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【日本小4道德】4#明年也等着你

2021-10-13 19:04 作者:久我まさひ  | 我要投稿

また来年も待ってるよ(明年也等着你)

ガサガサ。ゴソゴソ。

(沙沙。窸窸窣窣。)

「あっ、フクロウがやって来た。」

(“啊,猫头鹰来了。”)

毎年、僕の家には、フクロウがやって来る。夏が近付くと屋根裏に巣を作りにやって来るんだ。

(猫头鹰每年都会来我家。临近夏天时,它们来屋顶下筑巢。)

「今年も来たよ。また、一緒に遊ぼうね。」って、フクロウが、言っているような気がするんだ。

(“今年也来了。再一起玩吧。”猫头鹰似乎在如此说道。)

フクロウの可愛いところは「顔」だ。ぱっちりした目に、ちょっと曲がった喙。思わず、近付いてみたくなる。フクロウの後ろに回るとフクロウの顔も後ろに向くので、とても面白いんだよ。特に、体は動かずに顔だけ動くところが、最高なんだ。

(猫头鹰的可爱之处是脸。大大的眼睛,稍微有点弯弯的喙。我不禁想接近它们。绕到猫头鹰后面时,它的脸也转向了后面,非常有趣。特别是它不动身体只动脸,最有趣了。)

「君には出来ないだろ。」って言う、フクロウの声が、僕には聞こえたよ。

(我好似听到猫头鹰的声音:“你做不到吧?”)

フクロウは、僕の家の屋根裏で卵を産む。今年は、三つ卵を産んだ。そのうち、二羽の雛が孵った。雛に僕は名前を付けた。「うん」と「ピー」で、繋げて言うと「うんピー」だ。「うん」と言う名前は、うんちばっかりするからで、「ピー」と言う名前は、「ピーピー」鳴くからだ。「うんピー」は、屋根裏をうんちだらけにして育った。

(猫头鹰在我家屋顶下下了蛋。今年下了三个蛋。其中孵出了两只雏鸟。我给雏鸟取了名字。“嗯”和“皮”,合起来说的话是嗯皮。

“嗯”是总是在拉屎,“皮”是在啾啾地叫。嗯皮成长时把屋顶下弄得到处都是粪便。

僕は、おすがとってきた獲物を、めすが雛に食べさせているところが一番好きだ。親は優しくて、雛はその優しさに満足している感じがするからだ。その時の雛の顔が幸せそうでいいんだ。僕のお母さんもとても優しい。僕が抱っこしてもらって、甘えている時と同じだね。

(我最喜欢的是雌鸟将雄鸟捕来的猎物给雏鸟吃。因为有种雏鸟满足于父母的温柔的感觉。那时雏鸟的表情看上去很幸福很棒。我的母亲也非常温柔。和我被抱着撒娇的时候一样。)

うんピーは、生まれてから二十日ほど経つと、顔つきもフクロウらしくなり、鳴き声も力強くなった。大人になると、野ネズミなどを丸呑みにしてしまうらしい。うんピー達が出て行った後巣を見てみると、死んだモグラもあった。フクロウの雛は可愛いけれど、自然の中で生きていくために、そんな恐ろしいことをしていたのかな。きっと、狩りの練習をしていたに違いない。

(嗯皮出生后经过了二十日左右,脸也长得像猫头鹰了,鸣叫声也有力了。长大后,它似乎还会将野老鼠等整个吞掉。嗯皮它们出去后,我看了一下巢穴,看到还有死掉的鼹鼠。猫头鹰雏鸟虽然很可爱,但为了在自然中生存,还做了如此可怕的事啊。一定是为了练习狩猎。)

人と鳥の世界は違う。生き方も違う。鳥は、大きい動物に食べられたり、人間に銃で打たれたり、森には危険がいっぱいだ。辛いことも沢山あるだろう。力もいっぱいいるだろう。けれど、頑張って生きている。

(人与鸟的世界不一样。生活方式也不一样。鸟会被大的动物吃掉,或是被人类的枪击中,森林中充满了危险。艰苦的事也有很多吧。还需要很多的力量。然而,它们努力地生存着。)

ピーは、嵐の夜に家を出た。うんも出て行った。親から離れ、自分の力で生きていくんだ。

(皮在暴风雨之夜离开了家。嗯也走了。它们离开了父母,靠自己的力量生存。)

「うんピー、立派に育ってね。」

(“嗯皮,要茁壮成长啊。”)

フクロウが家を出ていった後、森の方から、「ホーホー。」と声が聞こえて来ることがある。うんピーかな。

(猫头鹰离开家后,从森林的方向传来过吼吼的声音。是嗯皮吗?)

「また、来年も待ってるよ。」

(“明年也等着你。”)


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