【平锅专栏】日语听力自测(1)自然災害


日语听力自测(1)
本系列是赵平教授率领的团队正在为苏州大学出版社创作的教科书之一部分,同时暂先借助初歆平台提供给各位日语中等程度的学习者做自我听读测试。学习者可先不看文字,只听录音,测试下自己的听读理解能力,然后根据「ポイント」的提示查阅语法,进一步确认核心句型中的每一个语法现象。这些语法现象在主课文和基础会话还会进一步重复出现。欲想进一步提升者,请等在成书后购买并进行深度学习。

第1課 自然災害
ポイント
1. 句型「~だけのことはあって」「~というわけだ」「~から~にかけて」
2. 形式体言「ところ」及其相关句型「~ところだが/ところ(を)」「~ているところだ」「~ところに/ところへ/ところを」
3. 使役态「~せる/させる」
核心会话
01

新しい言葉
災害(さいがい)⓪〔名〕灾害,灾祸繰り返す(くりかえす)③⓪〔他五〕反复催促(さいそく)①〔名・他サ〕催促;催收やっと⓪〔副〕※终于先方(せんぽう)⓪〔名〕对方出荷(しゅっか)⓪〔名・他サ〕出货スムーズ(smooth)②〔名・形动〕♡顺畅特別(とくべつ)⓪〔名・形动・副〕特别,格外作り上げる(つくりあげる)⑤〔他一〕※做完;伪造プラン(plan)①〔名〕♡计划,方案恵み(めぐみ)⓪〔名〕恩惠恵みの雨(めぐみのあめ)〔慣〕※及时雨大口(おおぐち)⓪〔名〕♡大宗;大话;大口タイミング(timing)⓪〔名〕♡时机(恰当)赤字(あかじ)⓪〔名〕♡入不敷出,赤字積み上げる(つみあげる)④〔他一〕堆积(起来)商品(しょうひん)①〔名〕货品,商品抱える(かかえる)④⓪〔他一〕※担负;抱思いがけず(おもい掛けず)⑤〔副〕意外泣きべそ(なきべそ)⓪〔名〕哭丧的脸掻く(かく)①〔他五〕挠;拨泣きべそを掻く(なきべそをかく)〔慣〕※做出哭丧着脸(的样子)俺(おれ)⓪〔代〕※(男性第一人称代词)我秘策(ひさく)⓪〔代〕秘技;密谋納得(なっとく)⓪〔名・他サ〕♡理解;信服
1.
A:繰り返し催促しただけのことはあって、やっと先方に出荷してもらえたというわけか。
B:はい。実はもう少しでスムーズに行かないところでしたが、幸い特別に何とかしてもらえました。
2.
A:月曜日から水曜日にかけて作り上げたプランですけど。
B:恵みの雨ですね。実は、課長に催促されて悩んでいるところだったんですよ。
3.
A:得意先の会社に行こうとしたところへ大口の注文電話がかかってきました。
B:いいタイミングですよ。このまま仕事が来なければ赤字になるところでした。
4.
A:山のように積み上げた商品を抱えて悩んでいたところに思いがけずいい注文が入った。助かったよ。
B:君、泣きべそを掻いているところを写真に撮られたそうだね。
5.
A:生きるか死ぬかと言うところに、趙さんを先方に行かせて、俺の秘策で相手先を納得させたんだ。
B:わぁー、素晴らしいですね。部長の秘策を聞かせて頂けませんか。
本文
02

新しい言葉
天災(てんさい)⓪〔名〕天灾,自然灾害やってくる(遣って来る)④〔自カ〕※到来天災は忘れた頃にやってくる(てんさいはわすれたころにやってくる)〔慣〕※天灾总是防不胜防大なり小なり(だいなりしょうなり)〔慣〕※大大小小何らか(なんらか)〔連〕♡一些,某些降りかかる(ふり掛かる)④〔自五〕♡(灾难)降临;(雨)落下びくびく①〔副・自サ〕♡提心吊胆,战战兢兢おろおろ①〔副・自サ〕♡坐立不安,惊慌失措落ち着く(おちつく)④⓪〔自五〕※稳定;沉着備える(そなえる)③〔他一〕准备憂い(愁い・うれい)③②〔名〕忧虑備えあれば憂いなし(そなえあればうれいなし)〔慣〕※有备无患心構え(こころがまえ)④〔名〕♡思想准备経験(けいけん)⓪〔名・他サ〕经验,经历火事(かじ)①〔名〕火灾防災(ぼうさい)⓪〔名〕防灾避難(ひなん)①〔名・自サ〕避难消火器(しょうかき)③〔名〕灭火器取り扱う(とりあつかう)⑤⓪〔他五〕※使用;对待レクチャー(lecture)①〔名・自サ〕演讲,解说多少(たしょう)⓪〔名・副〕多少;稍微揺れ(ゆれ)⓪〔名〕♡
揺れる(ゆれる)⓪〔自一〕※摇晃冷静(れいせい)⓪〔名・形动〕冷静オオカミ(おおかみ・狼)①〔名〕※狼いたずらっこ(悪戯っ子)④〔名〕淘气包非常ベル(ひじょうbell)④〔名〕(火灾等)警报,警铃非難(ひなん・批難)①〔名・他サ〕谴责,责备耳にする(みみにする)〔慣〕※听说ナマズ(鯰)⓪〔名〕鲇鱼予知(よち)①〔名・他サ〕预知言い伝え(いいつたえ)⓪〔名〕♡传说地下(ちか)①②〔名〕地下大ナマズ(おお鯰・だい鯰)③大鲇鱼暴れる(あばれる)④⓪〔自一〕♡乱闹;横冲直闯よる(因る・由る・依る・拠る)⓪〔自五〕※因为自信(じしん)⓪〔名〕信心,把握まじめ(真面目)⓪〔名・形動〕认真調べる(しらべる)③〔他一〕※调查;审问猛者(もさ)①〔名〕勇士,健将
天災は忘れた頃にやってくる
「天災は忘れた頃にやってくる」と言いますが、1年中大なり小なり、何らかの災害が降りかかってくる日本人にとっては、いつもそれを心配しているとびくびくおろおろして落ち着いて暮らせなくなります。やはり、「備えあれば憂いなし」ぐらいの心構えがちょうどよいのでしょう。
日本のような地震国では、普通の日本人はどこにいても、小さい地震は生まれた時から何回も経験します。そのため、学校では地震や火事などに対する防災、避難訓練が毎年行われています。この時には消火器の取り扱い方法についてのレクチャーも行われます。さすがよく訓練されているだけのことはあって、日本人は多少の揺れに対してはとても冷静です。でも、微かに揺れたところへ、オオカミ少年のようないたずらっ子が非常ベルを押したので、たくさんの人が無駄な避難をしたことがあり、子供の親が非難された、という話を、耳にしたことがあります。
昔の日本人はナマズと地震の間には関係があると考えていました。ナマズが地震を予知する、などという言い伝えもあるくらいです。この考えは昔の日本人が「地震が起こるのは地下の大ナマズが暴れているからだ」と考えたことによります。でも、自信を持ってまじめに地震とナマズの関係について調べた猛者はさすがにいないでしょう。
基础会话
03

新しい言葉
地震、雷、火事、親父(じしん、かみなり、かじ、おやじ)〔慣〕※最怵四事:地震、打雷、火灾、老爹父親(ちちおや)⓪〔名〕父亲登場(とうじょう)⓪〔名・自サ〕登场,出场人物(じんぶつ)①〔名〕人物三原(みはら)⓪〔専〕(姓氏)三原いらっしゃる④〔自五・補助動〕※(「行く」「来る」「居る」「行く」的敬语形式)在;来;去;是諺(ことわざ)⓪〔名〕※谚语,成语伺う(うかがう)⓪〔自他五〕※请教単に(たんに)①〔副〕※仅,只迫力(はくりょく)⓪〔名〕※迫力,动人的力量威圧(いあつ)⓪〔名・他サ〕威慑震度(しんど)①〔名〕(地震)烈度飛び出す(とびだす)③〔自五〕※跑出去;飞起一言(ひとこと・いちげん・いちごん)②/⓪〔名・他サ〕※一句话固まる(かたまる)⓪〔自五〕※凝固;稳固怖がる(こわがる)③〔他五〕※害怕喋る(しゃべる)②〔他五〕※说;喋喋不休キャッチボール(和製catch ball)④〔名〕(棒球)投接练习焼き肉(やきにく)⓪〔名〕※烤肉スイカ(西瓜)⓪〔名〕西瓜スイカ割り(西瓜わり)③〔名〕※(夏日海滩游戏)蒙眼棒击西瓜アイス(ice)①〔名〕※冰激凌;冰厳しい(きびしい)③〔形〕※严厉;严肃お父様(おとうさま)②〔名〕※令尊;(对方的)父亲ラジオ(radio)①〔名〕♡收音机好奇心(こうきしん)③〔名〕好奇心ばらす②〔他五〕※分解,弄得七零八散撫でる(なでる)②〔他一〕※抚摩;安抚電化(でんか)⓪〔名・自他サ〕电化,电子製品(せいひん)⓪〔名〕制品解体(かいたい)⓪〔名・他サ〕拆卸;解剖
地震、雷、火事、親父
登場人物:三原(女性) 浦田(男性)
三原:先輩、いいところにいらっしゃいましたね。ちょうど諺の意味について聞きたいところだったんです。一つだけ伺ってもいいですか。
浦田:何ですか。
三原:「地震、雷、火事、親父」です。これは、自然災害と比べて父親の方が怖いという意味ですか。
浦田:ああ、それは、ただ単に、「親父が怖い」という意味でしょう。
三原:でも、それは昔のことで、今はそうでもないでしょう。
浦田:それはそうですけど、うちの父親はやはり地震より迫力があります。
三原:そんなに怖いですか。
浦田:かなり威圧感がありますね。例えば、この間、食事をしようとしたところへ震度5の地震が来ました。私が外へ飛び出そうとしたところ、親父の「動くな」の一言で、石のように固まってしまったんですよ。
三原:なるほど。地震よりお父さんの言葉は怖い、というわけですね。いつもお父さんのことを怖がっているんですか。

浦田:いつもではないです。普段はあまり喋ってはくれないけど、休日の時は、私たちを連れてキャッチボールをやったり、海で泳いだり、ビーチで焼き肉やスイカ割りをしたり、アイスを買って一緒に食べたりすることもよくあります。
三原:へえー、私に言わせれば、「厳しいようで優しいお父様」ですね。
浦田:子供の時、親父が年末から正月休みにかけて組み立てたラジオを好奇心でばらしてしまいました。帰ってきた親父に雷を落とされるんじゃないかと思ったら、「よくばらしたな。これで少しは賢くなっただろう」と頭を撫でられました。
三原:いいお父さんですね。うちの父も優しいですけど、電化製品の解体まではさせてもらえませんね。
持ち歩く日本語
すべては人を介(かい)してやってきます。チャンスは人に乗ってやってくるのです。家に閉(と)じこもっていては、なにも変わらないのです。/事在人为,机随人至。闭门绝户则无机会可言。
