NHK新闻听写 202306182005

　８時のＮＨＫニュースです。

　今日は、西日本から北日本の広い範囲で晴れて、気温が上がり、関東では３５度以上の猛暑日になった所もありました。明日も、西日本や東海では３０度以上の真夏日になる見込みで、引続き熱中症への対策を心掛けてください。

　今日は中国地方から東北にかけて、高気圧に覆われて晴れた所が多く、広い範囲で気温が上がりました。日中の最高気温は、前橋市で３５．５度と猛暑日となったほか、埼玉県熊谷市で３４．５度、福島市で３３．３度、兵庫県豊岡市で３２．５度、東京の都心と福井市で３１．１度、鳥取市で３０．６度など、各地で真夏日となりました。明日も西日本や東海を中心に、厳しい暑さが続く見込みです。日中の最高気温は、大分県日田市で３４度、福岡県久留米市と岐阜市で３３度、高知市や広島市、名古屋市で３２度、大阪市や前橋市で３１度などと、真夏日が予想されています。このところ、熱中症やその疑いで搬送される人が各地で相次いでいます。どうぞ、熱中症に十分注意してください。室温が２８度以下になるよう、エアコンを適切に使用し、喉が渇かなくても、小まめに水分補給をしたり、屋外で活動をする際には、無理をせず、休憩を取ったりするなど、引続き対策を心掛けてください。

　さて、皆さんの周りでも、電動キックボードを利用する人を見掛けることが増えてきたと思います。その電動キックボードが、来月から運転免許なしに利用できるようになるのを前に、警視庁が、交通安全教室を開いて、交通ルールを守るよう呼び掛けました。

　来月から始まる電動キックボードの新たな制度では、最高速度が時速２０キロ以下で、大きさなどの基準を満たしたものについては、１６歳以上の人が、運転免許がなくても利用できるようになります。東京世田谷区で開かれた交通安全教室では、警察官が、最高速度を時速６キロまでに制御できるなどの条件を満たせば、歩道も走行できることを紹介した上で、走ることができるのは、自転車の走行が認められている場所に限られていることなど、注意点を伝えていました。会場には、新たな基準を満たした電動キックボードと、今後も運転免許が必要なものが用意され、参加者達は、スピードや装備などの違いを確認していました。

　警視庁によりますと、今年東京都内では、先月末の時点で、電動キックボードの交通違反の取締の件数が、１０３９件に上っていて、事故も相次いでいるということです。警視庁交通総務課の大成浩司管理官は、「まずは交通ルールをしっかりと学んでもらい、安全な運転に努めてほしい」と訴えていました。

　【規制】は母校の早稲田大学で学生らを前に講演し、受験の失敗など回り道の連続だった自身が【規制】になったことを引き合いに、人生はまさかの出来事が待ち受けているとして、臆せず、希望と好奇心を持って挑戦してほしいと呼び掛けました。この中で、【規制】は、自身の大学時代について、「受験で失敗を繰返し、早稲田大学に入学した。本来なら、そこで心を入れ替えて勉学に励んだと言えば、大変人生として美しいのだろうが、道草、回り道の連続だった」と、一人旅や映画鑑賞など、勉学以外のことに没頭した学生時代を振り返りました。その上で、「お世辞にも模範的な大学生と言えなかった自分が、あれから４０年以上経って、こうして、母校で、【規制】として講演する。まさに当時としては想像できないまさかであった」と述べました。そして、「皆さんに伝えたいことは、人生のまさか。この先、学生時代には、思いも寄らなかったことが待ち受けているということだ。勿論良い事ばかりではないが、何が起こるか分からない時代、尻込みすることなく、希望と好奇心を持って、飛び込んで行ってほしい」と呼び掛けました。

　この時間のニュースは、末田がお伝えしました。時刻は８時５分です。