双六の上手といひし人に:双六の名人という人に聞いた話だが、の意。「双六<すごろく>」は、今の双六ではなくて、二人が盤を隔てて向かい合って座り、交互にさいを振って、出た目の数によって盤上の駒を進め、早く相手の陣に全部入れたものを勝ちとする遊び。インドに起こり、日本には奈良時代に中国から伝来(『大字林』)。
道を知れる教:プロの教えというもの。