20230306 泛听 治愈系 登山路上的折纸艺术 日语听力 日语新闻

東京にいながら、
大自然を味わえると人気の高尾山。
その登山道の途中にある、
謎のアートが話題になっている。
「あら、おひなさまだ!」
「やっぱりおひなさまだよ。よくできてるなあ 本当だ」
歓声とともに人々が写真を撮る先にあるのが、
今の時期にぴったりのひな人形です。
折り紙で丁寧に作られています。
おひなさまだけでなく、
3人官女や桃の花、
さらにはその花にやってきたメジロなども、
切り株の上に飾られています。
---
メジロ目白 [めじろ] 〈动〉绣眼鸟,白眼鸟、目白
切り株 [きりかぶ] 【名词】残株、树桩
----
そんなこちらの人形、ある秘密がありました。
「あの季節によって違うっていうか」
これは登山客が秋に撮影したものです、
今とは違い、
もみじと七五三の子どもたちを作品にしています。
お正月には、
富士山や門松の折り紙作品がここに飾られていたといいます。
「通るたびに変わっていくので。1週間で変わってました」
また、雨が降りそうな時は傘をさして、
作品がぬれないようになっているといいます。
そんな愛情たっぷりの、
高尾山の折り紙アート。
ですが、肝心の作者が誰なのか、
実は謎だというのです。
「高尾山の“バンクシー”とか?」
----------
バンクシー(Banksy):班克斯 匿名英国涂鸦艺术家
イギリスのブリストル出身と言われていて、ロンドンを中心に世界各地で活躍する匿名のストリートアーティスト。
----------------
そこで撮影班が取材を続けていると、
「作者本人と話したことがある」という人を発見。
気になる正体は、
ほぼ毎朝高尾山に登っている、
60代から70代の男性だといいます。
「本当に山の 山が好きな方で、
朝もゴミを拾いながら行ってくださる方で。
みんなこんなSNSアップしてるだから、
やめられなくなっちゃったらしいです」
高尾山を管理する東京都は、
「登山客の皆さんに楽しんでいただいているものなので、
温かく見守っていくつもり」とコメントしています。