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【日本小4道德】23#响彻秋空的嘹亮号角

2021-12-05 16:21 作者:久我まさひ  | 我要投稿

秋空に響くファンファーレ(响彻秋空的嘹亮号角)

「おはようございます。」

(“早上好。”)

「おはよう、涼太さん。今日も朝早くから、張り切っているね。」

(“早啊,凉太。今天也一早开始干劲十足呢。”

ジュニアバンドの朝練習のために少し早く登校する僕を、山口さんはいつも笑顔で迎えてくれる。中町小学校の廊下や校庭を、毎日綺麗にしてくれている山口さん。僕はその元気な声を聞くと、「今日も練習を頑張るぞ。」と言うやる気が湧いてくる。

(因为少年乐队的早间练习,我稍微提早到校,山口一直笑着迎接我。山口每天将中町小学的走廊和校园打扫得很干净。我一听到他那精神饱满的声音,就涌起了“今天也要努力练习。”的干劲。

僕達の「中町小学校ジュニアバンド」は、町の人達も集まる秋の子供祭りで、毎年演奏会を行います。中でも、オープニングのファンファーレをトランペットで吹く上級生の姿を見て、(かっこいいな。)と思っていた僕は、四年生になって早速ジュニアバンドに入りました。

(我们的“中町小学少年乐队”每年要在市民们也聚集的秋日儿童庆典上举行演奏会。特别是看着首演的用小号吹奏嘹亮号角的高年级的身影,我想着好酷啊,于是升入四年级后赶紧加入了少年乐队。

初めてトランペットを手にした僕は、音を出すこともなかなか出来ませんでした。でも、五、六年生の先輩が丁寧に教えてくれたので、少しずつ簡単な曲を吹けるようになりました。そして、皆と一緒に曲を演奏出来るようになると、毎日の練習がもっと楽しくなってきました。

(最初拿着小号的我,都吹不大出声音。但是,五、六年级的前辈们细心地教了我,所以我渐渐能吹出简单的曲子了。然后,自从我能和大家一起演奏曲子了之后,每天的练习也变得更加有趣了。

爽やかな秋の空が高く広がり、子供祭りの朝が来ました。僕達は、胸に「中町小学校」と言う刺繍の入ったお揃いの白いシャツを着て登校しました。校庭では山口さんが、並べてあるお客さん用の椅子を一つ一つ丁寧に拭いていました。

(秋高气爽,儿童庆典的早晨到来了。我们穿着胸口绣着“中町小学”的统一的白衬衫来到了学校。山口正在校园内一把一把地仔细擦拭着排列着的客人用的椅子。

「おはようございます。いつもありがとうございます。」

(“早上好。一直以来多谢了。”

僕が声をかけると、額の汗を拭いながら、山口さんが顔を上げました。

(我说道,于是山口擦着额上的汗,抬起了头来。

「おはよう、今日はいいお天気になって良かったね。私は、中町小学校の伝統あるお祭りで、ジュニアバンドの皆が演奏するのを、本当に楽しみにしているんだ。ジュニアバンドは、中町小の皆をいつも元気にしてくれるからね。今日は、涼太さんの初めての演奏会だね。さあ、頑張って。」

(“早啊,今天是个好天气,太好了。我真的很期待少年乐队的各位在中町小学传统的庆典上演奏。少年乐队总是令中町小学的各位感到精神。今天是凉太的首次演奏会吧?好,加油。”

山口さんはそう言うと、また椅子を丁寧に拭き始めました。

(山口如此说道,又开始仔细地擦拭椅子了。

「ジュニアバンドの演奏が、中町小の皆を元気にしてくれる。」と聞いて、何だかとても嬉しくなりました。そして、僕達の演奏を楽しみにしている皆の顔を思い出すと、「中町小学校」と言うシャツの胸の刺繍が、急に誇らしく思えてきました。僕は刺繍にそっと手を置いて、(ファンファーレの音が町中に届きますように。)と願いながら、一つ大きな深呼吸をしました。

(听到“少年乐队的演奏总是令中町小学的各位感到精神。”后,我总觉得很高兴。然后,我一想到期待我们的演奏的大家的脸,突然感到胸口的刺绣“中町小学”令人骄傲。我轻轻将手放在刺绣上,然后,一边希望号角声能传遍整个城镇,一边深呼吸了一下。

澄みきった秋の空に、子供祭りの始まりを告げるファンファーレの音が高らかに響き渡りました。

(澄澈的秋空中,响彻了宣告儿童庆典开始的嘹亮的号角声。


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