宝塚歌劇花組2番手スター・水美舞斗が来年4月28日付で専科生に


宝塚歌劇団は27日、花組2番手スター・水美舞斗(みなみ・まいと)が来年4月28日付で専科に異動すると発表した。「うたかたの恋」「ENCHANTEMENT(アンシャントマン)―華麗なる香水(パルファン)―」の東京宝塚劇場公演千秋楽を終え、ディナーショー(タイトル未定、来年4月20、21日=第一ホテル東京、同26日、27日=兵庫・宝塚ホテル)を開催した後に、スペシャリスト集団に活躍の場を移す。
水美は花組トップスター・柚香光(ゆずか・れい)らとともに“黄金世代”第95期生の一員として2009年に初舞台。以降、花組生としてステージを重ね、入団7年目の15年に「カリスタの海に抱かれて」で新人公演初主演。10年目の18年に「Senhor CRUZEIRO!(セニョール クルゼイロ)―南十字に愛された男―」で宝塚バウホール初主演。昨年は「銀ちゃんの恋~銀ちゃん、本日も反省の色なし~」で外部劇場初主演。今年6月の「巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~」「Fashionable Empire」で2番手の羽根を背負った。
次回大劇場公演のショーのサブタイトル「華麗なる香水」に盟友・柚香の「香」と水美の「水」が連なっており、同期コンビの絆を強調する舞台になりそうだ。
専科には同期で元月組の輝月(きづき)ゆうまが14年目の最下級生として在籍している。