「に至る」の使い方
一、接続
「に至る/に至った」は「連体修飾語」として
「に至って」は「連用修飾語」として
「に至っても」は逆接を表す
「に至ると」は仮定を表す
名詞と動詞原形+に至る
二、意味
に至る⇒「になる」の強調表現 ~に達する
▲深夜になっても会議は続いている=深夜に至っても会議は続いている
常用文型:~に至って~にした。(不満・失望・怒りなどの感情を表す)
前件の状況に迫られて、そして後件の状況にした。(嫌々)
▲日本経済は1950年代前半には戦前並みの水準に回復に至った。
▲さくら銀行が倒産するに至って、人々は事態の深刻さに気付いた。
▲別居に至っては、離婚はもはや時間の問題だ。