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昭示后疫情时代艺术未来的“ULTRA Project 2021”说明会(下)

2021-04-18 12:36 作者:京都艺术大学  | 我要投稿

KUA SPECIAL TOPIC

昭示疫情时代艺术未来的

“ULTRA Project 2021”说明会

(下)


没有欢呼声、但充满热情的说明会

日前,京都艺术大学共通造形工房ULTRA Factory(超级工场)主办了“ULTRA Project”说明会。每年,以新生为主,大量学生聚集在一起,在热情的氛围中,活跃在第一线的艺术家和创作人进行宣讲。今年共有12组艺术家参加了ULTRA Project。艺术家们以全体学生为对象提出项目,招募参加者。通过作品集和面试的审查,分别录用少数人。艺术家“在实践中教学”也有诸多风险,因此并非需要单纯的劳动力。通过合作共同成长非常重要,并且该效果对艺术家和学生都有很大收获,所以持续了14年。


艺术家之间也是竞争对手。希望尽可能地让有才华和进取心的学生来参加,学生也希望尽可能地参加能发挥所长的项目,因此必然会带着热情。“ULTRA Project说明会”本身就是一种表演。特别是去年在新冠疫情影响下只举行了线上说明会,大家也因此加深了对今年的期待。但是,为了应对疫情,主会场限定为200人,在设置卫星会场的基础上,还为学生创造了可以观看记录影像的视听环境。ULTRA Factory(超级工场)的艺术总监矢延宪司(美术工艺学科教授)为了防止飞沫感染,要求大家不要出声,气氛热烈的时候以掌声回应。会场被没有欢呼声的热情所包围。


ULTRA Factory(超级工场)自2008年创立之初,便启动了ULTRA Project,参与该计划的学生由顶级艺术家和创作者共同进行的参加学习型社会实践活动。虽然现在各个大学都在实施项目型的实践课程,但在ULTRA Project刚开始的时候是相当罕见的、领先的尝试。源自矢延宪司教授在大学时代边帮助活跃的前辈,边实践从制作到发表的所有过程,从中得到了很多的启示。另外,2004年矢延宪司教授在金泽21世纪美术馆开馆时,参加艺术家驻留的“项目工作室”半年滞留,与美术类大学生和周边地区居民共同制作的经历,确立了维持技术醇熟和作品品质的方法。将该方法注入到ULTRA Project中,通过从一年级开始参加该项目,可以对自己向往的目标艺术家是如何在社会上实践的有具体的印象。由此倒推,在各学科学习技术,教育效率极高。这可以说是迄今为止美术教育的哥白尼式转折。


艺术中“项目”被广泛使用的是1980年代以后的事情,包括约瑟夫·博伊斯(Joseph Beuys)的《7000棵橡树》(1982-1987)、克里斯托·珍妮·克劳德(Christo&Jeanne-Claude)的各种包裹项目,以日本川俣正的项目等而闻名。然后,被称为“Off Museum”的户外艺术活动,在实现之前需要很长时间,重视完成的过程,需要多人共同合作。在社会上,它已被用作大规模开发的一种方法,该方法在二战后,作为跨多个领域的专家统一管理,例如太空开发和核电开发。
1990年代以后的艺术,不只是美术馆和艺廊,需要有更多的专业人士管理,并在社会中广泛的实施,项目型的作品也变多了。同时,地域的艺术节也被称为艺术项目。特别是,在2000年代到2010年代盛极一时的各地艺术节中,也有很多ULTRA Factory(超级工场)参与其中。例如,“濑户2013国际艺术祭”的矢延宪司教授和北野武的合作作品《anger from the bottom》和“爱知三年展2013”的名和晃平教授的泡沫大型装置《foam》、“横滨三年展2014”和柳美和教授的移动舞台车等,ULTRA Project为各艺术节的代表性作品的制作上也做出了贡献。

▲ photo by : Nobutada OMOTE

可以说,除了ULTRA Project之外,没有其他准备了如此豪华且丰富的课程,并产生了社会深远影响的实践课程。牵头并管理多个艺术项目的ultra project本身就是一个大型的艺术项目。毫不夸张的说,看ULTRA Project就能了解当代艺术的潮流也不为过。由于新冠疫情,艺术节的举办变得困难,呈现形式也发生了很大的变化。在这种情况下,此次“ULTRA Project说明会”成为了昭示艺术未来的重要机会。


ULTRA project 2021 阵容公开!募集参加者


歓声なく熱気に包まれる説明会

先日、共通造形工房ウルトラファクトリーが主催する「ウルトラプロジェクト説明会」が開催された。毎年、新入生を中心に大挙して学生が集まり、熱狂的な雰囲気の中、第一線で活躍するアーティストやクリエイターのプレゼンテーションが行われる。今年は12組のアーティストがウルトラプロジェクトに参加した。全学生を対象にアーティストらはプロジェクトを提示し、希望者が応募する。ポートフォリオの提示や面接による審査を経て、それぞれ少数名が採用される。アーティストも「実践の中で教える」ことはリスクも多いので、単純な労働力を求めているのではない。協働することで互いに成長することが重要であり、その効果がアーティストにも学生にも大きいため14年間も続いているのだ。


アーティスト同士も競争相手である。できるだけ才能とやる気のある学生に来てもらいたいし、学生もまたできるだけ自分を活かしてくれるプロジェクトに参加したいので、必然的に熱を帯びてくる。「ウルトラプロジェクト説明会」自体が一種のショーとなっているのだ。特に、昨年はコロナ禍の中で、オンライン説明会のみになったため、今年への期待は大きかった。ただし、感染症対策のために、メイン会場の定員を200人に限定し、サテライト会場を設けた上で、さらに学生は記録映像を見られるように視聴環境を整えた。ウルトラファクトリーのディレクターのヤノベケンジ(美術工芸学科教授)は、飛沫感染を防ぐために声を出すことを控え、盛り上がったときは拍手で応えるよう求めた。会場は歓声なき熱気に包まれていた。


ウルトラファクトリーは、2008年に創設された年から、著名なアーティストやクリエイターによる社会の中の実践的な活動に、学生が参加して学ぶウルトラプロジェクトのプログラムを開始した。現在でこそプロジェクト型の実践演習授業は各大学で実施されているが、ウルトラプロジェクトが始まった頃はかなり珍しく、先進的な試みであった。もともとヤノベが大学時代に活躍する先輩の手伝いをしながら制作から発表までのすべての工程を実践的に学び多くのことを得たことをヒントにしている。また、2004年、ヤノベは金沢21世紀美術館の開館の際に、アーティスト·イン·レジデンスで隣接する「プロジェクト工房」に半年間滞在し、美大生や地域住民と共同制作しながら、技術の習熟と作品のクオリティを維持する方法を確立させている。そのノウハウがウルトラプロジェクトに注がれた。一年生からこのプログラムに参加することで、自分が目指す目標のアーティストがどのように社会で実践しているか具体的なイメージを持つことができる。そこから逆算して各学科で技術を習得するようになるので、教育の効率が極めて高いのだ。それは今までの美術教育のコペルニクス的転回を果たしているといえる。


アートにおいて「プロジェクト」が多用されるようになったのは80年代以降のことで、ヨーゼフ·ボイスの《7000本の樫の木》(1982‐87)や、クリスト&ジャンヌ=クロードの様々な梱包プロジェクト、日本では川俣正のプロジェクトなどで知られるようになった。そして、「オフ·ミュージアム」と言われる、実現するまでに長期間を要し、完成までのプロセスを重視し、多くの人々との共同作業を必要とするような、屋外の芸術活動に使われるようになった。社会においては、宇宙開発や原子力開発など、戦後、複数にまたがる専門家を統括し、マネジメントする大規模開発などの手法として使われてきた経緯がある。

90年代以降のアートは、美術館やギャラリーだけではなく、多くの専門家をマネジメントし、広く社会の中に実装することが求められるようになったこともあり、プロジェクト型作品が多くなっていった。同時に、地域の芸術祭などもアートプロジェクトと言われるようになる。特に、2000年代から2010年代に隆盛を誇った各地の芸術祭において、ウルトラプロジェクトも数多く関わっている。例えば、「瀬戸内国際芸術祭2013」のヤノベケンジとビートたけしとのコラボレーション作品《ANGER from the Bottom》や「あいちトリエンナーレ2013」の名和晃平の泡による大規模インスタレーション《Foam》、「横浜トリエンナーレ2014」のやなぎみわの移動舞台車など、各芸術祭の代表的な作品の制作にも寄与している。

ここまでの豪華で豊富なプログラムを用意し、社会的な影響を与えている実践演習授業は、今なおウルトラプロジェクト以外ないといえる。複数のアートプロジェクトを牽引し、マネジメントするウルトラプロジェクト自体が、大きなアートプロジェクトだといえるだろう。ウルトラプロジェクトを見れば現代アートの潮流がわかると言っても過言ではない。コロナ禍で芸術祭の開催が難しくなり、見せ方の形が大きく変容する中、今回の「ウルトラプロジェクト説明会」はアートの未来を占う上でも重要な機会となった。


事件与时空的编辑
BYEDIT是由多田智美和竹内厚组成的编辑组合,他们各自以关西地区为中心活跃着。日文中编辑的旧字体“编辑”的“辑”读作“YAWARAGU”,有柔软放松的意思,所以并不是直接提示困难的事物,而是传达了先放松一下再提供的秘诀。也就是说,不是简单地素材组合,而是为了让客人吃得了而进行烹饪。从这个意义上来说,他们认为烹饪和时尚都是编辑,并且认为日常生活中的所有事物都有编辑行为的观点很重要。去年,由于不能定期召开“编辑会议”,所以在线上举行,并开发了在线采访的方法。基于对无法面对面的不满,制作了名为《在线混蛋》的ZINE,参加者花了不少心思,制作出了前所未有的有趣内容,反过来开拓了在线的可能性。今年,在ZINE的基础上,重新回到编辑的基本“提问”= Q,尝试用ULTRA Q”来解构并传播ULTRA Factory(超级工场)。


从去年开始参加的影像艺术家山城大督(艺术策划学科专任讲师),在新冠疫情中发挥了很大的作用。去年因为紧急事态宣言的发布,首次没有举行面对面的说明会,而是改为线上举行。他整合了发行系统,将当时大部分人都不习惯使用的ZOOM和YouTube组合起来,完美地操作了300人以上阅览的视频分发。该技术被淋漓尽致的应用于京都市京瓷美术馆的在线访谈的影像传送,和山城等同仁们编辑的在线艺术项目“aichi⇆online”等处。山城先生认为视频媒体连接了时间和空间,在展览中展出了视频装置作品,并正在准备下一件作品。


山城先生的项目名为“The Projected Image Laboratory”,该项目的语源中pro(前、未来)+ject(投掷),是影像的Projection(投影映射)的由来,也有渴望展示新的未来形象的抱负。今年,山城先生担任介绍罗姆剧场京都5周年纪念影像《建筑文献之舞》的视频总监,以及发表了夏季计划举行的面向高初中学生的工作坊“剧场的学校”项目。


出来事と時空間の編集
BYEDITは、多田智美と竹内厚の編集ユニットであり、それぞれ関西を中心とした編集者として活躍している。編集の旧字体、「編輯」の輯は「やわらぐ」と読み、ほぐすような意味あいがあることから、難しいことをそのまま提示するのではなく、一度ほぐしてから提供するという極意を伝えた。つまり単に素材を組み合すのではなく、お客様が食べられるように料理するということである。その意味では、料理もファッションも編集であるし、日常生活のすべてに編集行為があるという彼らの視点は重要だろう。昨年は、定期的に開催していた「編集会議」ができなかったため、オンラインで編集会議をしたり、オンラインの取材方法を開発したりした。対面で会えない不満を基に『オンラインの馬鹿野郎』というZINEを制作したが、参加者が工夫して今までにない面白いコンテンツができたので、逆にオンラインの可能性を拓くことができた。今年は、ZINEに加えて、編集者の基本でもある「質問」=Qに立ち返り、ウルトラファクトリーをQによって解体·発信する「ウルトラQ」を試みる。
昨年から参加した映像作家の山城大督(アートプロデュース学科専任講師)は、コロナ禍で大きな役割を果した。昨年は緊急事態宣言発出中であり、初めて対面の説明会が開催されず、オンラインによる説明会が実施された。その配信システムを取りまとめ、当時ほとんどの人が使い慣れていなかったZOOMとYouTubeを組み合わせ、300人以上が閲覧する映像配信を完璧にオペレーションしている。そのノウハウは、京都市京セラ美術館のオンライントークの映像配信や山城らがキュレーションしたオンライン·アートプロジェクト「AICHI⇆ONLINE」などに活かされた。山城は、時間と空間をつなぐのが映像メディアであるとし、展覧会では映像インスタレーション作品を発表しており、次作を準備中である。
山城は、「The Projected Image Laboratory」プロジェクトと銘打ち、プロジェクトの語源であるpro(前に·未来に) + ject(投げる)が、映像のProjection(投影·映写)の由来でもあることから、新しい未来のイメージを投げる、投企する試みをしたいと抱負を述べた。今年、山城は、ロームシアター京都の5周年を記念した紹介ビデオ『建築ドキュメンテーションダンス』の映像監督をしているが、夏に開催される中高生向けのワークショップ「劇場の学校」をプロジェクトチームで行うことを発表した。


舞台与美术的跨界

柳美和(やなぎみわ)是从1990年代开始使用Photoshop以“电梯女孩”为主题进行超现实表现而著名的艺术家。到了2010年代,开始了戏剧创作,进行剧本、演出、舞台美术、服装、化妆、宣传美术的综合表现。最初以大正时代的新兴艺术运动为主题《1924》展开三部作品的制作,2013年制作了以当时联合国军政治宣传广播为背景,被称为“东京玫瑰”的女播音员为蓝本的作品《Zero hour》,在日本,美国和加拿大进行了公演。参加ULTRA Project的学生们作为工作人员,从舞台的设置到实施都给予了支持。2014年以“横滨三年展”为契机,将台湾移动舞台车改造后展出。后来用它将中上健次原作的《日轮之翼》做成移动户外剧,在全日本公演。去年因为新冠疫情,多场次被迫中止。现在,正在进行海外和日本的新作公演的准备,计划招募工作人员。


塞巴斯蒂安·增田(Sebastian Masuda)是因担任卡莉怪妞(きゃりーぱみゅぱみゅ)的MV及舞台美术的艺术指导而知名的艺术家。他将受到卡哇伊文化影响的世界各地的人们定义为“数码部落”,持续使用zoom在线进行了对话。增田先生向在新冠疫情中陨落的人们发表的宣言“卡哇伊Tribe - Speak Up-”,被翻译至全世界的“Tribe(部落)”,给予她们勇气及鼓励。关于新冠肺炎和Black Lives Matter (BLM)等,涌现出许多向世界发出信息的艺术家和运动员,在日本人中是为数不多的发出关于多元性信息的艺术家吧。可以说这是在全世界拥有社群,在纽约和荷兰发表的增田先生特有的行动。


在ULTRA Project中,名为“COLORFUL LAB.”的项目,去年在京都Obra举办了“Digital Tribe -未来社区的存在方式”展,总结了对在线对话和卡哇伊文化的调查结果。今年将对“战后少女文化”和“原宿”等以卡哇伊文化为基础的文化进行调查,扩大规模举办东京展。另外,2月在北千住BUoY举办的以“内在色彩”为主题的新作《梦幻之旅》(Fantastic Voyage)的大阪展也将在秋季举行。这将或许成为增田先生以戏剧为起点开始创作活动的新代表作。

舞台と美術の横断

やなぎみわは、90年代からPhotoshopを使い「エレベーターガール」をモチーフにしたハイパーリアルな写真表現で著名になったアーティストである。2010年代になり、演劇を開始し、脚本·演出·舞台美術·衣装·メイク·宣伝美術まで手掛ける総合表現を行うようになった。最初に大正時代の新興芸術運動をテーマにした『1924』という三部作を制作し、2013年には連合国軍向けのプロパガンダ放送を担い「東京ローズ」と称された女性アナウンサーたちをテーマにした『ゼロ·アワー』を制作、日本·アメリカ·カナダで上演された。ウルトラプロジェクトに参加した学生たちはそのスタッフとして舞台の立ち上げから実施までのすべてをサポートした。2014年、「横浜トリエンナーレ」を機に、台湾の移動舞台車を改造して出品。後にそれを使い、中上健次原作の『日輪の翼』を野外劇に仕上げ、全国で公演した。昨年はコロナ禍で現劇も中止になることが多かったが、現在、海外と日本の新作公演の準備を進めており、そのスタッフを募った。
きゃりーぱみゅぱみゅのPVや舞台美術のアートディレクションでも知られるアーティストの増田セバスチャンは、Kawaii文化に影響を受けた世界中の人々を新しい「デジタルトライブ」と位置付け、ZOOMを使ってオンライン対話を続けた。増田がコロナ禍で沈む人々に向けた宣言文「Kawaii Tribe -Speak Up-」は、世界中の「Tribe(部族)」に訳され、彼女たちを勇気付けた。コロナ禍やBlack Lives Matter(BLM)などに関して、世界に向けたメッセージを発信するアーティストやアスリートが多数現れる中、日本人では数少ない、多様性(ダイバーシティ)に関するメッセージを出したアーティストであろう。世界中にコミュニティを持ち、ニューヨークやオランダで発表する増田ならではの行動といえる。

ウルトラプロジェクトでは、「COLORFUL LAB.」としてプロジェクトを持ち、昨年はオンライン対話やKawaii文化をリサーチした結果をまとめ京都Obraで「Digital Tribe ー 未来のコミュニティのあり方 ー」展を実施している。今年は「戦後少女文化」や「原宿」などのKawai文化の基になったカルチャーをリサーチし、規模を拡大して東京展を開催する。また、秋には、2月に北千住BUoYで開催した「内面の色」をテーマにした新作「Fantastic Voyage」の大阪展を開催する予定である。演劇を出発点に活動を開始した増田の新たな代表作になるだろう。


超越遥远距离的好奇心

以开发出“电音蝌蚪”等闻名的明和电机的土佐信道,是2014年以来再次参与ULTRA Project。上次与矢延宪司教授在京都市政府前进行了大规模的表演。这次说明会,虽然是通过在线的方式参加,但是单手拿着吉他,唱着上次ULTRA Project创作的主题曲等充满创意的演示,令人感叹不愧为“社长”。据说去年,明和电机在北京的大规模个展因新冠疫情而被迫取消。土佐先生称为“废话机器”的作品,因需自己制作的机械工作,通常要去当地调音,表演才能成立。如果被禁止出国,那将无法实现。


尽管原定在今年的9月举行,但是根据情况,土佐本人可能很难在当地进行设置。根据土佐先生的预测,这种状况至少会持续3年,直至明年。因此,我们想借此机会启动“遥控展览计划”,摸索并建立远程可实施的方法。土佐先生将其比作美国国家航空航天局(NASA)的火星探测项目。不仅要把火箭发射到火星,还要远程启动探测器,将来还得把火星的物质带回来。土佐先生的目标是将“废话机器”包装成便于当地工作人员轻松组装的样子,并考虑远程设置指示的方法,让他们再次包装,完美地返回日本。如果能做到这一点,土佐先生的项目或许会有新的发展。


土佐先生最终寻求的人才是有“好奇心”“上进心”“自立心”的人。虽然看似简单,但准确地展现了艺术家最需要的精神。顺便一提,好奇心用英语来说就是好奇(Curiosity),也是NASA火星探测火星车的爱称。无论是在远距离上共同工作,还是制作未曾见过的东西,没有好奇心是做不到的。好奇心成为驱使潜在危险旅程和创造的原动力。
正如ULTRA Project所揭示的那样,新冠疫情仍将持续一段时间,海外的项目将需要各种工夫。另一方面,正因为是新冠疫情,才有可能出现线上交流和新的表现方式。一是重新审视和活用日常生活和自己拥有的资产。二是即使在遥远的地方,也要利用好奇心和想象力以及新技术进行合作。在将这两个极端连接起来的过程中,我们可以看到一些东西。正如矢延宪司教授最后所说的那样,在百年不遇的大流行的情况下,如何进行创造活动,将会改变今后每个人的人生,甚至整个社会。请一定要把自己投入到ULTRA Project中,开拓新的艺术和社会。


遠隔を超える好奇心
「オタマトーン」などの開発で知られる明和電機の土佐信道は、2014年以来のウルトラプロジェクトとなる。前回はヤノベケンジと京都市役所前での大規模なパフォーマンスを実施している。今回、オンラインによる参加であったが、ギターを片手に前回のウルトラプロジェクトで作ったテーマソングを歌うなど巧妙なプレゼンテーションはさすがであった。昨年、コロナ禍のため明和電機の北京での大規模個展が中止となったという。土佐の作品は、「ナンセンスマシーン」と称した自身で制作した機械工作であるため、通常は現地に行って自分自身がチューニングし、パフォーマンスすることで初めて成立する。海外渡航が禁じられれば、不可能ということになる。
今年の9月、開催する予定になったものの、状況次第では土佐自身が現地でセッティングすることは難しいかもしれない。土佐の見立てでは、この状況は少なとも3年間、来年までは続くのではないかと予想する。だからこれを機会に「リモート·コントロール·エキシビジション計画」を立ち上げ、遠隔で実施する方法を確立しようというのだ。土佐はそのことをNASAの火星探査プロジェクトになぞらえる。火星までロケットを飛ばすだけではなく、遠隔で探査機を動かし、将来的には火星の物質を持ち帰ってこなくてはならない。土佐は「ナンセンスマシーン」を現地スタッフが組み立てやすいようにパッキングして、遠隔で設営指示する方法を考え、再度パッキングしてもらって日本に完璧に戻すことを目標としている。そのようなことができれば、土佐のプロジェクトは新たな展開が生まれるかもしれない。
土佐は最後に求める人材を、「好奇心」「向上心」「自立心」がある方とした。シンプルではあるが、アーティストに最も必要な精神を的確に示している。ちなみに、好奇心は英語で言うとキュリオシティ (Curiosity)であり、NASAの火星探査ローバーの愛称でもある。遠隔で共同作業をするのも、まだ見ぬ何かを作るのも好奇心がないとできない。好奇心が、危険かもしれない旅や創造の原動力となるのだ。
ウルトラプロジェクトで明らかにされたように、コロナ禍はしばらく続きそうであり、海外のプロジェクトは様々な工夫を必要とするだろう。いっぽうコロナ禍だからこそ見えてきたオンラインによるコミュニケーションや新しい表現の可能性もある。一つは、日常や自分たちが持っている資産を見直したり活かしたりすること。もう一つは遠く離れた場所でも好奇心と想像力、そして新しい技術を活かして協働すること。この対極をつなぐ中に見えていくものがあるのではないか。ヤノベが最後に話したように、100年ぶりに起きたパンデミックという状況の中で、どのように創造活動をするかによって、これからのそれぞれの人生、ひいては社会が変わってくるだろう。是非、ウルトラプロジェクトに自身を投企し、新しいアートと社会を切り拓いてもらいたい。






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