天声人语Vol.7 月球高层住宅

月面タワマン

月球高层住宅

米国が主導して日本も参加する月面開発「アルテミス計画」が動き出す。アポロ計画から半世紀。基地を建設して長期滞在をめざすという壮大な構想だ。いよいよ人類が月に引っ越す時代が来るのか。

由美国主导，日本等国参与的月球开发计划“阿尔忒弥斯计划”将正式启动。距离阿波罗计划已过半个世纪，该计划提出了一个更为宏伟的构想，即在月球建设基地实现人类长期居住。人类移居月球的时代是否会就此到来？

「宇宙飛行士が先陣争いをした時代は去った。いまの研究はヒトが集団で暮らすには何が要るのかが主流になりつつあります」。そう話すのは京都大ＳＩＣ有人宇宙学研究センター特任准教授の大野琢也さん（５４）。建設大手鹿島の社員でもあり、月に適した建築を研究してきた。

京都大学SIC载人宇宙学研究中心特聘副教授大野琢也表示，“宇航员打头阵的时代已经过去，如今研究的主流方向将是如何实现人类在宇宙聚居。”大野教授同时也是日本建筑业巨头鹿岛公司的职员，长期以来他一直致力于研究适合月球的建筑形式。

水や酸素なら月へ運ぶことができる。だが重力は難題だ。「地球の６分の１しかない。骨はもろくなり、筋肉は弱く、血液成分も減ります」。健康を維持するには地球に近い重力環境をつくりだすほかない。

我们有能力将水和氧气等物质运往月球。不过重力却是在月球生存一大难题。“月球的重力只有地球的六分之一，人类在月球上骨骼会变脆，肌肉会弱化，血液成分也会减少。”为了维持健康，必须要搭建出接近于地球的重力环境。

思いついたのは、上層が広い円錐（えんすい）状の巨大施設「ルナ·グラス」。これをゆっくりと回転させれば、遠心力で重力不足を補うことができる。「水の入ったバケツをぐるぐる回すとこぼれない。その原理を使った人工重力施設です」。

他设想出了一个上宽下窄的圆锥状巨型设施，名为“luna glass”。只要使该设施缓慢旋转，就可以利用离心力弥补重力不足的问题。“装有水的水桶只要不停地转水就不会洒，我构想的人工重力设施便是使用的该原理。”

取材の際、模型を見せてもらった。素人の目には、背の高い花瓶か冷酒をつぐコップのよう。完成予想図では天地のない空間で人々が歌ったり、語らったり、地球を遠く眺めたり。ＳＦ映画さながらの世界である。

我采访中，大野教授给我看了他设想的模型。在我这个外行人看来，它就像是一个高腰花瓶，又像是一个装冷酒的玻璃杯。在效果图中，人们在没有天地的空间内歌唱、交谈、远眺地球。就像是科幻电影中所呈现出的世界一股。

月面居住には中国も意欲を燃やす。アラブ首長国連邦は月どころか火星に６０万人都市を築くと宣言した。わが旅券に「月面到着」のスタンプが押される日を夢想しながら、とりあえず冷や酒をコップについだ。

中国对于在月球居住也很有积极性，阿拉伯联合酋长国甚至放出豪言，不光是月球还要在火星建造一座60万人规模的城市。我梦想着将来有一天自己的护照上被盖上“已到月球”的印章，同时往玻璃杯里倒了些冷酒。