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秒速五厘米(个人译、双语版)

2022-02-10 15:40 作者:小惡  | 我要投稿

目次

第一話:桜花抄

第一章:樱花抄

第二話:コスモナウト

第二章:宇航员

第三話:秒速5センチメートル

第三章:秒速五厘米

解説:西田藍

第一話:桜花抄

第一章:樱花抄

1.1

「ねぇ、まるで雪みたいだね」と、明里は言った。

「看,好像雪一样」明里这么说到。

それはもう十七年前のことで、僕たちは小学校の六年生になったばかりだった。

那是十七年前,那还是我们刚开始上小学六年级的事情。

学校からの帰り道で、

在学校回去的路上,

ランドセルを背負った僕たちは小さな雑木林の脇を歩いていた。

我们背着书包走在小树林旁边。

季節は春で、

季节是春天,

雑木林には満開の桜が数えきれないくらい並んでいて、

小树林里有数不尽的盛开樱花

大気には無数の桜の花びらが音もなく舞っていて、

空中弥漫着无数樱花在无声的舞动,

足元のアスファルトは花びらに覆われていちめんまっ白に染染まっていた。

脚边的沥青完全被花瓣覆盖全部被染成了白色。

空気はあたたかで、

空气很暖,

空はまるで青の絵の具をたっぷりの水に溶かしたように淡く澄んでいた。

天空苍白而美丽仿佛蓝色颜料被溶解在水里

すぐ近くに大きな幹線道路と小田急線のレールが走っていたはずだけれど、

附近肯定有一条大型道路和小田急线的铁道线,

その喧騒も僕たちのいる場所まではほとんど届かず、

那种喧嚣并没有到达我们的地方,

あたりは春を祝福するような鳥のさえずりで満ちていた。

附近充满了鸟儿的鸣叫声仿佛在庆祝春天

まわりには僕らちの他に誰もいなかった。

附近除了我们周围没有任何人



いちめんまっ白:一面真っ白

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