【日本小3道德】23#在SL公园
SL公園で(在SL公园)
「じゃあ、後でね。」
(“那么,待会儿见。”)
これが、学校から帰る時の慎吾達の挨拶だ。慎吾達は、学校から家に帰った後、SL公園に集まって遊ぶ。公園にSLがあるので、慎吾達はそう呼んでいる。何をして遊ぶかは、集まってから決める。
(这是从学校回家时,慎吾他们的招呼。慎吾他们从学校回到家后,要在SL公园集合玩耍。因为公园内有SL(蒸汽机车),因此慎吾他们将公园称作SL公园。要等到集合之后再决定玩什么。)
今日は、鬼ごっこをして遊んだ。その後、SLのそばで休憩している時に、剛が自慢するように言った。「SLの上に登ったことがある人いる?僕、登ったことあるよ。」
(今天大家玩了捉迷藏。之后,在SL旁边休息的时候,刚很骄傲地说道:“有人爬上过SL吗?我爬上过。”)
その時、誰かが言った「本当に?」の言葉に、剛は、「今から、登って見せてやるよ。」と言って、柵の上に立って登り始めた。
(此时,有谁问道:“是真的吗?”刚则回答道:“我现在爬给你们看看。”然后他站到栅栏上,开始攀爬。)
慎吾は、「やめなよ。」と言いたかったけれど、言えなかった。皆が下から心配そうに見ている中、剛はすいすい登ると、SLの上に立ってガッツポーズをした。
(慎吾虽然想说:“别爬。”但是他没说出口。大家在下面担心地看着刚的时候,刚很麻利地爬上了SL,然后站在SL上高举起了双臂。ガッツポーズ用颜文字表示是这样的姿势(*。>∀<)9)
「ね、このとおり。簡単だよ。皆も、登っておいで。」
(“看,就像这样。很简单的。大家也爬上来吧。”)
その言葉に、一人、二人と登り始めたけれど、慎吾は、登ろうとは思わなかった。やがて、下にいるのが慎吾だけになったところで、剛が言った。「早く登っておいでよ。ここに登ると気分いいよ。」
(闻言,一人接着一人开始攀爬,然而慎吾不打算爬。最终,站在下面的只剩下慎吾一人时,刚说道:“快点爬上来啊。爬上这里感觉很好。”)
「う、うん。でも、柵があるんだから、登るのは……。」
(“唔,嗯。但是,有栅栏,攀爬的话……”)
「そんなこと気にするなよ。柵はもっと小さい子のためにあるんだよ。心配するなよ。それとも、勇気がないの?」
(“别在意,栅栏是为了防护更小的孩子的。不必担心。还是说你不敢爬?”)
慎吾は、そうじゃないと思いながらも、言い返せなかった。そこへ、小さな子を連れた女の人がやって来て、SLの上に登っている皆に気付いた。
(慎吾虽然想着不是害怕,但是没有还嘴。这时,一个带着幼儿的女子来了,她注意到了爬到SL上面的各位。)
「何やっているの。だめでしょう。すぐ降りなさい。」
(“你们在做什么?不可以。马上下来。”)
怒鳴ってはいないが、厳しい声だ。皆、しゅんとしてしまった。
(虽然她没有大喊,但是声音严厉。大家都没了声音。)
「落ちたら大変だから、気を付けて降りなさい。」
(“摔下来就糟了,当心点下来。”)
そう言って、皆が降りる様子を見ている。
(她如此说着,然后看着大家爬下来。)
慎吾は、女の人が来たことにほっとした。でも、女の人は、慎吾にも言った。
(慎吾对于女子的到来感到松了口气。但是,女子也对慎吾说道。)
「あなたは登らなかったのね。偉かったわ。でも、皆を止められたら良かったのにね。」
(“你没有爬呢。了不起。但是,如果你能制止大家就好了。”)
帰り道、剛は皆に謝っていた。皆も何か言っていた。
(归途中,刚向大家道歉了。大家也说了些什么。)
でも、慎吾は、剛や皆を止められなかった自分のことを、ずっと考えていた。
(但是,慎吾一直在考虑着没能制止刚和大家的自己。)

