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【日本小2道德】7#无法忘怀的笑容

2021-04-26 22:43 作者:久我まさひ  | 我要投稿

忘れられない笑顔(无法忘怀的笑容)

作者:豊福 征子(とよふく まさこ)

これは、私が小さい頃のお話です。

(这是我小时候的事。)

暑い夏の日でした。私は、お母さんとお出かけをしました。バスに乗ると、中は、人がいっぱい。

(那是个炎热的夏日。我和母亲一起外出。乘上公车后,里面挤满了人。

突然、バスが乱暴に止まりました。

(突然,公车猛地停下了。

その拍子に、私は、隣のおばさんの足を踏んでしまったのです。

(这时,我踩到了旁边阿姨的脚。

「あっ。」

(“啊。”

私はすぐに足をどけました。そして、そうっと、おばさんの顔を覗きました。何だかむっとしているみたい。とても怖そうです。私は、おばさんと目が合う前に、さっと下を向きました。お母さんは、私がよその人の足を踏んだことに、気が付いていません。

(我马上把脚挪开了。然后,悄悄地窥视了阿姨的脸。她好像很生气的样子。非常恐怖。在与阿姨目光接触之前,我一下子往下看去。母亲没有注意到我踩到了旁边人的脚。

(このまま、黙っておこうかな。)

(就这样保持沉默吗?

バスは、何事もなかったかのように動き出します。

(公交若无其事地开动了。

(どうしよう。)

(怎么办?

その時、お母さんがいつも言っている言葉を思い出しました。

(这时,我想起了母亲一直说的话语。

「晴子、わざとじゃなくても、悪いことをしてしまったら、ちゃんと謝るのよ。」

(“晴子,就算不是故意的,做了坏事的时候,要好好道歉。”

私は、もう一度おばさんを見ました。相変わらず怖そうです。でも……。

(我再一次看向了阿姨。依旧很恐怖。但是……

「ごめんなさい。」

(“对不起。”

私は思い切って言いました。ちょっとだけ、頭も下げました。胸はどきどき。

(我下定决心说道。头也稍微低下了一点。心脏砰砰跳动。

(怒られるかな。)

(会被骂吗?

ところがどうでしょう。おばさんの顔はみるみるほころんで、素敵な笑顔になったのです。胸の中がすうっとしました。

(然而怎样?阿姨转眼间喜笑颜开,笑容非常灿烂。我心中松了一口气。

あれから三十年近く経ちました。今でも忘れることが出来ないのは、あの夏の空と、おばさんの怖い顔と、そして素敵な笑顔です。

(从那之后经过了将近三十年。至今也未遗忘的是那个夏日的天空和阿姨恐怖的脸,以及灿烂的笑容。


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