【访谈翻译】Febri 主要STAFF来讲述《孤独摇滚!》的Live场景制作内幕(后篇)

原标题:メインスタッフが語る『ぼっち・ざ・ろっく!』のライブシーン制作舞台裏(後編)
原网页:https://febri.jp/topics/btr_live_3/
翻译:竹林烟雨,校对:你
此处代为发布,与本人无关。

好評をもって迎えられたバンド青春物語『ぼっち・ざ・ろっく!』。そのライブシーン制作の舞台裏を聞くインタビュー後編では、シリーズ後半のライブシーンを中心に本作ならではの苦労、そして手応とともに、本編のユニークなテイストがどこから生まれてきたのか。アニメーションプロデューサーの梅原翔太とライブディレクターの川上雄介に聞いた。
取材・文/宮 昌太朗
好评如潮的《孤独摇滚!》描述的是关于乐队的青春故事。在本次访谈的后篇中,我们将以系列后半部分的Live场景为中心来了解独属于本作的辛苦,然后带着感触(手応とともに)去了解正式演出那独特的风格是从何产生的。为此我采访了动画制片人梅原翔太和Live监督川上雄介。
光源の変化が見どころの第8話
光源的变化成为了第8话的看点
――第8話「ぼっち・ざ・ろっく」は、斎藤監督が自らコンテを担当したエピソードですね。結束バンドが初めてのライブに挑む回ですが、川上さんは技術的なサポートなどを担当したということでしょうか?
——在第8话“孤独摇滚!”中,有过齐藤监督亲自负责分镜的插曲呢。在这一话,结束乐队首次挑战Live,川上先生是负责在技术层面提供支持的吗?
川上 そうですね。CGの方からキャプチャーしたデータが送られてきて、そこから各アニメーターがタイミング込みで作っていくんですが、その際のデータのやり取りを担当しています。あとは光源の設定だったり、美術の発注も必要になるので、そのあたりのチェックもやっていますね。とくにこの第8話は、ライブ中に光源が大きく変化するんです。アニメにおいて、カット内で光が変化する表現はすごく難易度が高くて、美術の色が変わるのに合わせて、セル(キャラクター)の色も変えなければいけない。基本的に撮影で調整することになるんですが、場合によっては作画で影つけを変化させなければいけなかったりするんです。
川上 是的。CG那边把动作捕捉的数据传过来之后,各位动画师不是要从中确认时机(タイミング込み)来制作原画嘛,我负责的就是其中数据交换的步骤。然后我设置光源,因为需要把美术的订单发出去,所以我也负责检查那部分的内容。特别是第8话的Live,光源会有很大的变化。在动画中,在卡内表现光的变化的难度是非常之高的,为了配合色彩的变化,赛璐璐(角色)的色彩也必须改变。虽然基本是在摄影上进行调整的,但根据情况不同,作画时也必须对阴影做出改动。

――たしかに、ライブ中の光の演出が印象的な場面になっていますね。
——确实,在这个Live中,由于光的演出成为了给人印象深刻的场面。
川上 この第8話では、CloverWorksで撮影をやられている佐久間悠也さんが主導する形で全体を管理しています。佐久間さんは以前、『うたの☆プリンスさまっ♪』のライブシーンで照明などを撮影でコントロールされていた経験があって、「こういう風にやれば成立できますよ」と提案していただきました。
川上 第8话是由CloverWorks中擅长摄影的佐久间悠也先生主导的形式,让他来统领整体。佐久间先生曾经在《歌之王子殿下》的Live场景中有过通过摄影来控制照明等方面的经验,他给我们提出了不少建议。

梅原 佐久間さんには最初にテスト映像を作ってもらったんです。立っているキャラクターに対して、背景や光の色、光源の具合が変わっていく映像なんですけど、これをもとにどういう雰囲気にしていくか、撮影さんと一緒に考えていくという流れですね。このタイミングでこういうライトが光るようにしたい、であればキャラクターの色を塗る仕上げさんたちはどういう準備をしておけばいいのか。あるいは、キャラクターの影つけはどうすればいちばんよくなるのか。その映像をもとに準備をしていったんです。
梅原 佐久间先生一开始是制作了一个测试视频,虽然是背景、灯光和光源会相对于角色站位而变化的视频,不过变成了我和摄影一起思考以这个站位为基础时,原来的氛围是怎样的这些问题的情况。在想着希望在这个时机上发出这样的光,这样的话给角色进行上色作业的各位要准备什么才好呢。又或者是在思考角色的阴影要怎样调整才算最好呢。我们就根据那份视频来进行准备。
川上 もともと、撮影の色変化ですべて管理したかったんですが、どうしても難しいカットがあるので、そういう違和感のあるところはセルで影つけを変化させる、という形ですね。曲中のどのタイミングで照明が変わったかを、タイムシートでひとつひとつチェックしていくのは物理的にほぼ不可能なので、こういうテスト映像があって助かりました。
川上 原本是要用摄影的色彩变化来管理全部的,不过因为有些卡不管怎样都还是很难,所以对于那些有违和感的地方就用赛璐璐风格来改变阴影。在物理层面上,想用时间表一个个去检查在歌曲的哪个时机上改变了照明的话是几乎不可能的,所以这样的测试视频帮我们省去了很多工作。
ライブシーンは作画打ち合わせも大変!?
Live场景的作画协商也很辛苦!?
――思いがけない苦労があるんですね。
——真是意想不到的辛苦啊。
川上 今の話に関連したところで言えば、ライブシーンはアニメーターさんとの打ち合わせが大変でした。本題に入る前に説明の時間が1時間ほどかかるんです。たとえば、ステージではアンプから音が流れるわけですけど、アンプは美術さんが背景として描くわけです。一方、キャラクターと楽器はアニメーターがセルで描くんですけど、アンプとキャラクターはどこかで接続しているわけで、どこまでをセルで描いて、どこから美術で描くか。まずその説明が必要になります。あとモーションキャプチャーを使っていますけど、弦を押さえる指の動きまではキャプチャーしていないんですよ。
川上 说起现在这个话题,和动画师协商Live场景还挺辛苦的。进入正题之前的说明就要花上足足1个小时。打个比方,尽管在舞台上,声音是从放大器里传出来的,但美术是把放大器作为背景去画的。另一方面,虽然动画师用赛璐璐风格来画角色和乐器,但是放大器要怎样与角色衔接起来、到哪里用赛璐璐描绘,从哪里开始用美术来描绘。首先这些就有必要进行说明。然后尽管使用了动作捕捉,不过像压弦时的手指运动等等的细节是无法捕捉到的。
梅原 モーションキャプチャーの際、演出さんが同時にスマホやビデオカメラで撮影しているんですけど、それをもとに描いています。
梅原 在动作捕捉的时候,演出同时用手机和摄像头拍摄了视频,那个视频就是描绘的依据。

――手元は、キャプチャーしたデータとは別の動画で撮影しているんですね。
——还拍摄了不同于动作捕捉的视频呢。
川上 そうです。そこから「タイムシートの何コマ目はこういうポージングになっています」ということがわかる参考用の動画を作って、アニメーターさんに渡すんです。他にもドラムだったら、叩いているときはシンバルも動かしてほしいし、ハイハットの開閉は左足のペダルを踏む動きと連動しているので、そこを確認しながら作画してほしい、とか。とにかく準備段階の説明に、すごく時間がかかりました。
川上 是的。我们制作连在时间表的第几格时是什么姿势都能看明白的参考视频,将其交给动画师之后再向他们说明要求。另外如果是鼓的话,在打的时候也希望镲能动,踩镲的开合是和左脚的踏板一起运动的,所以希望他们一边确认这些细节一边作画。总之在准备阶段时的说明非常需要时间。

過去2作の積み重ねから生まれた『ぼっち・ざ・ろっく!』
在过去2部作品所积累的经验中诞生的《孤独摇滚!》
――説明を聞いているだけでも、混乱しそうになります(笑)。『ぼっち・ざ・ろっく!』は劇中歌を収録したアルバムも好評ですね。
——只是在听各位说明,但还是感觉好混乱啊(笑)。收录了《孤独摇滚!》剧中歌的专辑也大受好评呢。
川上 自分の関わったものがみんなに喜んでもらえているというのは、素直にうれしいです。
川上 我所做的事能让大家开心,我由衷感到高兴。
梅原 ライブシーンを作ったのは川上さんなわけで「自分の曲だ」みたいな感じはないですか? 「俺の手柄だ!」みたいな(笑)。
梅原 不是因为Live场景是由川上先生制作的才会有“是我自己的歌啊”那样的感觉吗? 或者说“是我的功劳啊!”那样的(笑)。
川上 まったくないですよ(笑)。モーションキャプチャーのリハーサルの段階で、手元にあるのはシナリオと楽曲だけという状態で、新しい曲をやるたびに「この曲もいちばん好きだ」ってメインスタッフ内で話していたんです。毎回、「好き」が更新されていって(笑)。映像がつく前からどの曲も「素敵な曲だな」と思って聞いていたので、自分の手柄だとは思わないですね。もちろん、映像がついたことでより多くの人に楽しさが伝わったとすれば、とてもうれしいです。
川上 完全没有哦(笑)。在动作捕捉的彩排阶段时,我手头上只有剧本和乐曲,每次为新歌制作动画时都能在主要STAFF之间听到谁说“我也最喜欢这首歌”。每一次,“喜欢”都会更新(笑)。因为在制作视频前不管什么歌听着都觉得是不错的歌,所以就不认为是自己的功劳了。当然,我很高兴做出来的视频能让更多人开心。
梅原 それはもちろん、あると思いますよ!
梅原 那个我觉得当然是有的!

――あらためて振り返ってみて、おふたりにとって『ぼっち・ざ・ろっく!』はどんな作品になりましたか?
——有请两位再次回顾一下,《孤独摇滚!》对两位来说是怎样的作品?
川上 やっぱり、各話のコンテや演出で参加するよりも、思い入れの深い作品になったなと思います。初めてメインスタッフとして関わったのは『ワンダーエッグ・プライオリティ』だったんですが、その次が『ぼっち・ざ・ろっく!』だったわけで、自分にとって大切な作品になりました。
川上 果然,与参与了每一话的分镜与演出相比,这成为了一部寄托了我深深的情感的作品。我第一次作为主要STAFF参与的作品是《奇蛋物语》,而《孤独摇滚!》则是第二次,这部作品对我来说非常重要。
梅原 『ぼっち・ざ・ろっく!』は、斎藤監督や川上くん、あとキャラデのけろりらくんや副監督の山本ゆうすけくんなど、30歳前後の同世代が多かったんです。しかも、みんなすごく楽しそうで。彼らは自分より少し下の世代なんですが、ちょっと部活みたいな空気感がありましたね。
梅原 《孤独摇滚!》的主要STAFF是齐藤监督和川上君,然后是角色设计けろりら君和副监督山本ゆうすけ君等人,有很多30岁左右的人。而且大家在制作时看着都很开心。虽然他们都比我年轻,但在与他们共事时能感到有种有些像社团活动那般的氛围。
川上 たしかに、みんなで楽しく作っていた感じはありますね。
川上 确实,大家都做得很开心。
梅原 そういう現場ばかりだと、緊張感がなくなってよくないなと思うこともあるんですけど(笑)。ただ、『ぼっち・ざ・ろっく!』に関しては、その前に『ワンダーエッグ・プライオリティ』と『その着せ替え人形は恋をする』で一緒だったスタッフが多かったので、楽しそうな空気感ができあがっていたのかなと。
梅原 虽然制作现场如果都是那样子的话,感觉没有些紧迫感还是不太好的(笑)。只是对于《孤独摇滚!》,有很多STAFF是在之前一起做《奇蛋物语》和《更衣人偶坠入爱河》的,所以才有了开心的氛围吧。
川上 いや、楽しかったです。だいたいどの作品をやるときも、僕は楽しくやっています!
川上 不,真的很开心。不管什么作品我都做得很享受!
