【日本小5道德】4#远足的孩子们
遠足の子供達(远足的孩子们)
私が、今日も母親の看病をして、病院から帰る朝のことでした。
(我今天也在看护母亲之后,从医院回来的早上。)
私がS駅から電車に乗って、電車が二つ目の駅に着くと、小学校五年生くらいの元気のいい子供達が、大勢乗り込んできました。
(我在S车站乘上电车,当电车抵达第二个车站时,乘上来了很多小学五年级左右的朝气蓬勃的孩子们。)
私は、一瞬、これは困ったと思いました。看病疲れで眠い私を、小学生達は眠らせてくれないだろうと思ったからです。小学生達が大きな声を出して電車の中を走り回るのは、いつものことなのですから。
(我一瞬间觉得很困扰。因为我认为小学生们肯定不会让看护累到想睡的我睡觉。小学生们总是大声吵闹地在电车中跑来跑去。)
ところが、乗り込んできた小学生達の様子は、私の想像していたのとは、全く違っていました。
(然而,乘上来的小学生们的样子完全颠覆了我的想象。)
ある男の子は、空いている席にちょこんと座って、リュックサックを膝に乗せていました。ある女の子三人のグループは、席に横に並んで座ったまま、トランプを始めました。
(一个男孩子轻轻坐到了空位上,然后将书包放在了膝上。某个女孩子三人组并排坐在座位上,开始打扑克。)
私は、改めて、電車の中を見渡しました。
(我再次环视了一下电车内。)
窓の景色を見ながらメモを取る子供、席で本を読む子供と様々ですが、入り口や通路を塞いでいる子供は一人もいません。今まで、私が見てきた、遠足の時の電車の中の様子とは違っていたのです。あまりにも静かなのにびっくりして、隣で本を読んでいる女の子に声をかけてみました。
(有一边看着窗外的风景,一边做笔记的孩子、有在座位上读书的孩子,有形形色色的孩子们,但是没有一个孩子堵住入口或道路。与迄今为止我所见到的远足时候的电车中的样子不一样。过于安静,因此我有些惊讶地问了在一旁看书的女孩子。)
「どこの学校ですか。」
(“你是哪所学校的?”)
「山本小学校です。」
女の子は、元気に答えてくれました。
(女孩子精神饱满地回答道:“山本小学。”)
「皆、静かで偉いわね。大声を出す人がいないのね。」と、私は感心して言いました。
(“大家都很安静,真了不起。没有大声喧哗的人呢。”我佩服道。)
すると、その女の子は、にこにこして、「はい、遠足に行く前に学級会で決めたんです。車内でのルールは守るということと、あとは自分で考えて何をしてもいいということです。」と答えると、また、本を読み始めました。
(于是,女孩子笑着回答道:“是,因为在远足之前,学级会规定好了。在电车内要遵守规则,然后自己考虑做什么都可以。”语毕,她又开始读书了。)
次の駅で、数人の高校生が乗ってきました。
(下一站乘上来了几个高中生。)
彼らは乗るなり、迷惑そうな顔で、「あれ、またうるさい小学生の遠足か。」と、大声を出しました。しかし、あまりの静けさに、いつの間にか、彼らも小声になってしまいました。
(他们一乘上来,就露出感到麻烦的表情,大声道:“哎,又是吵闹的小学生的远足吗?”然而,因为过于寂静,不知何时,他们也降低了音量。)
トランプで遊んでいる三人組は、とても楽しそうですが、決して大声は出しません。そして、先生は、窓の外を見ながら子供と一緒に楽しそうに話をしています。
(在打扑克的三人组看起来很愉快,然而她们绝不会大声说话。老师一边看着窗外,一边和孩子愉快地谈话。)
この電車の中の静かな様子に、私の気持ちは和み、看病の疲れがどこかへ飛んでいってしまいました。
(电车中的安静的样子令人心平气和,看护的疲惫也消散了。)
私は、いつものO駅で下車しましたが、ホームに立った時の空気は、いつもより美味しいような気がしました。
(我一如既往地在O车站下了车,感觉站在站台时的空气比平常更新鲜。)
爽やかな初夏の朝でした。
(这是个爽朗的初夏早晨。)

