JR西公布各线区收支情况 地方直言“这是在给废线铺路？”“看到数字还是很震惊”

读卖新闻4月12日报道，原标题：

ＪＲ西が公表した区間別収支、地元「廃線への布石では」「数字見せられると衝撃」

ＪＲ西日本が１１日に初めて公表した１７路線３０区間の区間別収支では、１００円の収入を得るのに１０００円以上費用がかかる区間が約半数に上るなど厳しい状況が示された。

JR西日本11日首次公开了17线路30个区间的各线区收支情况，将近一半的区间为了获得100円收入都需要投入1000円以上的支出，显示出情况之严峻。

　同社は沿線自治体による利用促進や支援に向けた議論のきっかけにしたい考えだが、地元は「廃線への布石ではないか」と警戒感を強めている。

虽然JR西的目的是借此机会能够与沿线自治体商讨如何能够提升铁路的利用率，但地方却觉得“这不就是在给废线来铺路吗”而戒心满满。

■衝撃の数字「厳しいと思っていたが」

看到冲击性的数字后表示“没想到如此严峻”

　広島県北東部の山あいにある芸備線・備後西城駅（庄原市）。１日に行き交うのは、１両編成のディーゼル車が上下計９本のみだ。ＪＲ西から駅の管理を受託するＮＰＯ法人・西城町観光協会の山口和男会長（５１）は「収支は厳しいと思っていたが、数字を見せられると衝撃だ」と語った。

位于广岛县东北部山区的艺备线备后西城站，每日往返的列车上下行总共只有1辆编成的内燃车9个班次。受JR西委托管理车站的非营利组织西城町观光协会会长山口和男（51岁）表示：“虽然能猜到收支应该很严峻，但看到实际数字还是很冲击。”

　広島市と岡山県新見市を結ぶ芸備線の中でも、庄原市以東の区間約７０キロは特に利用が少ない。公表された収支では、この区間に含まれる東城―備後落合間（２５・８キロ）は、１００円稼ぐのに２万５４１６円の費用がかかることが示された。

连接广岛市与冈山县新见市的艺备线之中，庄原市以东约70km的区间尤其乘客稀少。根据此次公开的收支，包含在这一区间内的东城-备后落合（25.8km）为了获得100円收入需要投入的费用高达25416円。

　ＪＲ西は昨年６月、庄原、新見両市と広島、岡山両県に利用促進を検討する場の設置を要請。同社も交えて協議し、同１０～１２月には土日祝日に沿線でイベントを開催したほか、臨時快速を使った庄原市内への観光ツアーも実施した。有志の住民らもクラウドファンディングなどでプロ野球・広島カープのラッピング列車を作り、利用を促した。

JR西在去年6月向庄原、新见两市与广岛、冈山两县要求安排一个场合以讨论如何促进铁路使用率提升。经过讨论之后，不仅同年10-12月的周末与节假日在沿线举行了活动，还开行临时快速开展前往庄园市内的观光旅行。热心居民还发起众筹，将列车涂装成职业棒球队广岛东洋鲤鱼的主题，以提升使用率。

　この結果、期間中の土日祝日の１日平均乗客は２・３倍に増加したが、それでも１５４人にとどまる。利用促進にも関わった山口さんは「通学に使っている高校生もいる。先は不安だが、やれるだけの努力は続けたい」と話した。

受此影响，活动期间的周末节假日日均乘客增加了2-3倍，但即便如此也仅有154人。作为促进使用活动的参与者，山口先生表示“还有高中生要乘车上下学。虽然未来不明朗，但能做的事情我们都会坚持去做。”

　公表を受け、広島県の湯崎英彦知事は「芸備線の赤字額はＪＲ西全体の収支からみればそれほど大きくない。路線維持をどう考えるかは、国全体で議論しなければいけない」と強調した。

在公布之后，广岛县的汤崎英彦知事强调：“艺备线的总亏损额从JR西整体收支来看占比并不大。对于线路维持要如何考虑，是需要国家整体来进行讨论的。”

■知事「安易な見直し認めがたい」

知事：轻易就改变现状是无法接受的

　２０１８年に三江線が廃止された島根県では、山陰線や木次線などが公表対象となった。中でも木次線・出雲横田―備後落合間は、１００円の収入に対し６５９６円の費用が必要とされた。

岛根县在2018年三江线废线之后，这次山阴线和木次线也成为了公布的对象。其中木次线出云横田-备后落合区间，获得100円收入需要投入的费用达6596円。

　丸山達也知事は「改めて強い危機感を持った」としたうえで、「鉄道はネットワークとしてつながっていることで最大限の効果を発揮する。ＪＲ西は多額の国民負担を伴って民営化されており、採算性のみによって、安易に地方路線の見直しを行うことは認めがたい」とさらなる廃止にくぎを刺した。

丸山达也知事在承认“确实重新激起了强烈的危机感”的同时，还表示：“铁道线网要连起来才能发挥最大的效果。JR西在背负沉重的国民负担之下进行了民营化，只因为盈利水平就轻易开口提改变现状这种做法是无法接受的。“对废线这一点毫不松口。

　観光関係者にも不安は広がる。特産のカニやホタルイカを求めて多くの観光客が訪れる兵庫県新温泉町。玄関口の浜坂駅がある山陰線の利用者は約３０年間で２割弱に減少し、厳しい収支状況が示された。

旅游业者也对此颇为忧虑。兵库县新温泉町有大量游客因为当地特产的螃蟹和萤乌贼慕名而来。作为造访当地的主要方式，滨坂站所在的山阴线乘客在30年里减少了将近两成，收支情况颇为严峻。

　来訪者の多くはマイカーとなったが、浜坂観光協会の沼田宏一会長（６２）は「年配者や雪道の運転に不慣れな人は鉄道を利用する。コロナ収束後の外国人客誘致にも鉄道は欠かせない」と訴える。

对于大量游客改为自驾前来，滨坂观光协会会长沼田宏一（62岁）直言：“年长者和不擅长开积雪路面的人是要坐火车的。考虑到疫情后招揽外国游客，铁路也是不可或缺的。”

　加藤博和・名古屋大教授（公共交通政策）の話　「公表された区間別収支は、鉄道が果たしている役割がコストに見合っていない現状を明確に示している。赤字を全てＪＲ側に押しつけたままにするのではなく、地域の実情に合った必要十分な公共交通は何なのか、地域が主体的に一から議論する機会にすべきだ」

名古屋大学的加藤博和教授表示：“这些公布的各区间收支，明确反映出铁路所承担的职责与所需成本之间并不匹配。不应该继续把亏损全都推给JR这边，根据各地的实际情况，到底什么公共交通手段能满足需求，借此机会正应该在地方的主导之下来探讨这一问题。”