙低头就好
“嘿嘿嘿,我不认为会顺利进行,但也是个不错的办法。可以,人类,你引起了我的兴趣!”

秘された神は普通の魔法使いの挑戦を愉快と感じて受けることにした、空間に力が満ちていく。
「実に気に入った! 不採用と言ったことは撤回しよう! 普通の魔法使いよ!その聡明さと大胆さは誠に天晴れである。 一度の不採用を取り消して、再度の挑戦を許そうではないか!」
秘神愉悦地接受了普通魔法使的挑战,空间里布满力量
“我很中意你!我收回之前不录用你的话! 普通的魔法使!你的聪明和大胆真的棒极了
取消之前的不录用,允许你再挑战吧!”

「あいにくあんたの手下になるための試験なんかには全くもって興味ないんだけどな!」
「そうつれないことを言うな、……今度は季節の魔力は使わない! 真なる秘神の秘術をしかと見よ!」
“不好意思,我对成为你手下的测试完全不感兴趣!”
“别说这么无礼的话…这次不会使用季节的魔力! 来看看真的秘神之秘术吧!”

「そうこなくっちゃな! 今度は心置きなく戦わせてもらうぜ! 神様に人間の意地をみせてやる!」
ミ二八卦炉に魔力を充填し、魔理沙が思い描くのは夜空を切り裂くような派手で真っ直ぐな閃光だ。
まばゆい光で何もかもを吹き飛ばし、神を地につけ勝利を必ず認めさせるのだ。
霧雨魔理沙という魔法使いは、有象無象とは違う存在なのだと。決して忘れないように、その目に。
“一定要这样做! 这次我要心无挂念地与你一战! 我要让神看到人类的执着!”
迷你八卦炉中魔力填充,魔理沙想描绘出撕裂夜空的华丽而笔直的闪光
用耀眼的光吹散一切,让神在地上承认胜利
魔理沙这个魔法使,可不是乌七八糟的存在。千万不要忘记她双眼中的决意

異変のない日、何でもない日(没有异变的日子,是无事之日)

御灵卡介绍
退屈とは人生最大の病である、でも怠惰は心地よい。
魔理沙と霊夢は「あぁ、なんか面白いことないかな」
と思いながら神社でぼんやりのんびりとしていた。
果報は寝て待てなふたりの退屈はどこへいくのか?
无聊是人生中最大的病,尽管懒散着很舒服
魔理沙对灵梦说“喂,有什么有趣的事嘛?”
一边想着,一边在神社里发呆晒太阳
因果报应就是睡不着干待着的两人到何处打发无聊呢?
故事一

「あ――……退屈だ。なーんにもやることがない。
こんなに暇なのはいつぶりだ……?」
「あんまり暇暇言わないでよ。こっちまで暇になってくるじやない」
“啊——…好无聊。没什么可做啊。怎么会这么闲啊…?”
“不要说太闲哦。最近可一直不闲啊。”

博麗神社の境内にで。死んだような顔つきで、魔理沙と霊夢は退屈に押しつぶされそうになっていた。
「言わなくたって暇だろ。ずっと空を見上げてるだけじゃないか。若い身空で悲しいな」
「空を見上げることをしているのよ。だから私はあんたと違って暇じゃあないわ。一緒にしないで」
博丽神社内。一副要死的样子,魔理沙和灵梦快被无聊压垮了
“不说也很闲吧。不是一直在躺着望天么?年轻就这么浪费了。”
“我是在望天。但我和你不一样,我没空。别把我混为一谈。”

賽銭箱前の階段に座り込み、虚空を眺めるふたり。
だがその視線は空も、雲も通り抜けて、見はするもの何も見てはいない。
意識もずっと、凪いでしまった海のようで、話してはいるが何も考えてはいなかった。
「退屈とは人生最大の病である、とはよく言ったものだな。このままだと病死する」
「でも怠惰は心地よい、に繋がるんでしょう?じゃあ案外暇なのも悪くないのかもね」
两人坐在赛钱箱前的台阶上,眺望着天际
视线穿过天空,穿过云层,但什么都没看到
意识也一直像风平浪静的大海,虽然还在说话,但什么都没深想
“常话说无聊是人生最大的疾病,这样下去我会病死的。”
“但摸鱼会让人心情舒畅吧?那这意外的闲暇也不错。”

「私は怠惰なんてごめんだ。いつだって刺激を求めているからな。今を時めく若者なもので」
「怠惰を嗜む老いぼれでどうも悪うございました。あ――……誰でもいいから参拝しに来てくれないかしら。今なら快く持て成してあげるのに」
“我不喜欢犯懒呢。我可一直在追求刺激。我还是个弄潮儿呢。”
“我这喜欢懒惰的老家伙真是抱歉呢。啊——…有谁来参拜吧。我会很快地招待你的

「違いない。妖怪でも人間でも仙人でも何でもいいから私たちの暇を解消してほしいぜ」
凪いだ心に風が吹いたよっな気がして、意識を取り戻す。
しかし次の瞬間には、博麗神社にはめったに来客がないということを思い出し、再び考えることをやめるのだった。
“没错。无论妖怪、人类、还是仙人,谁都可以来消解我们的无聊吧。”
感觉风平浪静的心卷起了浪花,恢复了意识
但在下个瞬间,想起博丽神社门可罗雀,再次停止了思考
故事二

「いっそのこと、誰か異変でも起こしてくれないかねえ。そうすれば暇じゃなくなるのにな」
「博麗神社の巫女としてはその意見に賛同するわけにはいかないわね」
"索性谁引起个异变吧。这样我就不无聊啦。"
“作为博丽神社的巫女,我不会赞同这个意见。”

「そうか。……ちなみに、ただの博麗霊夢としてはどうなんだ?この終わりなき退屈から解放されるとしたら、多少の異変ぐらい目を瞑れるんじゃないか?」
「……馬鹿言わないで。私が巫女だろうがそうじゃなかろうが、異変なんで許可しないわよ」
“是嘛?…那么,作为博丽灵梦的如何?如果能从这无尽的无聊中解放出来的话,什么程度的异变能视而不见?”
“…别说傻话了,不管我是不是巫女,都不允许异变发生。”

「あはは。もょっと迷ったな。この私の目はごまかせな……痛ぁ! あ、足を踏むな!」
「あんたがしつこく意味不明なことを言うからよ。ちょっとは反省なさいな」
取り付く島のない霊夢の態度に、ちぇっ、と魔理沙は口をとがらせる。
暇に屈しうな霊夢でも、流石に巫女としての役日を捨てるつもいないらしい。
晴れ渡った空を見上げ、「あ~」と情けない声を漏らす魔理沙。
そんな何気ない行動で頭が刺激されたのか、魔理沙は突然その場に立ち上がると……。
“啊哈哈。有点犹豫了吧。欺骗不了我的眼睛的…好痛! 啊,踩我脚干嘛!”
“因为你总说些莫名其妙的话。稍微反省一下。”
对于灵梦冷漠无情的态度,魔理沙噘着嘴哼着“切。”
即便灵梦沉溺于摸鱼,也没有舍弃作为巫女的职责
魔理沙仰望蓝天发出“啊~”的声音
不知是不是这不经意的行动刺激了大脑,魔理沙突然站了起来…

「そうだ。人里に行って参拝客を捕まえてくるってのはどうだ? 人が無理なら、人里に隠れ潜んでる妖怪でも連れてきて、賽銭でも献上させようぜ」
「ちょっと、いくら暇だからって、流石にそれは横暴なんじゃないの?」
“对了,去人里抓参拜客如何?如果人不行,把藏在人里的妖怪也带过来,让他们献上赛钱。”
“喂喂,这么闲,那也太粗暴了吧?”

「上手くいけば博麗神社のお財布事情も少しは解決されるかもしれないぜ?」
「……確かに。ここ最近、まともな食事をしていないし、妖怪退治が私の仕事だし、その過程で妖怪から何かを巻き上げたって問題ない、か……? 没収、というていなら……」
数刻後、こてんばんにやられた妖怪たちがお賽銭箱にお金を入れる姿が目撃されるのだった。
“如果顺利的话,博丽神社的钱包问题也会得到改善吧?”
“确实…。最近我饭也吃不好,退治妖怪的活还是我干,这过程中从妖怪身上拿点什么也没什么关系吧,是吧…? 如果说是没收的话…?”
一段时间后,被打了的妖怪把钱投入赛钱箱的身姿被目击到

スプラッシュ☆コメット(喷射☆彗星)

御灵卡介绍
霧雨魔理沙は船につかまり、水上を走り回っていた。
どうやら、これは幻想郷の最新のマリンスポーツらしい。
「速いな! けど、まだまだスピードが足りないな!
あっはは! さあさあ、もっと飛ばしていくぜ!」
雾雨魔理沙抓着帆板,在水上来回滑行
看来,这就是幻想乡最新的海面运动
“好快! 但,速度还不够快!
啊啊! 加速、加速,快到飞起来吧!
故事一

夏。それは、もっとも太陽のまぶしい季節。
幻想郷も例外なく、強烈な日差しが大地を照らす。
「あ――ダメだ。この暑さはもう耐えられん」
あまりの暑さに目か覚めた霧雨魔理沙は、うらめしそうに空を見上げる。
「この暑さを乗りきるいい方法はないのか……? 霊夢と水浴びしにいくのも悪くはないが、さすがに飽きるし……うん?」
夏天。那是太阳最耀眼的季节
幻想乡也不例外,强烈的阳光照耀着大地
“啊——受不了。这种炎热已经受不了了。”
被热醒的魔理沙,一脸怨气地仰望天空
“有啥能克服这炎热的好方法…? 和灵梦一起玩水也不错,但毕竟会腻歪…嗯?”

窓に力なくもたれかかる魔理沙。その視界を何かがよぎり、そしてそのまま家の前に落下した。
なんだなんだと見てみれば、そこには天狗の新聞があった。
「契約なんてしてないのに勝手に置いていきやがって……。まーたどうせ大したことない話を大事件にしているんだろ……おろ?」
いつもなら目もくれないデタラメ新聞だが、今回だけは魔理沙の琴線に触れるものが載っていた。
有股力量从窗口迫近魔理沙。不知什么东西从视野中闪过,然后就这样落在了家门口
一看那里,是天狗的报纸
“明明没订阅,还擅自发放…。反正是把没什么大不了的话当成了大事件吧…?”
平时都抬眼不看的荒唐报纸,这次缺刊登了触动魔理沙心弦的东西

「ふむふむ……湖の上を船につかまりながら進むウィンドサーフィンか……。いつもだったら面倒くさいと無視するところ……だが、しかし! こんなに楽しそうなもの、やらないわけにはいかないな!」
新聞に書かれた開催地を頭に叩き込み、魔理沙は家を飛びだした。
“嗯嗯…在湖上抓着船进行帆板冲浪嘛…。平时的话会觉得麻烦而无视…但、但是!
这么有意思的事情,不做可不行啊!”
魔理沙飞出家,一头奔向报纸上的举办地
故事二

「ひいいいいぃぃぃやっほおおおおおおぉぉぉぉ!」
新聞に導かれるままに幻想郷の湖までやってきた霧雨魔理沙。
水着に着替えた彼女は、湖の上で船のようなものにつかまり、そのまま水上を走り回っていた。
「あっははは! これがウィンドサーフィンか! 意外と楽しいな!」
“哇哦!太棒了!”
按着报纸的指引,魔理沙来到了幻想乡的湖边
换上泳装的她,在湖上抓着像船的东西,就这样在水面来回滑行
“啊哈哈! 这就是帆板冲浪吗!意外的开心呀!”

セイルボードと呼ばれる板をつかみながら、あいているほうの手を水面に触れさせる。
大量の水しぶきが魔理沙の身体を襲うが、この暑さの中ではぞの冷たさすら心地いい。
「楽しい……が、まだまだスピードが足りないな! もっとスピード出せるんだろう?
さあさあ、もっと飛ばしていくぜ!」
要領をつかんできたのか、魔理沙はどんどんスピードを上げていく。
一手抓住被称为帆板的木板,另一空着的手接触水面
大量的水花拍打着魔理沙的身体,但在这炎热的夏天却很是凉爽
“爽啊…但,速度还远远不够!还能更快吧?
加速加速,快到飞起来吧!”
也许是掌握了要点,魔理沙不断地加快速度

「弾幕も遊びも、大事なのはパワーとスピードだぜ!
あっはははは! 限界まで速度を上げるぜ、私の邪魔は誰にもさせない!」
その元気な声と明るい雰囲気は、夏の暑さにやられるどころか、見る者に一緒に夏を楽しみたいと思わせるようなものだった。
誰もが暑さに耐えきれず、動くことすらままならなくなる夏の季節。
四季の美しい幻想郷にて、彼女はその夏を心ゆくまで堪能するのだった。
“无论是弹幕还是游戏,最重要的是力量与速度!
啊哈哈!要把速度拉到极限,谁也阻挡不了我!”
那充满活力的声音和开朗的气场,不仅没有被夏天的炎热打败,反而让观众想一起享受夏天。
那是个谁也无法忍受的酷暑,谁也不愿活动的夏天
在这四季美丽的幻想乡,她曾如此享受地度过那个夏天

さあ行こう!異変解決に!(出发吧!为了解决异变!)

御灵卡介绍
「待たせたな! どんな異変もバッチリ解決、
博麗の巫女よりもスピーディで細やかなサービス。
安心安全、明朗会計の霧雨魔法店だ!
さあ犯人を捜しに行くとしようじゃないか!」
“让你久等了!无论什么异变都能轻松解决,比博丽巫女更快更细致的服务。
安心安全,便宜实惠的雾雨魔法店!
走,我们去找犯人吧!”
故事

幻想郷でまた異変が発生した。
守矢の巫女はまず情報を集めに行き、博麗の巫女はどうにでもなると欠伸をひとつ。
そして、霧雨魔法店の店主はというと……。
「待たせたな!。 どんな異変もバッチリ解決、博麗の巫女よりもスピーディできめ細やかなサービスが自慢の魔理沙様の参上だぜ!」
幻想乡又发生异变了
守矢的巫女会先去收集情报,博丽的巫女不管怎样都要先伸个懒腰
然后,说起雾雨魔法店的店主…
“让你久等了。无论发生什么异变都能顺利解决,比博丽巫女更快更细致的服务,以此为傲的魔理沙大人来啦!”

情報収集なんてまどろっこしい。誰かに任せるなんて性に合わない。
風よりも速く犯人を探し出し、嵐よりも激しく場を掻き乱す。
それこそが彼女、霧雨魔理沙流の異変解決術である。
「どんな事情があるにしろ、異変は異変だ。 罪は償え。主に私の成長と名声のために!」
收集情报简直小菜一碟。交给别人做不是她的作风
比狂风更快地找出犯人,比暴雨更激烈地扰乱局面
这就是她,雾雨魔理沙流派的异变解决术
“不管因为什么事,异变就是异变。罪有应得。主要还是为了我的成长和名声。”

構えるは光り輝く八卦炉。跨るは空を自在に飛び回る竹箒。
「弾幕ごっこの準備はオーケー? なに、また心の準備ができてない?
大丈夫、大丈夫。やってる内に身体が温まりゃあ心も勝手にエンジンかかるさ!」
架起闪耀的八卦炉。跨上在空中自由翱翔的竹扫把
“准备好弹幕游戏了吗?什么,还没做好心理准备嘛?
没事,没关系。干起来就是热身好后,心也会轻松地轰鸣启动。”

「もうこれ以上は待たないぜ。急がないと霊夢が来ちまうからな。
え? もう後ろに来てるって心配するな、ただの見間違いだよ。
そうでなければ他人の空似さ。今回の主役は、この霧雨魔理沙だ!」
さあ始めよう。霧雨魔理沙の名をとどろかせる、派手で過激な異変解決を。
“不能再等了。不快点的话,灵梦就来了。
唉? 担心已经落后了么,那只可能是看错了。
不然的话就是相似的路人。这次的主角,只能是雾雨魔理沙!”
开始吧。名为雾雨魔理沙的存在,会华丽激烈地解决异变

星の光に照らされて(在星光的照耀下)

御灵卡介绍
「ふんふん、なるほど。こいつは面白そうだぜ」
月明かりに照らされながら、本を読みふける魔理沙。
普段の態度からガサツに思われることの多い彼女だが、
人間でありながら魔法を扱うための努力は人並みではない。
“哼哼,原来如此。这看起来很有趣DA☆ZE。”
月光的照耀下,魔理沙在埋头读书
平日的态度让人觉得很粗鲁的她
却仍为汲取更多的魔法而异常努力,无人出其右
故事

「ふんふん、なるほど。これは面白い反応が出た。この本、パチュリーから借りてきて正解だったな」
深夜、星の光に照らされる魔理沙の住む小屋。
彼女は分厚い魔道書と首っ引きで、手に持ったフラスコの反応をつぶさに観察していた。
人間でありながら、妖怪さえ圧倒する彼女の魔法は、こうした日々の努力で身につけたものだ。
「次はこいつを試してみるか。そうだな、ちょっと私なりにアレンジを加えてみて……」
“嗯嗯,原来如此。有趣的反应出现了。看来从帕秋莉那里借来这本书是正确的。”
深夜,星光照亮了魔理沙居住的小屋
她向厚厚的魔法书伸长脑袋,仔细观察着手里烧瓶的反应
虽然是人类,但她的魔法连妖怪都能压制,是通过每天努力掌握的
“下次试试这家伙吧。是的,我先收拾一下…。”

魔理沙は手慣れた様子で、机の上に広げた大きな本にさらさらとスケッチしていく。
その所作は普段のガサツにも見える態度からは想像も出来ないぼど、丁寧で美しい。
「この魔法が出来たら、最初は誰に見せてやろうか。アリスに見せるか?
いや、やっぱりパチュリーのほうが面白いか?」
魔理沙已然熟练,在桌子上展开的大书上疾驰地画下来
这和平时看到的粗糙的态度是无法想象出来的,有种宁静的美
“这个魔法成功了,最初要给谁看呢? 让爱丽丝看看?
不,果然还是让帕秋莉看更有趣?”

鼻歌交じりにペンを走らせる彼女の脳裏には、ふたりの親友の顔が思い浮かぶ。一癖も二癖もある魔法使いたちだが、魔理沙と同じく魔法に対する情熱は誰にも負けない。
「見せたらびっくりするだるうな。私にしてはちょっと珍しいタイプの魔法だし。今から楽しみだな」
魔理沙哼着小曲奋笔疾书,脑内浮现出两位好友的面孔。虽然魔法使们都难以相处,但和魔理沙一样,对魔法的热情不输任何人
“展示的话能吓你们一跳。这可是我珍藏的魔法。现在有点期待了呢。”

そんな親友たちに負けないぐらい、魔理沙も並々ならぬ熱意で魔法に向き合っている。
彼女にとって魔法は人生そのもの。より深く探求するために、こうして寝食を忘れて没頭していた。
一体何が彼女をそうさせるのかは誰にも分のらない。生まれついての性分なのだろう。
ただの人間でありながら、その身に宿す精神は正しく魔法使いそのものだ。
「さて、と……明日が楽しみだぜ。見てろよ、アリス、パチュリー。
こういう魔法もアリなんだぜ?」
对于学习魔法,魔理沙也有着不输给好友们的热情
对她来说魔法就是人生。为了更加深入的探索,就这废寝忘食的沉溺其中
谁也不知她为何这样做。也许是天生的性格吧
虽然只是普通人,但她身体里寄宿着真正的魔法使精神
“那么…好期待明天的到来。看着吧,爱丽丝,还有帕秋莉。
这样的魔法也是存在的DA☆ZE?”

ある少女の記憶

御灵卡介绍
「何でも屋の霧雨魔法店の魔法使いだぜ!
妖怪やら異変やら変なことで困ったら
身近な私に気軽に相談しに来いよな!
霊夢よりも笑顔とサービスには自信があるぜ!」
“我是万事屋雾雨魔法店的魔法使DA☆ZE!
无论妖怪呀,异变呀,或因奇怪的事情而困扰,
请来我身边轻松愉快的商量吧。
我相信我的笑容与服务比灵梦更好!”
故事

妖怪退治の専門家といえば、博題神社の巫女だろう。
しかし、幻想郷にはもうひとり、妖怪退治を生業とする少女がいる。
「何でも屋の魔法使いだ。妖怪やら異変やらで困ったら、身近な私にまず相談しに来いよな。文句たらたらの霊夢なんかじゃなく、この私にな」
说到妖怪退治专家,应该是博丽神社的巫女吧
但幻想乡还有个以退治妖怪为生的少女
“我是万事屋的魔法使DA。如果因妖怪或异变而困扰的话,请直接来我身边商谈吧。我才不会像灵梦一样满口怨言。”

霧雨魔法店を経営している、若き魔法使い見習いこと、霧雨魔理沙。
多少手癖が悪いことに定評がある彼女たが、妖怪退治の腕前は本物だ。
「これでも異変をいくつも解決してきた実績があるんだ。⋯⋯まあ、解決した数で言えば霊夢のほうが多いんだけど」
雾雨魔理沙是经营着雾雨魔法店的年轻见习魔法使
虽然公认有点不良癖好,但她退治妖怪的能力货真价实
“至今为止也有几次解决异变的成绩了。嘛…,就解决的数量而言,还是灵梦更多”

霊夢が天賦の才で妖怪を蹴散らすなら、魔理沙は努力にほるパワー。
どんなに強大な敵が立ちはだかろうとも、彼女は持ち前の火力でその壁ごと消し飛ばす。
「弾幕は火力だぜ。美しさも重要だが、相手を圧倒できなきゃ論外だ。私のマスタースなら、神だろうが妖怪だろうが一発KOだ!」
如果灵梦靠天赋的才能将妖怪打散,那魔理沙就是努力所获得的力量
无论多么强大的敌人阻拦她,她都会用举在面前的火力将这墙壁崩坏吹飞
“弹幕就是火力DA☆ZE。美丽固然重要,但不能将对手压制就另当别论DA。我的Master Spark,无论是神还是妖,一发KO!”

「ところで、何か仕事の依頼はないか?今、ちょーっとだけ財政難でな。異変でも妖怪退治でも雑用でも何でもこい!」
なんとも言えない頼りの無さも、ある意味彼女の良さであると言えるだろう。
“话说,有什么工作委托么? 现在手头有点紧呀。
无论是解决异变,还是退治妖怪,统统来吧!”
尽管不用多说就知道不靠谱,而从某种意义上说这就是她的优点吧

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