listening practice day-9
愛媛大学などのグループが、昆虫を含んだ餌を与えた真鯛(まだい)の養殖(ようしょく)に成功し、来月から出荷(しゅっか)を始めることになりました。ええ、愛媛大学地元の水産会社は養殖の餌に使われている魚粉(ぎょふん)に代わる(かわる)原料として昆虫に着目(ちゃくもく)し、
去年7月から愛媛県宇和島市沖(うわじましおき)のいけすで真鯛をそだてる実証(じっしょう)試験を行ってきました。 従来の餌は原料の凡そ半分は魚粉ですが、新たな餌原料の10%程度にミールワームと呼ばれる幼虫(ようちゅう)を使用しています。試験でおよそ8000匹真鯛に昆虫を含む餌を与えたところ、従来の餌で育てたものよりも成長のスピードが速く、味も遜色(そんしょく)ないことが確認できたとういうことです。
試験に参加した水産会社は重さが1.5キロに育った(そだった)真鯛(まだい)を来月から顧客むけに出荷する予定です。大学などのグループは原料となるミールワームを国内で生産する構想(こうそう)を描いていて(えがく)、 輸入(ゆにゅう)に依存(いぞん)しない持続(じぞく)可能な餌としても注目されそうです。
2023/3/29 wensday pm:23:59