【日本小3道德】5#祐介的早晨
祐介の朝(祐介的早晨)
「祐介、そろそろ九時よ。ゲームは、終わりにしなさい。」
(“祐介,差不多要九点了。别玩游戏了。”)
「う、うん。あともう少し。」
(“唔,嗯。再玩一会。”)
「いい加減にしなさい。明日の学校の仕度もまだやってないんでしょ。」
(“差不多别玩了。明天去学校的准备还没做吧?”)
お母さんに強く言われ、祐介はしぶしぶゲームをやめて、自分の部屋に行きました。それでも祐介の頭の中は、ゲームのことでいっぱいです。
(被母亲强硬地说道,祐介不情愿地停下游戏,回到了自己的房间。然而,祐介的脑海里依旧满是游戏。)
「ああ、多分、健太さんは、最後までクリアーしちゃっただろうなあ。あっ、そうだ!」
(“啊,健太大概已经通关了吧。啊,对了!”)
祐介は部屋の電気を消すと、ベッドの中でこっそり続きをやり始めました。時間は、どんどん過ぎて行きます。十二時近くになった時、祐介はいつの間にか、眠ってしまいました。
(祐介关掉了房间的灯,在被窝中悄悄地继续玩。时间渐渐流逝。临近十二点的时候,祐介在不知不觉间睡着了。)
「祐介、いい加減に起きなさい。」
(“祐介,差不多该起床了。”)
お母さんの大きな声で、祐介はやっと目を覚ましました。時計を見ると、いつも家を出ている時刻です。
(母亲大声叫道,祐介终于醒来了。一看钟表,是平常出门的时间。)
「どうして、もっと早く起こしてくれなかったの。」
(“为什么不再早点叫醒我呢?”)
「何言ってるの。お母さんは、何度も起こしたわよ。」
(“你说什么呢?我叫了你好几次了。”)
そんなことを言われても、祐介は全く覚えていません。慌てて着替え、朝ご飯も食べず、顔も洗わず、歯も磨かず、ランドセルを持って、急いで家を出ました。
(虽说母亲这么说,但祐介完全没印象。他急忙换衣服,早饭也不吃,脸也不洗,牙也不刷,拿着书包,急匆匆地出门了。)
学校のそばの大通りは、歩道橋が通学路になっています。
(去上学,要在学校附近的大道走天桥。)
「ええい、近道だ。」
(“哎,走近道。”)
祐介は、青信号が点滅している横断歩道を、走って渡り始めました。しかし、信号はすぐに赤に変わり、横断歩道の方に曲がってきた車に、危うくはねられそうになりました。
(祐介跑着过绿灯正闪烁着的人行横道。然而,信号灯马上变红了,祐介差点被从人行横道方向转过来的车撞到。)
「危ないじゃないか!」
(“很危险啊!”)
その車の運転手さんに、大きな声で叱られてしまいました。
(那辆车的司机大声呵斥道。)
その後、何とか遅刻をせずに学校に辿り着きましたが、心臓のどきどきがおさまりません。そして、教室に入り、自分の椅子に座って、辺りを見回しました。すると、皆の机の上には、ペットボトルが載っています。
(之后,祐介虽然好歹到达学校了,但心脏依旧狂跳不已。然后,他走进教室,坐到了自己的椅子上,环视了一下周围。只见大家的桌子上都放着塑料瓶。)
「あっ、しまった!今日の図画工作は、ペットボトルがいるんだった。」
(“啊,糟了!今天的画图手工课需要塑料瓶。”)
昨日お母さんに用意をしてもらっていたのに、祐介は持って来るのを忘れたのです。しかも、図画工作は一、二時間目です。
(昨天明明让母亲准备好了,但是祐介忘记拿来了。而且,画图手工课还是一二节课。)
暫くすると、先生が教室にいらっしゃって、朝の会が始まりました。司会の日直の声も、友達のニュースの発表も、先生のお話も、祐介の耳には何にも入ってきませんでした。
(过了片刻,老师来到教室,开始了晨会。当天的主持的声音,朋友的新闻发表,以及老师的讲话,祐介什么都没听进去。)

