「同時連続発生の表現」のまとめ

一、表現と接続方法

動詞た形＋たとたんに

動詞原形＋が早いか　　　　　　　普通は取り換えられる

～か～ないかのうちに

二、意味

たとたんに

が早いか　　　　　　　　　　（～と、すぐ～をした）⇒「～と～すぐ」グループ

～か～ないかのうちに

□「たとたんに」の後件で、予想外の事態が多い　突発・偶発事態

▲座ったとたんに、椅子が壊れた。

▲部屋に入るが早いか、テレ部を付けた。

▼部屋に入ったとたんに、テレ部を付けた。

三、例示

▲彼はベッドに横になるが早いか、眠ってしまった。

▲彼女は卒業するが早いか結婚した。

▲主人の足音を聞くが早いか、子犬は駆け寄ってきた。

▲息子の戦死の知らせを聞いたとたんに、母親は全身の力が抜けていくのを感じた。