【日本小3道德】11#垃圾站
ゴミステーション(垃圾站)
夏休みに「家の手伝いをする」と言う宿題が出ました。私は、お母さんと相談して、うちのゴミ捨て係になりました。でも、(ゴミ捨てかあ。明日から忘れずに早起きしないとなあ。)と、少し暗い気持ちになりました。
(暑假时有一个“帮家里忙”的作业。我和母亲商量之后,负责帮家里扔垃圾。但是我想着要扔垃圾啊,从明天起不得不记得早起,我稍微有些阴郁起来了。)
夏休み一日目。今日は「燃えるゴミの日」です。燃えるゴミは、生ゴミもあるので重いし、臭いです。しぶしぶゴミ捨てに行きました。
(暑假第一天。今天是“可燃垃圾的日子”。可燃垃圾还有厨余垃圾,又重又臭。我很不情愿地去扔垃圾了。)
ゴミステーションには、近所のお爺さんがいました。
(附近的老爷爷正在垃圾站。)
「おはよう。ゴミをそこにおいてね。」と、笑顔で声をかけてくれました。私は言われた通りに、ゴミをおいて家に帰りました。朝ご飯を食べ、学校の水泳教室に行く途中、ゴミステーションの前を通ると、あのお爺さんがまだいました。
(老爷爷向我笑道:“早上好。把垃圾放在那儿。”我按他所说,放下垃圾后回家了。我吃了早饭,在去学校的游泳教室的途中,经过垃圾站时,看到那个老爷爷还在。)
(あれからずっといたの?自分のゴミを捨てに来ただけじゃないの?)と、びっくりしました。私は、少し立ち止まって何をしているのか見ていました。ゴミ袋が道路に食み出さないよう片付けたり、袋のふちがしまっているか確かめたりしています。
(从刚才起一直都在吗?他不只是来扔自己的垃圾的吗?我很惊讶。我稍微驻足了片刻,看他在做什么。他为了不让垃圾袋挤到道路上,一会整理,一会确认袋口是否系紧。)
「どうしてここを片付けているのですか。」と、思いきって聞いてみました。すると、お爺さんは、「皆の場所を綺麗にすれば、気持ちよく住めるからだよ。それに、ゴミを回収する人がすぐに集められるようにね。」と、汗をいっぱい流しながら笑顔で答えてくれました。
(我下决心问道:“为什么你要收拾这里?”于是,老爷爷汗流浃背地笑着回答道:“因为把大家的地方弄干净的话,住起来舒适。而且,回收垃圾的人也能很快收集垃圾。”)
学校に行く途中、ほかのゴミステーションでは、袋の中からゴミが飛び出していたり、カラスが集まってつついたりしていました。臭いし、見ると嫌な気持ちになりました。
(去学校的途中,我看到其它的垃圾站,垃圾从袋中溢出,乌鸦聚集而来啄垃圾。很臭,看着就不舒服。)
(私達のゴミステーションではそんなことはないなあ。)
(我们的垃圾站不会这样的。)
私は、はっとしました。あのお爺さんがゴミを片付けたり、ルールを守って出すように声をかけたりしてくれているから、自分達のゴミステーションは綺麗なんだということに気が付いたのです。
(我忽然想起,是因为那个老爷爷收拾垃圾,让大家遵守规则扔垃圾,所以我们的垃圾站才很干净。)
家に帰ってお母さんにお爺さんの話をしました。すると、ずいぶん前から綺麗にしてくれていることが分かりました。
(我回到家后对母亲说了那个老爷爷的事。于是,我得知了他从很久以前就开始清理垃圾站了。)
それから私は、自分とお爺さんの違いを考え始めました。
(此后,我开始考虑自己和老爷爷的不同之处。)
(私は、宿題だからお手伝いをしている。お爺さんは、皆のために働いている……。)
(我是因为作业才帮忙的。老爷爷是为了大家劳动……)

