〜ならでは|日本語能力試験 JLPT N1


【接続】
名詞[辞書形]+ならでは
名詞[辞書形]+ならではの+名詞
【意味】
〜だけが持っているすばらしい〜
〜だけが持っている特有(とくゆう)の〜
〜以外(いがい)にはできない〜
〜でなければ〜できない
~ならでは/~ならではの有一种强调“独特的”的语气
“非......就不能”、“只有......才能”、“只有......才有”
【例文】
①納豆(なっとう)は日本ならではの食べ物(食べ物)だ。
→納豆は日本だけが持っている特有(とくゆう)の食べ物だ。
纳豆是日本独有的食物。
②日本ならではの観光地(かんこうち)へ行(い)ってみたい。
→日本にしかないすばらしい観光地へ行ってみたい。
想去有日本特色的景点看一看。
③このカフェならではの味(あじ)。
→このカフェでしか食べることのできない味。
这种咖啡独有的味道。
④この文化(ぶんか)はこの国(くに)ならではのものだ。
→この文化はこの国特有のものだ。
这种文化是这个国家特有的。
【説明】
「〜ならでは」は「〜だけが持っている、すばらしい〜」という意味を表す文型です。ほとんどの場合は「〜ならではの+名詞」の形(かたち)で使われます😀この文型は高(たか)い評価(ひょうか)を表すなど、いいことに使います😊
「〜ならでは」表示「〜だけが持っている、すばらしい〜」,也就是“只有......才有的”
多使用「〜ならではの+名詞」这样的句式。
「~ならでは」主要用于积极地评价事物。
[例]
納豆は日本ならではの食べ物だ。
→納豆は、くさいしネバネバしているが、日本でしか食べることのできない特有の食べ物だ。
纳豆又臭又黏黏糊糊的,是只有在日本才能吃到的特色食物呢。
「くさい」も「ネバネバしている」もマイナスのことですが、「〜ならでは」を使うと「くさいしネバネバしているけれど、日本でしか食べられない、特別(とくべつ)な食べ物だ」というように、「納豆」に対していい評価を表しています😮
「くさい」(臭的)和「ネバネバしている」(黏黏糊糊的)都是比较负面的内容,但是用到「〜ならでは」这个句型以后,就有了一种表示“只有在日本才能吃到的特别的食物”这种对于「納豆」的积极评价的感觉了。
【補足説明】
「〜ならでは」には「〜ならでは〜ない」という形(かたち)もあります。
「〜ならでは」有时也会写作「〜ならでは〜ない」。
[例]
納豆は日本ならではの食べ物だ
納豆は日本ならでは味わうことができない食べ物だ
「〜ならでは」はお店(おみせ)や会社(かいしゃ)、商品(しょうひん)などのいいところを紹介(しょうかい)するときに使われる文型です😄レストランに行った時などにポスターや広告(こうこく)に使われているのを見る機会(きかい)があるかもしれませんね😉
「〜ならでは」是商店、公司介绍商品等的优势时用到的句型。我们在去饭店的时候也会有可能在海报或者广告里见到使用这个句型。