日研小知识丨日本語の諺(ことわざ)紹介
「郷に入っては郷に従え」
(ごうにいってはごうにしたがえ)
“入乡随俗”

意味は「自分が住んでいる場所から別の場所へ行ったら、その場所のルールやマナーを守り、習慣にも慣れなければならない」という意味ですね。
这是日本人把中国的“入乡随俗”的这个谚语,翻译成了日语。这也是日本有名的谚语之一。意思是“从自己住的地方去到另一个地方的话,就要遵守那个地方的规则和礼仪,习惯等”的意思。
注意点
① に入って(にいって)
通常なら自動詞「に入る」は「にはいる」、他動詞「を入れる」は「をいれる」と発音しますが、この諺は古典日本語を使用しているので、自動詞ですが「に入って」は「にいって」と発音します。発音は同じですが、「に行って」という表記もしないので注意してください。
通常情况下,自动词「に入る」は「にはいる」,其他动词「を入れる」は「をいれる」,会这样发音,但因为这句谚语使用的是古典日语,所以自动词「に入って」は「にいって」会这样发音,但是请注意不要写成「に行って」的这样形式。

従え(したがえ)
一類動詞「従う」の命令形です。
是一类动词 “従う”的“遵从”的命令形式。
日本には中国と異なるルールや習慣があります。
日本存在着与中国很不相同的规则和习惯。
①電車やバスやエレベーターでは、携帯電話で通話してはいけない
①在电车、公共汽车或电梯上,不能用手机进行通话
②レストランや喫茶店は、別のお店で買った飲み物や食べ物は持ち込んではいけない
②在餐厅或咖啡店,在其他店买的饮料和食物是不能带进来食用的
③家に入る時は必ず靴を脱がなければならない
③进到家里时,一定要脱鞋
④厳しいごみ分別のルールを守らなければならない
④必须严格遵守垃圾分类的规则
⑤蕎麦やラーメンを食べる時、音を立てて食べてもマナー違反にならない
⑤吃荞麦面或拉面时,发出声音吃也是不会违反礼仪的
⑥タトゥーがある人は温泉やプールに入ることができない
⑥有纹身的人不能泡温泉和进入游泳池
などです。等等。
日本人以外の外国人が納得できるルールも納得できないルールもあると思いますが、
日本へ旅行する時、留学する時は、「郷に入っては郷に従え」を思い出して注意してください。
应该也会有人觉得,日本的一些规则无法理解吧
但是去日本旅行、留学的时候,还是要记住有“入乡随俗”这个习俗。
