【日本中学历史】4#古希腊、古罗马文明

古代までの日本（古代为止的日本）

1節　世界の古代文明と宗教のおこり（世界古代文明与宗教起源）

4.ギリシャ·ローマの文明（古希腊、古罗马文明）

ギリシャの都市国家（古希腊城邦）

古代文明が栄えたオリエントの地域は、紀元前6世紀に、東から勢力を広げてきたペルシャの支配下に入りました。一方、その西にある地中海では、ギリシャ人が独自の文明を築いていました。（古代文明繁盛的东方地域，在纪元前6世纪，被纳入到了从东方扩展势力的波斯的支配下。一方面，在其西面的地中海，古希腊人创建了独自的文明。）

地中海沿岸は、農耕や牧畜に適した気候で、古くから商人の活動も活発でした。ギリシャ人は、アテネやスパルタのような都市国家（ポリス）を地中海各地に建設しました。こうした都市国家は、丘の上の神殿と麓の広場とを中心に造られました。国の中心は、奴隷を持ち、農業を営み、戦争時には兵士として戦う男性の市民で、アテネでは、男性の市民全員が参加する民会を中心に民主的な政治が行われていました。紀元前5世紀にペルシャがギリシャに攻め込むと、ポリスは連合してこれを撃退し、ギリシャ文明は全盛期を迎えました。ギリシャでは、演劇や彫刻などの芸術や、哲学や数学、医学といった学問も発達しました。（地中海沿岸的气候适合农耕、畜牧，从古时起，商人的活动也很活跃。古希腊人在地中海各地建设了雅典和斯巴达等城邦。以山岗上的神殿和山脚的广场为中心建造了这样的城邦。城邦中心拥有奴隶、经营农业、战争时作为士兵参战的男性市民，在雅典，以全体男性市民参加的民会为中心，进行着民主政治。纪元前5世纪，波斯攻入古希腊后，古希腊城邦联合起来将其击退，古希腊文明迎来了鼎盛期。古希腊还发展了戏剧、雕刻等艺术以及哲学、数学、医学等学问。）

ヘレニズム（古希腊文化）

紀元前4世紀になると、北方のマケドニアがギリシャを征服し、さらにアレクサンドロス大王の下で東に遠征してペルシャを征服し、インダス川にまで達しました。この結果、ギリシャの文化が東方に広まってオリエントの文化と結び付きました。これをヘレニズムと呼びます。ヘレニズムの文化は、後にインド、中国、日本の美術にも影響を与えました。（到了纪元前4世纪，北方的马其顿帝国征服了古希腊，并且在亚历山大大帝的带领下向东远征，征服波斯，然后一直抵达印度河。因此，古希腊文化向东方扩展，与东方文化联系起来。称其为古希腊文化。古希腊文化之后也给印度、中国、日本的美术带来了影响。）

ローマ帝国（古罗马帝国）

ギリシャの西のイタリア半島中部には、ラテン人が住み着いていました。ラテン人が造った都市国家のローマは、紀元前6世紀には、貴族を中心とする共和制の国になり、ローマはその後イタリア半島全体に支配を広げました。ローマは更に紀元前30年には地中海を囲む地域を統一し、同じ頃、皇帝が支配する帝政に変わりました。（古希腊西面的意大利半岛中部，住着拉丁人。拉丁人建立的古罗马城邦，在纪元前6世纪，成为了以贵族为中心的共和制国家，古罗马此后支配了整个意大利半岛。古罗马又在纪元前30年，统一了包围着地中海的地域，同时，国家变为了皇帝统治的帝政。）

ローマ帝国は、世界最大級の都市ローマを首都とし、高度な文明を築きました。長さや重さ、容積の基準を統一し、道路網を整え、各地に水道や浴場、闘技場などの施設を造りました。また、ローマの法律や暦は、後のヨーロッパでも長く使われました。（古罗马帝国将世界最大的都市罗马作为首都，建设了高度文明。统一了长度、重量、容积的基准，修建了道路，在各地建造了水道和浴场、斗技场等设施。并且，古罗马的法律和历法此后在欧洲被长期使用。）

ローマ帝国は4世紀に東西に分かれました。東ローマ帝国（ビザンツ帝国）は15世紀まで続きますが、西ローマ帝国は5世紀に滅ぼされ、西ヨーロッパでは小国が分立するようになりました。（古罗马帝国在4世纪分裂为了东罗马帝国和西罗马帝国。东罗马帝国（拜占庭帝国）一直持续到15世纪，然而西罗马帝国在5世纪灭亡，西欧小国开始分立。）