NHK新闻听写 202304021705
5時のNHKニュースです。
上皇樣の弟の常陸宮樣は、38度台の発熱があり、大事を取って病院に入院されました。宮内庁によりますと、常陸宮樣は、昨夜から38度台の発熱の症状が見られ、解熱薬で熱は37度台に下がりましたが、大事を取って、東京渋谷区の日本赤十字社医療センターに入院されました。常陸宮樣は、先月、尿管結石の手術を受けられていますが、今回の発熱との関連は分からないということです。常陸宮樣は、発熱のほか、普段より食欲も少ないということで、今後検査を行い、発熱の原因を調べるということです。
畜産業が盛んな新潟県佐渡市で、今年最初の牛の競り市が開かれ、1頭あたりの平均落札価格は、去年より、7万円近く安くなりました。佐渡市で生まれた子牛は、安定した肉質などが人気で、競り市には、新潟県内だけでなく、山形県や岐阜県などから、併せて19の業者が買付に参加しました。競りにかけられたのは、地元の35の生産農家が育てた141頭で、殆どが生後1年未満の子牛です。競りが始まると、業者が、骨格や肉付きなどを見定めながら競り落していき、最高落札価格は、雄の子牛で89万1000円余りでした。市場関係者によりますと、輸入飼料の高騰などの影響で、肥育農家が、子牛の仕入れコストを抑える動きもあり、今日の平均落札価格は、54万6500円余りと、去年11月と比べ、6万6800円余り安くなりました。JA佐渡営農振興課の菊池敏課長は、「今回は競りの成立価格の幅が大きく、安い物はぐっと安く、高い物はしっかり評価された」と話していました。
富山市の植物園で、恒例の「さくらまつり」が開かれ、明日から始まるNHKの連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデル、牧野富太郎博士に所縁の桜も咲き誇っています。富山市の富山県中央植物園には、およそ120種類、490本の桜が植えられ、この時期は、30種類が見頃を迎えています。この内、ミドリザクラは、萼や若葉が綺麗な黄緑色になるのが特徴で、明日から始まるNHKの連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデル、植物学者の牧野富太郎博士が名付けたことでも知られます。また、牧野博士が愛した「仙台屋」という桜は、濃いピンク色の大きな花弁と、赤茶色の若葉が特徴で、満開を迎えています。このほか園内では、菜の花も咲き誇り、シダレザクラの色合いとの綺麗なコントラストを楽しむことが出来、新1年生が新しいランドセルを背負って、入学の記念撮影をする姿も多く見られました。訪れた70代の女性は、「これまでコロナ禍で大変でしたが、人が沢山来ていて、開放感に溢れていて、いいなと思いました」と話していました。明後日までの「さくらまつり」の期間中は、閉園時間が午後9時半まで延長され、日没後は、ライトアップされた夜桜を楽しめます。
男子ゴルフの国内ツアー開幕戦は最終ランドが行われ、4位から出た今平周吾選手が、通算20アンダーで逆転優勝しました。今平選手は、首位と2打差の4位から最終ランドをスタートし、前半で2つのバーディーを取った後、後半は6つのバーディーを奪って、スコアを一気に8つ伸ばしました。今平選手は、通算20アンダーで、今シーズンの国内開幕戦を逆転で制し、ツアー通算8勝目をマークしました。
ここまで、5時のニュース、越塚がお伝えしました。時刻は5時5分です。