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【睡前故事】星の王子さま-星-32

2022-12-30 04:28 作者:-S0RA  | 我要投稿

星の王子さま-星-32


二番目の星には、自惚れ男が住んでいた。/第二颗星球上住着自恋男。

自惚れ男にとって,他人はみな、自分のファンなのだ。/对自恋男来说,其它人都是自己的fan。

変な帽子を被っているのは,ファンの喝采に答えて挨拶をするため。/他戴着奇怪的帽子,是为了回应fan的喝彩 用来打招呼的,

王子さまの拍手に,自惚れ男が帽子を持ち上げ,恭(うやうや)しくお辞儀をした。/为了回应小王子的掌声,自恋男拿起帽子,恭敬有礼地鞠躬。


王様のところよりは楽しかったが,五分も繰り返したら、飽きてきた。/虽然比皇帝那个地方愉快,可是重复了5分钟之后 他就开始觉得厌烦了。

「その帽子を落とすには,どうすればいいの?」,王子さまは聞いてみた。/[ 那顶帽子掉了的话,要怎么办呢? ],小王子试着问了下。

しかし、褒め言葉しか聞こえない自惚れ男には,質問も全く聞こえない。/可是,只听得到夸奖的话的自恋男,完全没能听到问题。

ひたすら「私を崇拝(すうはい)しているかい」と,聞いてくるばかりだった。/只是一个劲地问着:“你崇拜我吗”

王子さまはちょっと肩を竦めながらこう言った。/小王子耸了耸肩膀 说道。

「崇拝しているよ。でも、なぜそんなことに拘るの?」/[ 崇拜啊,可是,你为什么要拘泥于那样的事呢?]


王子さまはその星から立ち去った。/小王子离开了那个星球。

「大人って、やっぱり本当に奇妙だな。」/「大人,果然真的很奇妙啊」

王子さまは旅を続けながら、そう思った。/小王子一边继续旅行一边这样想着。

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