美国硅谷银行倒闭

週末(しゅうまつ)10日(にち)のニューヨーク(にゅーよーく)株式(かぶしき)市場(しじょう)のダウ(だう)平均(へいきん)株価(かぶか)は、4日(にち)続落(ぞくらく)となり、300ドル(どる)以上(いじょう)値下(ねさ)がりしました。

周末纽约股市道琼斯平均股价，连续4天下跌，跌幅超过300美元。

背景(はいけい)にあるのは、IT系(けい)スタート(すたーと)アップ(あっぷ)などへの融資(ゆうし)で知(し)られるアメリカ(あめりか)のシリコンバレー(しりこんばれー)銀行(ぎんこう)の経営(けいえい)破綻(はたん)です。

背景是美国硅谷银行因向IT类启动等提供贷款而闻名的银行。此次资金出现经营缺口。

FRB（連邦(れんぽう)準備(じゅんび)制度(せいど)理事会(りじかい)）の利上(りあ)げが続(つづ)き、企業(きぎょう)の資金(しきん)調達(ちょうたつ)が難(むずか)しくなるなか、顧客(こきゃく)からの預金(よきん)の引(ひ)き出(だ)しが相次(あいつ)いだことが原因(げんいん)とみられます。

随着美联储(联邦储备委员会)继续提高利率，企业融资变得困难，这似乎是由于客户不断提取存款。

アメリカ(あめりか)の銀行(ぎんこう)としてはリーマン(りーまん)ショック(しょっく)以降(いこう)、最大(さいだい)の規模(きぼ)となる今回(こんかい)の破綻(はたん)。今後(こんご)の影響(えいきょう)について、専門家(せんもんか)は、次(つぎ)のように話(はな)します。

作为美国的银行，这是雷曼危机之后规模最大的破产。关于今后的影响，专家进行了论证。

野村総合研究所(のむらそうごうけんきゅうしょ)　エグゼクティブ(えぐぜくてぃぶ)・エコノミスト(えこのみすと)　木内登英(きうちたかひで)氏(し)：「すぐさま銀行(ぎんこう)全体(ぜんたい)がバタバタ(ばたばた)倒(たお)れる状況(じょうきょう)ではないが、世界的(せかいてき)に金融(きんゆう)の不安(ふあん)が出(で)てくると、リスク(りすく)を避(さ)けるために円(えん)を買(か)うという傾向(けいこう)が出(で)てきますので。円高(えんだか)によって、輸出(ゆしゅつ)企業(きぎょう)の収益(しゅうえき)が悪化(あっか)するということで、アメリカ(あめりか)以上(いじょう)に日本(にほん)の株(かぶ)が下(さ)がりやすくなってくる」

野村综合研究所行政经济学家木内登英说：“虽然不是马上整个银行都会扑朔迷离地倒下的状况，但如果全球出现金融动荡，就会出现为了避免风险而买入日元的倾向。由于日元升值，出口企业的收益会恶化，日本的股票比美国更容易下降。”