徒然草 第123段 無益のことをなして時を移すを、・吉田兼好 日文念书

僻事する人とも言ふべし:「僻事」はまちがい。
国のため、君のために、止むことを得ずして為すべき事多し:国や天皇のためにやむを得ずやらなくてはならないことは多いだろうから、。
その余りの暇、幾ばくならず:そうするともはや残っている時間は無いはずだ。だから、衣食住だけはしっかりしておかなくはいけない、というのである。
四つの事倹約ならば:衣食住に 薬が備わっていれば、の意。ここで言う「倹約」とは、これらにけちけちしろという意味ではない。