003【日语有声书】【逐字高亮】《こころ》《心》 夏目漱石 -上 先生と私(3)

一定の時刻に超然として来て、また超然と帰って行った。
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文法解析:
- 「一定の時刻に」:ある決まった時間になることを表す表現です。
- 「超然として」:「超然」というのは、物事に執着や感情を持たず、冷静で落ち着いていることを指します。「超然として来る」というのは、そのような状態で現れることを表します。
重要な単語解析:
- 「超然」:物事に執着や感情を持たず、冷静で落ち着いていることを指す形容詞。
先生は彼の風変りのところや、もう鎌倉にいない事や、色々の話をした末、日本人にさえあまり交際をもたないのに、そういう外国人と近付きになったのは不思議だといったりした。
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文法解析:
- 「彼の風変りのところや、もう鎌倉にいない事や、色々の話をした末」:「彼の風変りのところ」というのは、先生が持つ奇妙な性格や行動を表しています。「色々の話をした末」というのは、そのような話をしたあとで、という意味を表します。
- 「日本人にさえあまり交際をもたないのに、そういう外国人と近付きになったのは不思議だといったりした」:「日本人にさえあまり交際をもたない」というのは、先生が人付き合いがあまり得意ではないことを表しています。「外国人と近付きになったのは不思議だ」というのは、先生が外国人と交流することが珍しいという意味で、「いったりした」というのは、何度か話題に出されたことを表しています。
重要な単語解析:
- 「風変り」:普通でない、奇妙なことを表す形容詞。
- 「交際を持つ」:人と付き合いを持つことを表す表現。