地震(じしん)のとき高(たか)いビルの揺(ゆ)れ方(かた)を少(すく)なくする技術(ぎじゅつ)の実験(じっけん)

[2022年9月20日 12時00分]

2011年(ねん)の東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)では、地震(じしん)が起(お)こった場所(ばしょ)から遠(とお)い東京(とうきょう)や大阪(おおさか)でも、高(たか)いビルがゆっくり大(おお)きく揺(ゆ)れて天井(てんじょう)や壁(かべ)が壊(こわ)れたところがたくさんありました。

2011年东日本大地震，从震源地到遥远的东京、大阪等地的很多高层建筑慢慢地剧烈摇晃，天花板和墙壁被震坏。

天井(てんじょう)：顶棚、天花板、顶点

建物(たてもの)を作(つく)る会社(かいしゃ)は、ビルの揺(ゆ)れ方(かた)を少(すく)なくする技術(ぎじゅつ)の開発(かいはつ)をしています。今(いま)までビルの下(した)につけていた揺(ゆ)れ方(かた)を少(すく)なくする機械(きかい)を、いちばん新(あたら)しい技術(ぎじゅつ)ではビルの上(うえ)につけています。

建筑公司正在开发可以减少建筑摇晃的技术。以前安装在大楼下面的减震器，最新的技术是安装在大楼上方。

15日(にち)、新(あたら)しい技術(ぎじゅつ)の実験(じっけん)をしました。この実験(じっけん)は、ビルの模型(もけい)を使(つか)って、地震(じしん)のときと同(おな)じ揺(ゆ)れ方(かた)にして行(おこな)いました。その結果(けっか)、新(あたら)しい技術(ぎじゅつ)で作(つく)ったビルは、今(いま)までの技術(ぎじゅつ)のビルより、高(たか)い階(かい)の揺(ゆ)れ方(かた)が30％以上(いじょう)少(すく)ないことがわかりました。

15日对最新的技术进行实验。该实验使用建筑模型，采用地震时同等的晃动方法进行测试。结果表明使用最新技术的建筑比应用目前技术的高层摇晃要减少30%。

この技術(ぎじゅつ)は、2025年(ねん)2月(がつ)に東京都(とうきょうと)港区(みなとく)にできる43階(がい)建(だ)てのとても高(たか)いビルに使(つか)う予定(よてい)です。

该技术计划应用于2025年2月份竣工的东京都港区43层的特高层建筑上。