志方あきこ VAGRANCY 20周年 迷夢 -Remake ver.-

ベストアルバムの制作が決定した際に思った事と言えば。
「せっかくの20周年、そして、初のベストアルバム!だから、皆さまと何か一緒に楽しめる企画をしてみたい…!
その思いを元に、FANBOXを中心に色々と参加型の企画を行ってみました。そのうちの一つが過去曲のリメイク企画です。
その企画内にてFANBOX参加者様の投票によって「迷夢1が選ばれ、そして、フルリメイクによって新たな装いとなり、ベストアルバムに収録されることとなりました。
企画の詳細はFANBOXの企画概要ページをご参照くださると幸いです…!)
そんな経緯があっての制作ですので、一番悩んだことと言えば、リアレンジの方向性についてでした。
原曲に忠実にリメイクした方がいいのか、それとも、別曲レベルで全く違う方向性にした方がいいのか。正直、個人的にはどちらの方向性でも作り甲斐があるのですが、今回ベストアルバムに収録するにあたってより相応しい方向性はどちらなのか、そして、皆さま的にはどちらの方が嬉しいのかしら……などなど、大変悩んでしまいました。
とはいえ、アレコレ試行錯誤した末に、最終的には落ち着くところに落ち着いた、と言えるリアレンジになった気がいたします。
新たな装いとなった「迷夢」も、一人でも多くの方に気に入っていただけるといいな、と願っています。
そして、もう一つ大いに悩んだことと言えば!
楽器の音域問題です!!
「迷夢」を作った当時は、楽器収録をするなんてことは全く念頭になく、そのため自由に…それこそ楽器の音域という概念をこえて、自由という名の暴挙を繰り広げておりましたとさ。
気持ちはわかる、わかるよ、昔の私!
そうそう、音域の縛りとかそういったものを取っ払って、純粋に音としての響きとそこから受ける印象、色彩(私の中では作編曲の際に音を色としてとらえることが多いです)から自由に曲を作りたかったんだよね!そういうの、すごく楽しいよね!音の世界をどこまでも羽ばたけるよね!わかる、わかるけどつ。無理すぎです!!!!
どんなに私の尊敬するホイッスル奏者、安井敬さんがホイッスルのマジシャンだったとしても、この音域は物理的に無理ッ!よしんば、音を発音できたとしても、もはや、メロディーなんて素敵な代物ではなく、ただの超音波では!?などという自分ツッコミの嵐で、作編曲中ずっと心の中で百面相をしておりました……。
何とか、演奏可能なギリギリのラインの音域までフレーズ等を調整して、楽譜を作成したわけですが……可能範囲とはいえ、やっぱり、音域が高すぎである事実は否めません。というわけで。楽譜に「音域が高くて本当に申し訳ございません…」というお詫びのメッセージを添えて、そっと安井さんに楽譜をお渡しした私なのでした……。
そんな難ありな楽譜&演奏内容だったのですが、ホイッスルのマジシャンはそんなことをおくびにも出さない、素晴らしい演奏をしてくださいました!流石すぎです!!
安井さんだけでなく、楽曲に関わって下さった他の楽器の演奏者様達も、多かれ少なかれ無理目な演奏内容がありつつも、皆さま本当に魅力的な演奏をして下さっています。様々な楽器の生演奏によって、臨場感と躍動感が増した新たな「迷夢」を、ぜひお楽しみいただけますと嬉しく思います!
気持ちはわかる、わかるよ、昔の私!
そうそう、音域の縛りとかそういったものを取っ払って、純粋に音としての響きとそこから受ける印象、色彩(私の中では作編曲の際に音を色としてとらえることが多いです)から自由に曲を作りたかったんだよね!そういうの、すごく楽しいよね!音の世界をどこまでも羽ばたけるよね!わかる、わかるけどつ。無理すぎです!!!!
どんなに私の尊敬するホイッスル奏者、安井敬さんがホイッスルのマジシャンだったとしても、この音域は物理的に無理ッ!よしんば、音を発音できたとしても、もはや、メロディーなんて素敵な代物ではなく、ただの超音波では!?などという自分ツッコミの嵐で、作編曲中ずっと心の中で百面相をしておりました……。
何とか、演奏可能なギリギリのラインの音域までフレーズ等を調整して、楽譜を作成したわけですが……可能範囲とはいえ、やっぱり、音域が高すぎである事実は否めません。というわけで。楽譜に「音域が高くて本当に申し訳ございません…」というお詫びのメッセージを添えて、そっと安井さんに楽譜をお渡しした私なのでした……。
そんな難ありな楽譜&演奏内容だったのですが、ホイッスルのマジシャンはそんなことをおくびにも出さない、素晴らしい演奏をしてくださいました!流石すぎです!!
安井さんだけでなく、楽曲に関わって下さった他の楽器の演奏者様達も、多かれ少なかれ無理目な演奏内容がありつつも、皆さま本当に魅力的な演奏をして下さっています。様々な楽器の生演奏によって、臨場感と躍動感が増した新たな「迷夢」を、ぜひお楽しみいただけますと嬉しく思います!
以下机翻
说到精选辑的制作决定的时候想的事。
“好不容易的20周年,而且,是第一张精选辑!所以,想和大家一起做些什么能享受的企划…!
以那个想法为基础,以FANBOX为中心进行了各种各样的参与型的企划。其中之一就是对过去的歌曲进行重制。
在那个企划内根据FANBOX参加者的投票“迷梦1被选了,然后,通过全重制成为新的装束,收录在精选辑里。
企划的详细内容请参考FANBOX的企划概要页…!)
因为是有那样的经过的制作,说到最烦恼的事,关于后微波炉的方向性。
是忠实于原曲进行重制好呢,还是在其他曲子的水平上进行完全不同的方向性的改编好呢?说实话,就我个人而言,哪个方向都有制作的价值,但这次收录在精选辑里,哪个方向更适合呢?而且,大家更喜欢哪个方向呢……等等,非常烦恼。
话虽如此,在经历了各种各样的错误尝试之后,最终终于找到了归宿。
希望成为新装束的“迷梦”能有更多的人喜欢就好了。
还有一件让我非常烦恼的事!
是乐器的音域问题! !
制作“迷梦”的当时,完全没有乐器收录的事,因此自由地…他超越了乐器音域的概念,展开了名为自由的暴行。
我理解你的心情,我理解以前的我!
对了对了,去掉音域的束缚什么的,从纯粹作为声音的回响和从那里受到的印象,色彩(在我编曲的时候作为颜色把握声音的事多)自由地想做曲子哟!这样真的很开心呢!在声音的世界里展翅高飞吧!我懂,我懂。太勉强了!!!!
不管我多么尊敬的吹口哨的安井敬是吹口哨的魔术师,这个音域在物理上是不可能的!即使能发出声音,也不再是美妙的旋律,而是单纯的超声波。?诸如此类的自我吐槽风暴,在编曲过程中,我一直在心中作怪……。
无论如何,把乐谱等调整到能演奏的极限音域,制作了乐谱……虽说是可能的范围,但还是不能否认音域过高的事实。就这样。乐谱上写着“音域太高,真的很抱歉……”我悄悄地把乐谱交给安井先生,并附上这样的道歉信息……。
虽然乐谱演奏的内容很复杂,但吹口哨的魔术师毫不在意,为大家献上了精彩的演奏!太流石了!!
不只是安井先生,参与乐曲的其他乐器的演奏者们,虽然或多或少有些勉强的演奏内容,但大家都演奏出了真正有魅力的演奏。通过各种各样的乐器的现场演奏,增加了临场感和跃动感的新的“迷梦”,请一定要享受!
我理解你的心情,我理解以前的我!
对了对了,去掉音域的束缚什么的,从纯粹作为声音的回响和从那里受到的印象,色彩(在我编曲的时候作为颜色把握声音的事多)自由地想做曲子哟!这样真的很开心呢!在声音的世界里展翅高飞吧!我懂,我懂。太勉强了!!!!
不管我多么尊敬的吹口哨的安井敬是吹口哨的魔术师,这个音域在物理上是不可能的!即使能发出声音,也不再是美妙的旋律,而是单纯的超声波。?诸如此类的自我吐槽风暴,在编曲过程中,我一直在心中作怪……。
无论如何,把乐谱等调整到能演奏的极限音域,制作了乐谱……虽说是可能的范围,但还是不能否认音域过高的事实。就这样。乐谱上写着“音域太高,真的很抱歉……”我悄悄地把乐谱交给安井先生,并附上这样的道歉信息……。
虽然乐谱演奏的内容很复杂,但吹口哨的魔术师毫不在意,为大家献上了精彩的演奏!太流石了!!
不只是安井先生,参与乐曲的其他乐器的演奏者们,虽然或多或少有些勉强的演奏内容,但大家都演奏出了真正有魅力的演奏。通过各种各样的乐器的现场演奏,增加了临场感和跃动感的新的“迷梦”,请一定要享受!
