【睡前故事】星の王子さま-プロローグ-01.

《 星の王子さま 》-プロローグ
《 小王子 》-序言
原作:アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ,
原作:安东尼·德·圣-埃克苏佩里,
王子さま:保志総一朗,/小王子:保志総一朗
パイロット:諏訪部順一,/飞行员:諏訪部順一
六歳の時僕は、/我六岁的时候,
体験談という,/在一本名为体验谈的,
原生林について書かれた本で,/讲述原始森林的书上,
素晴らしい挿絵を見たことがある。/见过很漂亮的插图,
それは、,/那是一幅,
大蛇のボアが猛獣を飲み込もうとしている絵だった。/巨蟒正在吞食野兽的画,
本にはこんな説明があった。/在书上有这样一段描述,
ボアは獲物を噛まずに丸ごと飲み込みます。/蛇不咀嚼猎物而是将它整个儿吞下,
すると動けなくなるので、,/由于这个原因蛇就会变的无法动弹,
獲物を消化する半年もの間、ずっと眠って過ごします。/所以在消化猎物的半年期间,就一直处于睡眠中,
僕はジャングルでの冒険についていろいろと考え、,/我想了许多各种各样关于丛林冒险的事情,
自分でも色鉛筆を使って、,/自己也使用彩色铅笔,
生まれて初めての絵を描き上げた。/努力画了出生以来的第一幅画,
その傑作を大人たちに見せ、怖いかどうか聞いてみた。/让大人们看了我的那幅杰作,并试着问了问他们吓不吓人,
すると、こんな答えが返ってきた。/大人们一听,就这样回答了我,
どうして帽子が怖いんだい?/为什么要害怕帽子呢?
帽子の絵なんかじゃなかった。/才不是帽子的画,
ゾウを消化しているボアを描いたのだ。/我画的是正在消化大象的蛇,
でも、大人にはわからないらしいので、,/可是,似乎大人并不明白,
今度はボアの内側の絵を描いてみた。/所以我这一次试着画了蛇的身体内部,
大人には何時だって説明が必要なのだ。/大人们总是需要我说明呢,
僕の二番目の絵では、,/在我的第二幅画上,
ちゃんとボアの中にいるゾウが見えていた。/可以清楚地看到在蛇肚子里的大象,
しかし大人たちは中が見えようが見えまいが、,/可是大人们并不理会是否看得出来,
ボアの絵は片付けて、,/就收起了蛇的画,
地理や歴史、算数や文法の勉強をしなさいと、僕を窘めた。/并且教训我,要好好地学习地理、历史、数学和文法,
こうして、6歳にして僕は偉大な画家になるという夢を諦めた。/就这样,刚6岁的我就放弃了成为伟大画家的梦想,
作品第一号と第二号が共に不評で、,/因为我的第一号作品和第二号作品受到了同样的恶评,
気持ちが挫けてしまったのだ。/令我的心情十分沮丧,
大人というのは、自分たちとは全く何もわかっていないから、,/这些大人们,单靠自己什么也弄不懂,
いつも子供の方から説明してあげなきゃいけなくて、うんざりする。/还老要孩子来、给他们做解释,真是令人厌烦,
僕は別の仕事を選ぶ必要に迫られて、,/因此我只好选择别的职业,
飛行機の操縦士になった。/便成了飞行员,
そして、世界中をあちこち飛び回った。/然后,在世界各地飞行,
地理は確かに役に立った。/地理确实是起到了作用,
僕は一目で中国とアリゾナを見分けることができる。/我一眼就能分辨出中国和亚利桑那州,
夜間飛行で迷った時など、そういう知識があると本当に助かる。/当我夜间迷失方向的时候,那些知识真的帮了大忙。
これまでの人生で、僕はたくさんの重要人物と知り合った。
/迄今为止的人生里,我结识了许多重要人物,
随分多くの大人たちと一緒に暮らしたし、,/也和非常多的政府官员们一起生活过,
マジカにも見てきた。/所以也被看成是个正经人,
それでも僕の考えは、あまり変わらなかった。/即使如此我的想法还是没有多大的改变,
僕は物分りのよさそうな人に出会った時には必ず、,/当我遇见似乎理解力很好的人时,
肌身離さず持ち歩いていた作品第一号を見せ、実験していた。/一定会让他看我从不离身的第一号作品,来测试他,
その人が本当に物事の分かる人かどうか、知りたかったから。/因为我想知道,那个人是不是真的很通事理,
でも、答えはいつも同じだった。 帽子だね。/可是,答案总是相同的。是帽子呢。
その後僕は、ボアの話も、原生林の話も、星の話もしなかった。/那之后我也不再谈论关于蛇、原始森林、还有星星的话题了,
話を合わせて、ブリッジやゴルフや、政治やネクタイの話をした。/我迎合他们的话题,谈论桥牌、高尔夫、政治和领带,
するとその大人は話が分かる相手と知り合えたと言って喜ぶのだ。/这样一来,那些政府官员们就会高兴地说认识了一个能谈得来的人。