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【睡前故事】星の王子さま-花-23

2022-12-25 21:47 作者:-S0RA  | 我要投稿

星の王子さま-花-23


そしてある朝, ぴったり日の出の時間に花は姿を現した。/然后某一天早晨,正值曰出时刻,花儿展现了身姿。

そして,あれほど念入りに装いを凝らしておきながら,欠伸を噛み殺してこう言った。/于是,预先做了那么细致装扮,那天还是咬着牙忍着哈欠,这样说道,

「ああ、たった今目が覚めたばっかり。ごめんなさいね。髪がぼさぼさだわ。」/「啊,现在才醒来,对不起啦。头发还乱蓬蓬的。」

しかし王子さまは,感動を抑えることが出来なかった。/可是小王子,却没能抑制住感动。

「なんて綺麗なんだ、君は。」,/「你是多么地漂亮啊。」

「でしょう?」,/「是吧? 」

花は静かに答えた。/花儿平静地答道。

「私はお日様と一緒に生まれたんですもの。」/「因为我可是伴随着太阳先生一起出生的。」


王子さまは,花があまり謙虚ではないことに気づいたが, それでも目が眩むほど美しかった。/虽然小王子,注意到了花并不是很谦虚,尽管如此它仍是令人目眩的美丽。

「そろそろ朝食のお時間ね。お願いしてもよろしいかしら。」/「就要到早饭的时间了呢,能不能麻烦你呢?」

王子さまはすっかりどぎまぎしていたが,如雨露(じょうろ)に新鮮な水を汲(く)んできて,たっぷり花に掛けてあげた。/虽然小王子完全陷入了惊慌失措的状态里,但还是将新鲜的水舀入喷壶里,给花浇了许多。

花はすぐに気まぐれな自惚れで,王子さまを困らせるようになった。/花儿立即又用反复无常、骄傲自大的态度,让小王子变得为难。


例えばある日,自分の四本の刺の話をしながらこう言った。/比方说某一天,一边谈着自己四根刺的事情一边这样说道

「たとえ虎が来ても大丈夫よ。鋭い爪で…」,/「即使老虎来了也没有关系哦。用这锐利的爪子……」,

「僕の星には虎はいないよ。それに、虎は草を食べないし。」/「在我的星球上没有老虎哦,而且,老虎也不吃草。」

「私、草ではないんですけど。」/「我可不是草。」

「ごめんなさい。」/「对不起。」,

「虎なんかちっとも怖くないけど,風が吹き込むのが苦手なの。貴方、衝立(ついたて)がないのかしら。」/「虽然老虎一点儿也不吓人,可是我不善长应付刮风,你啊,难道没有屏风吗?」,

(風が吹き込むのが苦手だなんて,植物なのに、困ったことだわ。この花はけっこう気難し屋さんだぞ。)/(虽然是植物,却说不善长应付刮风,真是让人为难。这是朵颇为爱挑剔的花呢。)


「暗くなったら,ガラスの覆いを被せてちょうだい。この星はとても寒いわ。作りが悪いのね。前に私がいた所は…」,/「到了夜里,请给我罩上玻璃罩。这颗星球非常冷呢,环境很差呢。我以前住的地方啊……」

花はいきなり口を噤(つぐ)んだ。/花儿突然缄口不语,

種の状態で来たのだから,他の世界のことなど,何一つ知っているはずがない。/因为它来的时候是粒种子,其它世界的情况,应该一概不清楚。


花はすぐに,ばれる嘘をついてしまったことが,/花因自己,撒了这样一个立马就会败露的谎,

恥ずかしくて,悪いのは王子さまのせいにしようと,二度三度咳をした。/而感到羞愧,打算将错误全推到小王子的身上,就接二连三地咳嗽。

「で、衝立は?」,/「那么,屏风呢?」

「探しに行こうとしていたら,君が話しかけてきたんでしょう?」,/「正打算去找的时候,是你来搭话的不是吗?」

すると花は,わざとまた咳をして,王子さまの良心を疼かせた。/于是花,又故意咳嗽,令小王子的良心受到谴责。


こうして王子さまは,心から愛していたにもかかわらず,/就这样小王子,尽管心里喜欢着花,

直(じき)に花のことを信用できなくなっていった。/也马上变得不能相信花了。

些細な言葉を一々深刻に受け止め,その度に不幸になった。

/对每一句无关紧要的话太认真,结果就导致了不幸。


「花の言うことなんか,聞かない方がよかったんだよ。/「花儿说的话,不听还比较好啊,

ただ眺めたり,香りを楽しんでいればいいんだ。/仅仅只要看着它啊,欣赏它的香味就可以了。

あの花は僕の星を,いい香りで満たしてくれた。/那朵花令我的星球,充满了芳香,

それなのに僕はそれを楽しめなかった。/然而我却没能欣赏那些,

虎の爪の話にしても,僕はうんざりしたけれど,/即使对于谈论老虎的爪子,我已经厌烦了,

花にしてみれば,ほろりとさせるつもりだったのかもしれない。/但是站在花的立场,也许是打算要我同情她的。


あのころの僕は,何(なん)にも分かっていなかったんだね。/那时候的我,怎么什么也不明白呢。

言葉ではなく,振る舞いで判断しなくちゃいけなかったんだ。/我不该根据她的语言,而应根据她的行为来判断她的。

花は僕の星をいい香りで満たし,明るくしてくれた。/花儿让我的星球即充满了芳香,又令它颜色鲜艳。

僕は逃げちゃいけなかったんだ。/我不应该离开她跑出来的

つまらない見せ掛けに隠れた花の優しさに,気づくべきだった。/隐藏在花无趣的外表下的温柔,我应该察觉到的。

花って、本当に矛盾しているからね。/因为花真的很矛盾呢

でも僕はまだ子供で,あの花の愛し方が分からなかったんだ。」/可是因为我还只是孩子,没能理解那朵花儿爱的方式啊。」

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