listening practice reivew 4

*day 7

去年一年間に自ら命を絶った（たつ）人は全国で21881人と増加し、中でも児童（じどう）生徒（せいと）の数は過去（かこ）は最大（さいだい）最多（さいた）となりました。厚生労働省の発表した確定値（かくていち）によりますと、去年の一年間に自ら命を絶った人は全国で21881人となり、一昨年に比べて874人率（りつ）にして4.2%増えました。一昨年は前の年より減りましたが、去年は増加に転じ（てんじる）しました。

　　男性が14746人で2009年以来の増加となり、女性は7135人で３年連続の増加となりました。男性は全体の67.4%占めています。年代別では50代が475人増えて、4093人と最も多く、次いで（ついで）40代が3665人、70代が2994人などとなりました。また児童生徒は高校生が354人、中学生143人、小学生は17人で合わせて514人となり、統計がある昭和55年以後、初めて500人を超えて過去最多（さいた）となりました。

*day 8

健康志向（しこう）から注目されているご飯の糖質を低減（ていげん）できるとうたった炊飯器について、国民生活センターがテストを行ったところ一部の製品では広告などの表示よりも低減の割合が低いことが分かりました。

国民生活センターは景品（けいひん）表示法の優良誤認（ゆうりょうごにん）にあたる恐れがあるとして、消費者庁（しょうひしゃちょう）に対して、事業者へ指導を行うよう要望（ようぼう）しました。糖質カット炊飯器はコメを炊く（たく）過程で出た糖質成分を含む水分は排出（はいしゅつ）するなどの仕組みで、炊いた（たく）ご飯糖質を低減する効果をうたった炊飯器です。

しかし、国民生活センターによりますと全国の消費生活センターなどに効果が実感（じっかん）できないなどの相談が今年1月までのおよそ6年間で250件寄せられています。

こうしたこと受け、国民生活センターは大手の通販サイトや量販店で販売されていた六つ製品を選んで、それぞれ二回ずつ炊いたご飯成分を分析テストを行いました、その結果四つ製品では広告などで表示している数字に比べて糖質の低減の割合が低かったということです。

中には脅威（きょうい）驚異（きょうい）の糖質最大54％かっと実現した夢のような炊飯器などと表示していながら、テストでは低減の割合が10％ほどだった製品もありました

2023/04/02 Sunday pm 21:59