【日本小3道德】6#翔太的信
翔太の手紙(翔太的信)
翔太は、お父様の仕事の都合で、四月に転校してきました。初めての日は始業式と、担任の大石先生のお話を聞くだけで家に帰りました。
(翔太由于父亲工作的关系,四月转校过来。第一天是开学典礼,然后听了班主任大石老师讲完话就回家了。)
次の日、休み時間になるたびに、皆が翔太の周りに来ました。
(翌日,每到休息时间,大家都围到翔太的身边。)
「どこから引っ越してきたの?家はどこ?」
(“你从哪搬来的?你家在哪?”)
「好きな遊びは?」
(“你喜欢什么游戏?”)
「はまっているゲームある?」
(“你有玩得入迷的游戏吗?”)
翔太は、にこにこ顔で皆の質問に答えました。
(翔太笑嘻嘻地回答了大家的提问。)
学級会で「皆仲良し、楽しいクラス」というクラスの目標を決めました。翔太はほっとしました。どんな子がいるかなあ、友達は出来るかなあと、ちょっと気にしていたからです。
(学级会上定下了“大家都要好的愉快的班级”的班级目标。翔太松了口气。因为他有些担心着会有怎样的人呢?能交到朋友吗?)
暫くすると、翔太は学校を一週間も続けて休みました。
(过了一段时间后,翔太持续一周没去学校。)
その日、朝の挨拶が終わると、大石先生が話し始めました。
(这日,早上的问候结束后,大石老师开始讲道。)
「昨日、翔太さんのおうちに行ってきました。色々お話をしましたが、翔太さんに手紙を書いてもらいましたので読みます。」
(“昨天,我去了翔太同学家。虽然谈了很多话,不过翔太写了信,所以我读一下。”)
三年一組の皆へ
(致三年一班的各位)
僕は、今、学校に行けません。寝る時は、明日は行こうと決めるのですが、朝になると、嫌なことがいっぱい頭に浮かびます。
(我现在去不了学校。睡觉时,虽然决定翌日要去学校,但是一到早上,脑海里浮现出了很多不好的事。)
僕は、クラスの目標を決めた時、皆と仲良くなれると思って嬉しかったです。でも、無視されたり、仲間外れにされたりするようになりました。初めは二、三人だけでしたが、段々、沢山の人がするようになりました。休むようになった前の日には、「お前なんか、こっちに来るな。」と言われました。とっても悲しかったです。
(班级目标决定的时候,我认为能和大家处好关系,非常高兴。但是,我要么被无视,要么被排挤。最初只有两三人这样对我,但是渐渐的,越来越多的人这样对我。我开始休息在家的前日,被人说了“你这种家伙别过来。”我非常难过。)
そばにいる人も、にやにやしながら見ているだけで、誰も止めませんでした。皆が考えている「皆仲良し、楽しいクラス」ってどんなクラスですか。
(在旁边的人也只是笑嘻嘻地看着,谁都没有制止他。大家所考虑的“大家都要好的愉快的班级”是怎样的班级呢?)
ほとんどの子が下を向いて聞いていました。泣いている子もいます。大石先生が言いました。
(大部分人都垂头听着。也有人在哭。大石老师说道。)
「今度は、皆が翔太さんに答える番です。『皆仲良し、楽しいクラス』にするために、自分はどんなことをしますか。」
(“这次由你们来回答翔太同学。要做到‘大家都要好的愉快的班级’,自己要做些什么?”)
何人かの子が手を上げましたが、先生は誰もささずに、「大事なことですから、しっかり考えて、それを紙に書いてください。その後で、話し合いましょう。」と言って、紙を配りました。
(虽然有几个人举起了手,但是老师没有点名任何人,她说着“因为是很重要的事,所以好好考虑,然后写在纸上。写完后再互相讨论。”并分发了纸张。)

