【日本中1国语】5#诗的世界

詩の世界(诗的世界)
決まり切った言い方では伝えられないことがある。今までにない感動や溢れる思い、想像した世界や新しい考え方—。(有固定的说法无法传达的事。迄今为止所没有的感动及满溢的感受,想象的世界及新颖的想法。)
それらを何とか伝えようと、言葉に工夫を重ねる時、詩が生まれる。(为了设法将其传达出来,不断凝练语言的时候,诗诞生了。)
言葉のリズムや響きに気を配る。言葉が連想させるものや生み出すイメージに思いを巡らす。そして、一語一語、一行一行の書き表し方にも注意を払って、それまでになかった世界を伝えようとする。(注意语言的韵律。思考语言使人联想到的事及产生的印象等。然后,也要注意一字一字,一行一行的写法,传达出迄今为止所没有的世界。)
詩を読むことは、作者が創り出した新しい世界を知ると同時に、作者が創り出した表現に触れることでもある。(读诗在了解作者创造出的新世界的同时,也接触了作者创造出的表现。)
三編の詩を読み、それぞれの詩は、どのような世界を、どのように創り出しているのかを考えていこう。(阅读三篇诗歌,考虑每一首诗创造出了怎样的世界,又是怎样创造出的?)
てがみ(信)寺山 修司(てらやま しゅうじ)
つきよのうみに
いちまいの
てがみをながして
やりました
(朝月夜的海中
扔出一封信)
つきのひかりに
てらされて
てがみはあおく
なるでしょう
(信被月色
映得靛蓝)
ひとがさかなと
よぶものは
みんなだれかの
てがみです
(世人所谓的鱼
皆是何人的信)
太陽(太阳)八木 重吉(やぎ じゅうきち)
太陽をひとつふところへいれていたい
てのひらへのせてみたり
ころがしてみたり
腹がたったら投げつけたりしたい
まるくなって
あかくなって落ちてゆくのをみていたら
太陽がひとつほしくなった
(想将一轮太阳拥入怀中
置于掌上
滚动
生气时扔出
望着那轮红日渐渐落下时
想要拥有一轮太阳)
魚(うお)と空(鱼与天空)木坂 涼(きさか りょう)
急降下。
鳥が
翼で
海を打つ。
(鸟俯冲下。
用翅
击海。)
鳥は
もう掴んでいる。
波は
海のやぶれ目を
ごまかしている。
(鸟
已抓住了。
波浪
掩盖着
海的裂纹。)
魚は
海を脱げでる。
初めて そして
たった一度だけ。
(鱼
脱离海。
初次 以及
仅有的一次。)
空の高見で
もうひとつの空へ
のまれる。
(前往高空
被另一片天空
所吞噬。)