【日语有声书】被讨厌的勇气03(嫌われる勇気)-岸见一郎 古贺史健

生词
風変わり(ふうがわり)
ようすや性質・行動などが普通と違っていること。また、そのさま。「彼の演出はちょっと~だ」「~な趣味」
・奇特、怪异。
完膚(かんぷ)なきまで
徹底的にやっつけるさま、無傷の部分がないほどにやりこめるさまなどを意味する表現。「~(に)やっつける」「原案を~(に)修正する」
・体无完肤
「しかも面白いことに、前年の七月に、生麦事件の報復のため鹿児島湾に入ったイギリス艦隊と薩摩藩は戦い、完膚なきまでの敗北を喫した。」
自意識過剰
他人は自分のことをどう見ているかを気にしすぎる状態。
・excessive self consciousness
「彼は自意識過剰だと思いつつ、もしかしたら自分たちのことを言っているのかも知れない、と考えた。」
じみる(染みる)
名詞に付く。
いかにもそういう様子に感ぜられる、そういうふうに見えるという意を表す。「子供じみた発言」
・看来好像、彷佛。
「最初、彼がどうして、あのような気ちがいじみた行動をとったかわからなかった。」
「しかし貼り紙を破るなんて、じつに子供じみた行動です。」
背格好
・身材
「太宰も古田も同じ背格好の長身であり、古田の下着が太宰のからだに合ったのである。」
あげつらう(論う)
とりわけ、難点や過去の失敗といった否定的な事項を、細かい事をいちいち取り上げるようにして述べ立て非難するというような意味合いで用いられることが多い。
・数落
「見るだけ見ておけば良いときに、他人の欠点や美点をあげつらう気力は今の彼にはもうなかった。」
「そんな事を苦にする神経をもたない彼は、他から自分の家業柄を何とあげつらわれてもいっこう平気であった。」
ごめんこうむる(御免被る)
嫌だと断る。「面倒なことは~」
・推辞、谢绝。
「村の連中など知ったことじゃない、これ以上の苦労はお断りだ、面倒や危険は御免被ると言えばいい。」
暁(あかつき)
ある物事が実現・完成した際。
・······之际
「では自由を失った暁に、お前は何物を確と手に入れる事ができるのか。」
「この事件をわれわれが必ず解決できるというわけではないが、もしできた暁にはその功績は君のものということにしたい。」
振り絞る
力・声などを精いっぱい出しつくす。
・声嘶力竭。竭尽全力。
「ありったけの意志を最後の一滴まで振り絞って言った言葉のようだった。」
「父親はおそらく、わずかに残された感情のすべての力を振り絞ってその涙を流したのだ。」
手に負えない
自分の力ではどうにもならない。処置に困る。手にあまる。手がつけられない。
・束手无策。More than one can handle.
「初心者にとって、日本語の動詞や形容詞の複雑な活用は、正直いって手に負えない部分もあるだろう。」
「様子をうかがってから、探偵であるわたしの手に負えないようならすぐ警察に連絡します。」
小馬鹿にする
いかにも人をばかにし、軽蔑した扱いをする。
・鄙视、瞧不起人。
「一応世間に知られた会社なのですが、面接での言動が、目に余るほど、人を小馬鹿にするような面接官でした。」
「何故日本は趣味を持った人間が無趣味な人間に小馬鹿にされるんですか?」
はぐらかす
相手の追及を逃れようとして、話の焦点をぼかしたり、ずらしたりして言いまぎらす。「年を聞いても~・して答えない」「話を~」
・打岔、回避。
「嘘をつくのは不可能だったし、返事をはぐらかすのも問題外だった。」
「ほかのバイト講師や事務員に聞いても、適当にはぐらかされるだけだった。」
サディスト【sadist】
虐待狂
取り巻く
まわりを囲む。取り囲む。
・围绕。surround。
「しかし天皇を取り巻く公卿の中に親王を支持する者はひとりも無かった。」
「俺はこの先、お前を取り巻く状況がどう変わるのかを楽しみにしてたんだぞ。」
もがき苦しむ
悩みや苦しみに苛まれること
・痛苦挣扎
「それをどうすることもできずに、ひとりもがき苦しんでいる。」
「死体が発見された室内はいたるところ血まみれで、傷を負った後で被害者がもがき苦しんでのたうち回ったことが容易に推察された。」
嫉み・妬み(ねたみ)
・嫉妒
「同僚たちは私を嫉みと羨望の眼で見るだけに、役所では仕事の手は抜けません。」
「愛情には嫉みを伴ないまた独占を必要としたことは、誰でも知っている通りである。」
どこもかしこも(何処も彼処も)
どの場所と限らず、全体にわたっているようすを表す。どこもかも。「~桜が満開だ」「~傷だらけだ」
・到处都······
『どこもかしこも駐車場』森山直太朗

寛ぐ(くつろぐ)
仕事や心配ごとなどを忘れて、伸び伸びとする。心身をゆったりと休める。気がねなくのんびりと振る舞う。「温泉につかって~」「~・いだ雰囲気」
・放松。relax。
「どんなに愛しい男性がいても、一人で寛ぐ時間だけは失いたくない。」
「兄を交えない一家の団欒はかえって寛いだ暖かい感じを自分に与えた。」
委ねる(ゆだねる)
処置などを人にまかせる。また、すべてをまかせる。「全権を~」「運命に身を~」
・听凭
「可能性の選択は世界を構成する個々人にある程度委ねられているはずだ。」
「この人の手に偶然の出来事がいつおれの性命を委ねてしまうか知れない。」
見出す(みいだす)
見つけ出す。発見する。
・找到。看出。
「そのため、明海は自分の心にではなく相手にその答えを見出そうとした。」
「何の意味もない存在自体に意味を持たせ、価値を見出す言葉こそ呪術だ。」
くべる
・添燃料焚烧
燃やすために火の中に入れる。「薪(まき)を~」
「小屋のそばに炭が積んであったので、それをとってきて囲炉裏にくべた。」
巨万の富を築く
・积累巨额财富
「巨万の富を築く人の多くは、事業者としての社会的な立場かもしれません。彼らがビジネスを作り、その事業を通して多くの財産を手にしています。」
バネにする
「失敗や挫折などの辛い経験を、今後の人生に役立てる」という意味。
くじく(挫く)
勢いをそぎ、弱らせる。おさえる。「弱きを助け強きを~」「出鼻を~」
・挫败
倒錯
社会的規範から外れた行動や嗜好を示すこと。味覚倒錯・性的倒錯など。「~症」
「悪魔崇拝者の王妃は倒錯的な欲望をその蛇に感じたのは事実である。」
「だからこそ、不安の文学でも絶望の文学でも、倒錯小説も叛逆小説もわけはないという事になる。」
器量(きりょう)
ある事をするのにふさわしい能力や人徳。「指導者としての~に乏しい」
・才能、才干。
あたかも(恰も・宛も)
・宛如、恰似。
「あたかも自分の方が漱石先生より経験のある老成人のような口調を使います。」
「年は五十を過ごしているが、顔色はあたかも青年のように生々として赤かった。」
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延伸知识
エディプス・コンプレックス【Oedipus complex】
俄狄浦斯情结
精神分析の用語。男子が母親に性愛感情をいだき,父親に嫉妬する無意識の葛藤感情。人間は乳幼児期から性愛衝動をもち,無意識に異性の親の愛情を得ようとし,同性の親に対しては嫉妬するが,この衝動は抑圧されている。このことを十分理解してなんらかの方法で解放しないと,一種のしこりないし屈折となり,のちに神経症を発症することがあるという考え方。父親を殺し母親と結婚したギリシア神話のエディプス (オイディプス) 王にちなんで名づけられた。
Oedipus was a mythical Greek king of Thebes. A tragic hero in Greek mythology, Oedipus accidentally fulfilled a prophecy that he would end up killing his father and marrying his mother, thereby bringing disaster to his city and family.
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摘录
対人関係のなかで傷つかないなど、基本的にありえません。対人関係に踏み出せば大なり小なり傷つくものだし、あなたも他の誰かを傷つけている。
つまり、われわれを苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」なのだと?