米式日记2009
夏の終わり(夏天结束了) 0904 17:51
ひとつ、小さなものが終わってしまう。 蝉の鳴いた様な。 一个,小小的东西结束了。 跟蝉鸣一样。
「悲しくないわ」君は言った。 「同じ様に、また、蝉は鳴くの」 “我不难过。“你说到 “跟以前一样,蝉还在叫。”
水面には二人の顔が確かに映る。 そう、嘘をついた。 水面上确实映出两个人的脸。 没错,我撒谎了。
「褪せてしまったものに、命は無いわ」彼女は悲しそうに言った。 僕も悲しかった。 “褪色的东西,没有生命。”她悲伤地说。 我也很悲伤。
まるで実態の無いものに触れるかの様に、僕らは入れ違いになる。 恐ろしい位に、透明だった。 就像接触到了没有实际情况的东西一样,我们搞错了。 在可怕的位置上,透明般。
「向日葵を見に行こう」と、僕は言った。 “去看向日葵吧。”我说。 君は疲れた顔で返した。「多分もう、枯れてるわ」 你一副疲惫的样子对我说。“大概已经枯萎了。”