声优图鉴——篠原侑
編集部が注目する声優に、仕事に向き合う気持ちからプライベートまでをじっくり伺い、撮り下ろしのミニグラビアを交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。
第213回となる今回は、「となりの吸血鬼さん」の天野灯役、「超可動ガール1/6」比等間ルウ役などを演じる篠原侑さんです。

编辑部把人气声优的工作时的样子到个人生活全都仔细地采访,并把拍摄的迷你写真穿插于其中的人气企划《声优图鉴》。
这回第213回采访的是在《邻家索菲》中饰演天野灯、在《超可动女孩1/6》中饰演比等间琉羽的篠原侑。
――撮影はいかがでしたか?
篠原:屋外だといろんな場所に移動できるので、こんなにいろんなシチュエーションで撮影していただいたのは初めてかもしれません! カメラマンさんから「いいね!」って言われると恥ずかしくて、笑ってしまって、NGになったカットもありましたけど(笑)。私としては、何気ない風景のなかでお散歩デートのような気分で撮っていただきました。
——拍摄之后感觉如何?
篠原:能在室外各种地方移动、拍摄这么多场景对我来说可能是第一次!摄影师说“好棒!”的话我会害羞、会笑出来、也有些NG的镜头(笑)对我来说,就像是在很平常的风景当中散步约会的感觉。
――お散歩デート、いいですね。
篠原:公園っていうのがいいですよね。大人になった今だからこそ、公園に行くと新鮮な気持ちになれました!
——散步约会、挺好啊。
篠原:公园这种地方挺好啊。现在自己长大之后再来到这种地方就有种新鲜感。

――篠原さんが声優を目指したきっかけは?
篠原:私の場合、父がきっかけなんです。もともと小学生のときに、漠然とした子どもの夢で、歌手になりたくて。でも、両親から「歌手の道は厳しいよ」って言われていたんです。それが中学に入ってから突然、父がアニメーション映画の主人公のオーディションを、わざわざプリントアウトして見せてくれて。声優なら歌も歌えるし、演技もできてテレビにも出られるかもしれないし、いいことがたくさんあるから目指してみたら?って言われました。
——篠原桑成为声优的契机是什么呢?
篠原:我的话、是因为我爸。在我还是小学生的时候、孩童时期最初的梦想,是要做一名歌手。但是,我父母跟我说:“做歌手会很辛苦哦。”我上初中之后,我把突然有一天特意把动画电影的主角选拔的东西下载打印出来给我看。他说:你做声优的话不仅可以唱歌、还能演戏还可能上电视,这么好的事情不如去努力试一下?
――お父様の中で何らかの変化が…?
篠原:小さい頃からピアノを習っていたし、当時は純粋に、私の将来性を信じてくれたのかなって思ってましたけど…。今思えば、父はもしかしたらアニメとかそういうものが好きだったのかも。その謎は今もまだ解けていません(笑)。
でも結局、そのオーディションには応募しなかったんです。もともとアニメも漫画も好きだったから、作品が制作されている舞台裏についても調べたりして、声優の魅力を本当に知るようになってから、本気でなりたいって周りにも伝えるようになりました。
——在父亲看来你有什么变化吗?
篠原:我小时候练过钢琴,我想当时我爸只是单纯地相信我将来的可能性..现在想想,可能我爸可能是喜欢动漫这一类的东西吧,这个谜题至今仍为解开(笑)。
但从结果上来说,我还是参加了选拔。我本来也喜欢动画和动画,我查了一下动画的制作和一些关于舞台幕后的事情之后,真正了解了声优的魅力,所以就和身边人的讲自己下定决心要成为一名声优。
――その後、日本ナレーション学院に通われています。
篠原:大学生のときにダブルスクールをしていました。本当は中学生の終わりくらいに「日ナレに行きたい!」って思っていたんですけど、両親から高校には行ってほしいと言われまして。ぶつかることもありましたけど、今は進学しておいて良かったって思います。
——在那之后,你就进了日本播音演技研究学院。
篠原:在大学的时候我上了两家学校。其实我当时想在我初中毕业之后就进日播研学习的,我爸妈想我先念完高中。虽然当时我们之间发生了点冲突,但现在想想读高中升上大学挺好。
――中学、高校と、声優になりたい気持ちがブレることはなかったんですね。
篠原:むしろ、気持ちが強まっていったと思います。声優を目指すようになってからボイストレーニングに通っていたことも大きいです。その発表会で初めて人前で弾き語りをしたときに、緊張するけど楽しいなと感じて。両親や祖母にステージに立っている自分を見てもらうのも初めてで、あとで先生から「ご両親もおばあちゃんも泣いてたよ」って言われて、私も泣きました。それまで学業や進路について意見がぶつかることもあっただけに、嬉しくて。今でも思い出すと泣けてきちゃいます…(笑)。
——在初中、高中的时候、想成为声优的这种心情一直是没有减弱的咯。
篠原:倒不如说,这种心情是在不断加强的。在我想做一名声优之后做了很多的发声方面的练习。在一个发表会上我第一次在大家面前独自弹唱的时候,虽然有点紧张但我很开心。我爸妈和奶奶也是第一次这样站在台下看着我,之后老师跟我说:“你爸妈和奶奶都哭了。”我也哭了。为当初他们和我在关于学业和将来的道路的事情上跟我意见相左而高兴。即使到现在想起来还是会哭出来。
――高校では和太鼓部に入っていたそうですね。ちょっと珍しい部活だなと。
篠原:中学は吹奏楽部でクラリネットを担当していたので、高校でも続けるのかなと思っていたら、入学式で見た和太鼓部のパフォーマンスに圧倒されて。隣にいたお母さんは、「和太鼓部に入るんでしょ?」って、私の気持ちがわかっていたみたいです(笑)。
——你高中的时候好像加入了太鼓社团。我觉得这是比较少见的社团。
篠原:我在初中时在吹奏部吹过竖笛,本想在高中时继续,但在开学典礼上看到太鼓部的表演被他们的表演震撼到了。我妈就在我旁边说:“不如加入太鼓部怎么样?”妈妈好像明白了我的心思一样。
――入ってからもやっぱり楽しかった?
篠原:めちゃくちゃ楽しかった…けど、きつかったです(笑)。文化部というにはあまりにも…。吹奏楽部もそうでしたけど、楽器を扱うにはそれなりの筋力が必要で、筋トレもしましたし、太鼓を叩いているだけでも自然と筋力がつきましたね。激しく体を動かしたり、ピタッと動きを止めたり、そういうパフォーマンスの部分は、今でもダンスをするときに生かされている気がします。
——加入之后开心吗?
篠原:非常开心...但是、很累(笑)对于文化方面的社团我不怎么了解....虽然吹奏部也是这样,要想操作乐器就需要一定的手臂的力量,所以当时会稍微锻炼一下。像剧烈地活动一下身体,还有走近之后又停下来,类似这样的动作,在现在跳舞时感觉也能用得上。

――2016年に声優デビューして、2018年のテレビアニメ『となりの吸血鬼さん』ではメインキャラクターの天野灯役を。
篠原:初めてのメインキャラクターでした。台本の半分以上が灯ちゃんのセリフだったこともありましたね。1話のときは本当に手探りで、声質とか演技の仕方ばっかり気にしてましたけど、それだと灯ちゃんに生き生きと息を吹き込むことができないんじゃないかと思って。どうしたら灯ちゃんを生き生きと演じられるのか、それを考えるようにしたら、「私が演じる灯ちゃんはこういう感じだ!」というのが決まってきて。それ以来、だんだん演技が楽しめるようになりましたし、灯ちゃんというキャラクターに少しギャップを感じてもらえるような演技にも挑戦できるようになったと思います。
——2016年声优出道、在2018年饰演了动画《邻家索菲》的主角天野灯。
篠原:那是我第一次饰演主角。台本上有一半以上都是灯酱的台词。第1话的时候我真的是一边演一边在摸索,一直在以我的声线还有表演的方法之类的,但我想这样的话会不会没办法把灯酱这个角色演绎的栩栩如生注入生命力了。在我想到了这些以后,“我演的灯酱就是这种感觉!”就这样定下来了。在那之后,我感觉配音越来越有趣了,也感觉的这个角色跟我还是有点差距的但我想这样也能够使我挑战自己的演技。
――一つの役にしっかりと向き合うことで、成長できることも多かったということでしょうか。
篠原:そうですね。特に、役を掴めた!っていう瞬間は、自分でも成長を感じることができました。1話のとき、スタッフさんから「やりたいことをやってみて」と言われて、自由にお芝居をさせていただいたことも大きかったと思います。挑戦しないで後悔するくらいなら、やってみたいことを提案したほうが楽しいんだなって知ることができた作品でもあります。
——在自己去认真对待一个角色的时候,是不是能收获许多令自己也有所成长的事情呢?
篠原:是啊。特别是,当自己“找到这个角色窍门”的瞬间,我觉得连自己也一起成长了。在第1话的时候,士大夫说:“试着做自己想做的事情吧。”我认为这是让我在演戏时自由发挥。这样我与其不挑战之后后悔,还不如现在就接受士大夫们的建议这样会比较愉快。这个作品让我明白了这件事。(所以第1集大部分是放飞自我咯?)

――2019年春クールのテレビアニメ「超可動ガール1/6」では、比等間ルウ役を演じています。
篠原:この役でも、キャラクターに寄り添いつつ、こういうギャップがあったらかわいいんじゃないかな?っていう私なりの目線を入れています。ルウって、文末に「であります」ってつけるような硬めの口調なんですけど、きっちりした口調のなかに少しだけズレた感じを入れるというか。みなさんにも「この役はきっと篠原だ!」って思っていただけるとうれしいです♪
——在2019年春季的动画《超可动女孩1/6》中,你饰演了比等间琉羽这个角色。
篠原:这个角色也是,我试着一点一点地接近,之后觉得“有这样的反差不是挺可爱的吗?”琉羽会在句尾加一个生硬的「であります」,我觉得如果自己在这个生硬的语调中稍微加入一点不一样的感觉的话。大家应该会想“这个角色一定是篠原配的。”这样的话我会很开心的。
――「やってみたいことを提案したほうが楽しい」というのが、今でも実行できているのですね。
篠原:そうですね。もちろん悩むこともありますけど。「超可動ガール1/6」のときは、同じ事務所の千本木彩花さんが、帰り道に相談に乗ってくださって。でも先輩のお話を聞いていると、先輩もやっぱり悩むのは同じなんだなって。だから、迷いがあることをおそれずに頑張ろうって思えました。
——你刚才讲到“士大夫让你按自己的意思自由发挥这样你比较开心。”现在也是这样吗?
篠原:嗯。当然烦恼也是有的。在《超可动女孩1/6》的时候,在回家路上我和事务所的前辈千本木彩花桑(本酱都做前辈了,真快啊)谈了一下,我听了前辈的话之后,觉得原来前辈也有跟我一样的烦恼啊。所以,我认为自己不能畏惧难题要好好加油。
――今回の声優図鑑の現場でも、周りの人たちと積極的にコミュニケーションをとっているのが印象的でした。
篠原:コミュニケーションをとるのは好きですね。自分のひとことで周りの人たちが笑ってくれるのがうれしいし、周りの人たちと笑いあえる環境に身を置くことが好きなんだと思います。アフレコ現場では場面ごとのシチュエーションにもよりますけど、何か心配事があったときにお話できるくらい柔らかい空気のほうがお芝居もやりやすいって、私は思うほうです。
——在这次声优图鉴的采访现场,大家都说你给人一种和积极主动与人交流的印象。
篠原:我喜欢与人交流。看到周围人能因为自己说出来的话而笑出来我很高兴,我也喜欢置身于这种大家都开怀大笑的环境之中。虽然只是聊一些配音现场看到的画面,但当自己有什么不顺心的事情时能有一种可以交流的轻松的氛围的话配音起来会更加轻松一些。

――プライベートについても伺います。趣味は「おいしいもの食べもの探し」だそうですが、最近は?
篠原:最近はタピオカにはまってます! おすすめは「茶加匠 Chakasho」さん。以前はイチゴ系とか甘めのものが好きでしたけど、今はミルクティーにタピオカが入っているような茶葉系が好き。お茶の香りがほんのりするのが好きだなって最近気づきました。
それと、最近は釣りに行きたくて! その理由が釣った魚をすぐに食べたいから…って先輩に話したら、意外にも「今すぐ行こう」という話になりまして。その日のうちに、釣った魚がその場で食べられる「ざうお」に行ってきました。ヒラメとかアジとか、めちゃくちゃ楽しくておいしい女子会でした! 次は川釣りに行きたいですね。地元の熊本で、両親や祖母と、ヤマメの塩焼きのおいしいお店によく行ってたんです。
——接下来我们要采访一下你私人的事情。你的兴趣好像是“找好吃的东西。”最近有什么收获?
篠原:最近在等tapioca。我推荐「茶加匠 Chakasho」这家店。以前我喜欢吃草莓味的甜的东西,现在喜欢把奶茶加入到tapioca里面这种茶叶系的点心。最近我发现自己有点西湖岸上茶叶的香气。
还有,最近我也想去钓鱼!因为听前辈讲这样可以马上吃到鱼。之后我说“我现在就想去”在那几天,我去了能钓上鱼就立马吃掉的地方。吃了比目鱼还有竹荚鱼之类的,非常开心美味的女子会!下次我想去河边钓鱼。在老家熊本(钉宫老乡啊),和父母奶奶一起,经常去一家店里吃放盐烤的山女鱼。
――最近の休日はどんなふうに過ごしてますか?
篠原:もっぱらゲームです(笑)。スプラトゥーンとか対戦型テトリスとか。友だちがいるときは、今さらですがマインクラフトを。アンダーテールっていうゲームも好きで、もとはインディーゲームですけど最近はみなさん知っているくらい有名になって。面白いので、ここでも布教しておきます(笑)。
——最近的休息日是怎么度过的呢?
篠原:基本都是打游戏。像Splatoon、对战型俄罗斯方块之类的。如果有朋友在的话,到现在我还是喜欢玩Minecraft。像Undertale我也喜欢。虽然这是一款独立的(没有归属于哪个大公司)的游戏但是最近好像大家都知道了所以变得出名了。因为很有趣,所以我想在这里传下教(笑)。
――ゲーム仲間には声優の友だちも?
篠原:声優ばっかりのLINEグループがあります! ほとんど同じ事務所(アイムエンタープライズ)の先輩ですね。赤尾ひかるさんとか、三宅晴佳さんとか。けっこうバチバチで真剣になることもあります(笑)。誰かのおうちに集まったときは、好きな食べ物を作ったり持ってきたりする人もいるし、そのあたりは自由で。
——声优伙伴中也有跟你一样玩游戏的吗?
篠原:我们有个全是声优的line群组!基本都是同事务所(IM精神病院)的先辈。像P酱啦、还有三宅晴佳桑。有时也会变得很认真(笑)。如果是在某个人集合的时候,有人会带点自己喜欢的零食去,那时候是很自由的。
――遠慮なく遊べるほどの仲の良さが伝わってきます(笑)。では、これから篠原さんが目指す声優像とは?
篠原:まだまだ手探りですけど、マルチにいろんなことができる声優さんになりたいっていう気持ちは以前からあって、それは変わっていません。声のお仕事はもちろん、和太鼓を叩けたり、タロットカード占いが得意だったり、パーソナルな面でも常に驚きや発見をお届けして、ファンのみなさんと一緒になって面白いことをしていける声優でありたいです。
——讲出了无忧无虑尽情地玩的良好的关系(笑)。那么,篠原桑作为声优今后的目标是什么呢?
篠原:我还在摸索中,以前是想成为那种能做各种各样的事情的声优,现在也是一样。除了声优的工作,我还擅长太鼓、塔罗牌占卜等等,在个人方面也经常会有一些惊奇的发现,我想和各位粉丝在一起做有趣的事情的声优。
――最後に、読者へのメッセージをお願いします。
篠原:こんなに私個人としての話をさせていただいたのは初めてで…。初めてのことが大好きなので楽しかったです。これからも、毎回初めてのような新鮮な気持ちで、いろんなお仕事に取り組んでいけたらと思っています。うまくいかないこともあるし、落ち込むこともありますけど、みなさんからいただく言葉が力になっていて、本当にありがたいなと感じています。これからもよろしくお願いいたします!
——最后、请给读者说几句话。
篠原:这是第一次让我聊这么私人的话题。我很喜欢第一次去尝试的事情所以很开心。今后,我也会每次都像第一次做做一样以一种新鲜的心情,去做工作中的各种事情。可能不会做得很好、有时可能会失落,但我能从大家的话语中汲取力量,真的非常感激。今后也请多指教!
