从日本小一课本学语法:狸猫的纺车【久我Masahi的日语课堂】#11

狸の糸車(狸猫的纺车)
昔、ある山奥に、樵の夫婦が住んでいました。山奥の一軒家なので、毎晩のように狸がやってきて、いたずらをしました。そこで、樵は罠を仕掛けました。(很久以前,在某座深山里,住着一对樵夫夫妇。由于是深山中单门独户的一间屋子,每天晚上,狸猫都会过来恶作剧。于是,樵夫设下了陷阱。)
ある月の綺麗な晩のこと、女将さんは糸車を回して、糸を紡いでいました。(某个月色很美的夜晚,女主人转动纺车纺纱。)
キーカラカラ キーカラカラ(吱咔啦咔啦 吱咔啦咔啦)
キークルクル キークルクル(吱咕噜咕噜 吱咕噜咕噜)
ふと気が付くと、破れ障子の穴から、二つのくりくりした目玉がこちらを覗いていました。(女主人突然注意到,纸门破损的洞眼中,有两只圆溜溜的眼珠在窥视这里。)
糸車がキークルクルと回るにつれて、二つの目玉も、くるりくるりと回りました。そして、月の明るい障子に糸車を回す真似をする狸の影が映りました。(随着纺车的转动,两只眼珠也在转动。然后,明亮的月光将狸猫模仿转动纺车的身影投射到了纸门上。)
女将さんは思わず吹き出しそうになりましたが、黙って糸車を回していました。(女主人差点不由得笑出来,但她还是不出声地转动纺车。)
それからというもの、狸は毎晩毎晩やって来て、糸車を回す真似を繰り返しました。(自那之后,狸猫每晚每晚都会过来,反复模仿转动纺车。)
「いたずらもんだが、可愛いな。」(“就恶作剧来说,真可爱啊。”)
ある晩、小屋の裏で、キャーッという叫び声がしました。(某晚,小屋的后面,响起了“哇”的喊叫声。)
女将さんが怖々行ってみると、いつもの狸が罠に掛かっていました。(女主人提心吊胆地去看了一眼,发现是一直来的狸猫中了圈套。)
「可哀想に。罠になんか掛かるんじゃないよ。狸汁にされてしまうで。」女将さんはそう言って、狸を逃がしてやりました。(“好可怜啊。不要中什么圈套啊,会被做成狸猫汤的。”女主人这么说着,放跑了狸猫。)
やがて、山の木の葉が落ちて、冬がやって来ました。(不久,山上的树叶掉落,冬天来了。)
雪が降り始めると、樵の夫婦は村へ下りて行きました。(开始降雪后,樵夫夫妇下山回村。)
春になって、また、樵の夫婦は山奥の小屋に戻って来ました。(春天来了,樵夫夫妇再次回到了深山的小屋里。)
戸を開けた時、女将さんはあっと驚きました。(打开门的时候,女主人“啊”地惊叹道。)
板の間に、白い糸の束が山のように積んであったのです。その上、埃だらけのはずの糸車には巻きかけた糸まで掛かっています。(一捆捆白线像山一样堆积在铺地板的房间。而且,本应该布满灰尘的纺车覆盖上了缠了一半的线。)
「はあて、不思議な。どうしたこっちゃ。」女将さんはそう思いながら、土間でご飯を炊き始めました。すると、
キーカラカラ キーカラカラ
キークルクル キークルクル
と、糸車の回る音が聞こえてきました。びっくりして振り向くと、板戸の影から、茶色の尻尾がちらりと見えました。(“啊,不可思议啊。这是怎么回事呀?”女主人一边如此想着,一边在泥地房间开始煮饭。于是,听到了“吱咔啦咔啦 吱咔啦咔啦 吱咕噜咕噜 吱咕噜咕噜”的纺车转动声。女主人吃惊地回头,从板门的影子中看到了一点茶色的尾巴。)
そっと覗くと、いつかの狸が上手な手付きで糸を紡いでいるのでした。(女主人暗中窥视着,发现以前的那只狸猫用娴熟的手法纺着纱。)
狸は紡ぎ終わると、今度はいつも女将さんがしていた通りに、束ねて腋に積み重ねました。(狸猫纺完纱后,这次又像女主人一直做的一样,将线捆放在腋下不断缠绕起来。)
狸は不意に女将さんが覗いているのに気が付きました。(狸猫忽然注意到了女主人在窥视自己。)
狸はぴょこんと外に飛び下りました。そして、嬉しくて堪らないというように、ぴょんぴょこ踊りながら帰って行きましたとさ。(狸猫一下子跳了出去。于是,似乎非常开心地蹦蹦跳跳地跳着舞回去了。)

词汇
一軒家:孤立的房屋、没有四邻的房屋
いたずら:淘气、恶作剧、使坏;胡搞、调戏、猥亵
罠を仕掛ける:设圈套、设陷阱
糸を紡ぐ:纺纱
キー:表示坚硬物相擦发出的声音
カラカラ:表示坚硬的物体之间连续相碰时发出的声音以及状态
クルクル:表示连续轻快地转动
ふと:偶然、一下
くりくり:圆溜溜;光溜溜;胖乎乎
につれて:随着……
思わず:禁不住、不由得
吹き出す:吹出;喷出;冒出;开始吹(笛);开始刮风;笑出声
叫び声:喊叫声、呼喊声
キャーッ:表示因吃惊、恐惧或受到强烈打击时突然发出的惊叫声
怖々:提心吊胆
逃がす:放跑;错过(机会)
板の間:铺着地板的房间、铺着地板的地方
土間:(在房子内不铺地板的)泥地
積む:堆积、积垒;装载;积累
その上:而且、再加上
振り向く:回头;回顾
そっと:悄悄地;偷偷地
手付き:手的姿势
束ねる:捆、扎;整顿;统领
積み重ねる:堆起来、摞起来;积累;继续
ぴょこん:表示动作敏捷轻快

语法
“吹き出しそう”
动词连用形+そう表示事物发生的可能性。
そうだ是样态助动词,主要用于客观地描述观察到、感觉到的某种情形、样子、迹象、趋势等。
以下三个是否定形式:
形容词词干+くなさそう
形容动词词干+ではなさそう
动词连用形+そうもない
“狸汁にされてしまうで。”
される是动词被动态,被动,看字面意思很好理解,是指主语处于承受动作的立场,“被……”。
动词被动态
五段动词:词尾假名变成动词未然形+れる
一段动词:动词未然形+られる
カ变动词:来(读作こ)られる
サ变动词:される
动词被动句主要有以下四种形式:
主语是人的直接被动:夏目に名前を呼ばれた。(被夏目叫了我的名字。)
主语是事或物的直接被动:プリンが卵と牛乳で作られた。(布丁是由鸡蛋和牛奶做成的。)
带宾语的间接被动:被动者作为主语或主题,因承受他人的动作,受到不好的影响,受影响的部分用を来表示。斉木は乱歩にコーヒーゼリーを食べられた。(齐木的咖啡果冻被乱步吃了。)
自动词构成的间接被动:由受害者作主语或主题。句中的动作虽然不是直接针对主语,但动作所造成的结果使主语受到了不好的影响。雪に降られて、困っています。(因为下雪了,很为难。)
“埃だらけ”
名词+だらけ表示满是……,全是……
“巻きかけた糸”
动词连用形+かける,表示动作进行了一点或者刚刚开始,但在中途停止的意思。
“女将さんはそう思いながら、土間でご飯を炊き始めました。”
“动词连用形+ながら”表示同一主体同时做两个动作,“一边……一边……”,句子重点在后句。
“女将さんが覗いているのに気が付きました”
前面有讲过のに的用法,但是这里のに并不表示不满的心情,也不是却怎么怎么样。
其实,这句的语法点前面也讲过,但是初学者可能会理解错误,所以提一下。
覗いているの,の接在动词后面使其名词化。
……に気が付く是注意到。
总之,注意断句。

作业
1.读课文