袭色目和重色目(终)
(续)
◆ 袭色目
☆“袭色目的主要颜色”请看这里。可以确认以下8色的袭色。有1种原创颜色。
◆ 襲色目
☆ 「襲色目の主な色」 はこちらをご覧下さい。下記の8色の襲色目を確認できます。オリジナル1色有ります。
春 樱重(袭色目) 山吹(袭色目)
春 桜重(襲色目) 山吹(襲色目)

表 白
2 白
3 白
4 薄紅
5 極紅
6 薄紅
単 緑
山 吹
表 紅
2 紅
3 薄紅梅
4 紅
5 黄
6 黄
単 緑
http://zipangu.cocolog-nifty.com/blog/2005/10/post_a377.html



山吹襲とは - コトバンク


『白』は無彩色で、黒の対語であり、色を区別するための最初の言葉として使われました。最古の歴史書『古事記』でも、『黒』『赤』『青』とならんで『白』が登場しています。
古代の日本人にとって、白は純真無垢 じゅんしんむくで潔白を表し、神事に関係ある神聖な色として特別な存在でした。この伝統は現在に至るも変わっていません。
また近代においても武士の切腹時の白装束や、喪服の色が『白』であるように、『白』はそれだけ神聖で清らかな禁忌の色だったのです。
そのため、特別な場合をのぞき、あまり『白』の衣服を身につけませんでした。
白い衣服が一般的になったのは西洋文化を取り入れた明治以降です。喪の色も徐々に黒に変わっていきました。https://irocore.com/shiro/



緑(みどり)とは、成長した樹葉のような深い緑色のことです。露草による青色と刈安、または黄檗の黄で染めました。古くは、寒色系統の色を「あお」と呼びましたが、特に深い緑色を指す場合は、鴗鳥(そにどり:翡翠かわせみの古名)の羽根の緑色にちなんで「そにどりのあお」と呼んでいました。和名「みどり」はその「そにどり」の転じたものともいわれています。ちなみに、草木が緑に色づいたことを「青い」と形容する、青山、青田、青葉などの青は、青色ではなく緑色を表していますが、これは緑と青の色の区別がなかった訳ではなく、言葉として使い分けていなかった為です。https://irocore.com/midori/

山吹(やまぶき)
山吹はバラ科ヤマブキ属の落葉低木。北海道から九州まで広く分布し、美しい花を咲かせることから万葉の頃より親しまれてきました。山の中に生え、しなやかな枝が風にゆれる様子から『万葉集』では「山振 やまぶり」と呼ばれ、転じて「山吹」になったと言われています。晩春に花が咲くことから春の季語。
山吹の花の色が黄金に似ていることから、別名『黄金色 こがねいろ』とも呼ばれ、また逆に江戸時代の隠語では、「賄賂 わいろの小判」が『山吹』と呼ばれました。http://irocore.com/yamabuki-iro/




平安時代からの色名で、中国の呉から伝わった藍 あいという意味の「呉藍 くれのあい」から「紅 くれない」と呼ばれるように。なお、この場合の藍とは『藍色』のことではなく「染料」を表しています。また、 さらに唐から伝わったという意味で『唐紅(韓紅) からくれない』とも呼ばれていました。 紅花(べにばな)
紅花はキク科ベニバナ属の一年草です。古代より紅花から抽出された色素は世界中で用いられ、日本には上代頃に伝来しました。平安の頃から盛んに栽培されており、紅花の花を摘んでから発酵・乾燥させた物が、紅色の染料や口紅などの化粧品、食品の着色料となっています。
ちなみに、紅花はもともと黄色い花であり黄色色素のほうが多いのですが、いくつもの処理を施すことにより黄色色素を除去し紅色色素を取り出しています。
紅花が茎の末から咲きはじめていくのを順次摘み取ることから、「末摘花 すえつむはな」の雅称で呼ばれました。『源氏物語』の「末摘花」も紅花に由来しています。https://irocore.com/beni-iro/


https://irocore.com/ki-iro/
夏 菖蒲(袭色目) 花橘(袭色目)
夏 菖蒲(襲色目)花橘(襲色目)

表 緑
2 緑
3 緑
4 白
5 紅
6 紅梅
単 白
花 橘
表 赤紅
2 赤紅
3 赤紅
4 白
5 緑
6 緑
単 白
単 白 http://zipangu.cocolog-nifty.com/blog/2005/10/post_fbae.html





花菖蒲ではなく、緑の葉先から白くなる根、そして紅梅色の根元から白く長い根と続くサトイモ科の菖蒲の根と葉を現したかさねです。
着用時期は旧暦の4月から5月。ちょうど端午の節句の前後ですね。http://blog.livedoor.jp/sweet_cookie_kucha/archives/9262173.html





春に色濃く葉が色づき、初夏に白い花が咲き、やがて黄色い実が実るという橘の木の一年を現した色目です。
一度着てみたい色目です。
着用時期は年間通してではなく、旧暦の4月から5月。
橘の花の咲く頃でしょうか。http://blog.livedoor.jp/sweet_cookie_kucha/archives/9262173.html

「あやめ」は花の色も呼び名も美しいことから、古くから用いられた色名ですが、もともとは襲の色名で「表・青、裏・紅または紅梅」が夏に用いられました。
染め色として現れたのは後世のこと。江戸時代の染色技法の指南書『手鑑模様節用』には「あゐかちたるをききやうといふ、赤みかちたるを、あやめと、となふ」とあります。
最近は「菖蒲」の字は「しょうぶ」と読む方が一般的ですが、中世の日本では「あやめ」と読まれていました。また、しょうぶの花はあやめの花に似たイメージがあるかと思いますが、実際のしょうぶの花は稲穂のような形であり、まったく別の種類です。あやめに似た花は「花菖蒲」というまた違う種類になります。ちょっとややこしいですね。https://irocore.com/ayame-iro/

『紅梅色』はキク科ベニバナを用いた紅花染 べにばなぞめの一種で、色の濃さにより『濃紅梅 こきこうばい』『中紅梅 なかこうばい』『淡紅梅 うすこうばい』などのバリエーションがあります。ただし、平安文学においての「紅梅」といえば主に『中紅梅』を指しました。
また重 かさねの色でもあり、「表・紅色、裏・蘇芳 すおう」を配しかなり強い赤を表現しています。梅 (うめ)
梅はバラ科サクラ属の落葉高木。中国が原産で奈良時代までは輸入されていましたが、遣唐使によって白梅が伝わり、さらに平安時代に紅梅も伝わることで一般化しました。清少納言も『枕草子』で「いとめでたきもの」として「木の花は、こきもうすきも紅梅」とあげています。
また、新元号の『令和』も、出典は『万葉集』の梅花の歌集であるように、梅は古くから親しまれてきました。
令和:『万葉集』巻五 梅花の歌三十二首并せて序より
-「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」-https://irocore.com/kobai-iro/


色票として一般的な青とカラー印刷の青(シアン)を掲載しておきます。 https://irocore.com/ao/|花橘
[はなたちばな]
DEFINITION
花の咲いている橘。また,橘の花。〔夏〕
襲かさねの色目の名。表は赤黄色,裏は青。夏着用。
橘紋の一。大きな橘の花と葉の上方に左右各六個の小さな橘を配した図柄。

柑橘系の実の色としては『蜜柑色 みかんいろ』や『橙色 だいだいいろ』などより古く、室町時代にはその名が見られました。(出典:桃華蘂葉 とうかずいよう-一四八○)
染色はアカネ科クチナシとキク科ベニバナを合わせて染めていましたが、ベニバナの代わりに蘇芳 すおうの明礬媒染も行われていたようです。
重 かさねの色でもあり「表・濃朽葉、裏・濃朽葉」の色目で、着用するのは秋でした。
また、裏を黄色にすると『橘 たちばな』の重ねになり、こちらは夏の色となっています。
(出典:薄様色目)
ちなみに、『柑子色』と同じ読みの色名に『麹色 こうじいろ』がありますが、こちらは米麹に由来する赤みの淡い灰黄色のことです。https://irocore.com/kouji-iro/

鮮やかな濃朽葉は、秋の紅葉の最後の時間を表します。https://lanicolor.com/japanesecolorsofnov/

それらの赤系統の染色には高価な紅花染めの他に、蘇芳 すおうを用いる代用紅染 だいようべにぞめが盛んに行われていました。赤紅の染色もまた蘇芳と明礬 みょうばんによる蘇芳染で染められています。https://irocore.com/akabeni/
秋 里菊(袭色目) 红枫(袭色目)
秋 裏菊(襲色目) 紅もみじ(襲色目)

表 白
2 白
3 白
4 黄
5 緑
6 緑
単 紅
紅もみじ
表 紅
2 暗紅
3 紅
4 黄
5 緑
6 濃紅
単 濃紅
http://zipangu.cocolog-nifty.com/blog/2005/10/post_9791.html

襲の色目(かさねのいろめ)は四季折々の変化をその様相の比喩表現によって色彩として感じ取ってきた日本人が作り上げてきた配色法です。
この配色方法はもともと袷仕立て(あわせしたて)された衣服の表地と裏地の配色で平安時代に公家の服飾の中から生まれ、以後、公家の人々の服飾に欠かせないものとして近代まで伝えらました。
日本の染織の中でも特に服飾に見られる最も大きな特徴は、快適さを求めて四季に応じた生地や仕立ての選択が行われているだけでなく、美意識の反映として、それぞれの季節にふさわしい色や模様が選ばれ使用されてきたことにあります。
これは日本が地理的に温帯に属し、気候が四季を持っていることに起因していることに加え、日本人が季節に伴って身の回りで生じる自然の移り変わりを敏感に感じ取っていたからだと考えられます。
季節に応じた服飾のもっとも代表的なものが、誰もが良く知っている平安時代に生まれた女性の「十二単」です。http://www.ikiya.jp/kasane/top.html https://ameblo.jp/irodorimusubi-4k/entry-12603646983.html
http://www.so-bien.com/kimono/monyou/uragiku.html 裏菊とは うらぎく 文様を中心から捻ったものを「捻」、裏からみたものを「裏」といいます。この裏菊は、代表的で、ひとつのモチーフから多様な文様が生まれ、文様世界に広がりを与えています。他に、捻梅、裏梅など多数あります。
















紅葉する木々の色を、表地と裏地別々の色を組み合わせて現した色目で、平安時代の文献「満佐須計装束抄」では、上から青(蘇芳)・淡青(紅)・黄(淡朽葉)・淡朽葉(黄)・紅(淡青)・紅(カッコの中は裏地の色)となっているそうです。
こちらの着用時期は旧暦の10月から11月。ちょうど紅葉の時期です。 紅葉を現す色目は、「満佐須計装束抄」によるとほかに紅紅葉(くれないもみじ)・櫨紅葉(はじもみじ)・青紅葉(あおもみじ)・楓紅葉(かえでもみじ)があるそうです。
http://blog.livedoor.jp/sweet_cookie_kucha/archives/9262173.html


「もみじ」とは「色を揉み出ずる」が語源で、植物が色づくことを指していました。中でも楓が最も美しく色づくことから、いつしか楓を「もみじ」とも呼ぶようになったのです。
重ねの色目:紅葉重ねの色では『表赤・裏濃赤』の色目で、真っ赤に色づく楓の葉の重なりを表しています。出典:『雁衣鈔 かりぎぬしょう』
また、他にも『表黄色・裏蘇芳』という説もあり、こちら黄葉 こうよう・紅葉 こうようした楓の二色を表現したものでしょう。
(他に5説ほどあり)
もちろん、重ねの『紅葉』の着用時期は秋です。
https://irocore.com/momiji-iro/


暗紅色は、黒みを帯びた紅色(べにいろ)です。色の名前 暗紅色
読み / 綴り あんこうしょく
由来 / 概要 黒みを帯びた紅色
系統色名 dp-RP (濃い赤紫)
マンセル値 3RP 3/8
webcolor #965161
RGB R(赤):150
G(緑):81
B(青):97
CMYK C(シアン):0
M(マゼンタ):60
Y(イエロー):20
K(ブラック):50 https://lanicolor.com/japanesecolorsofnov/

紅葉色に少し黒が入った、強い赤です。https://lanicolor.com/japanesecolorsofnov/

冬 雪下红梅(袭色目) 紫薄夜雨(紫薄样)(袭色目)
冬 雪の下紅梅(襲色目) 紫うすよ(や)う(襲色目)

表 白
2 白
3 白
4 薄紅
5 極紅
6 薄紅
単 緑
紫の薄様
表 紫
2 紫
3 紫
4 薄紫
5 白
6 白
単 白
http://zipangu.cocolog-nifty.com/blog/2005/10/post_5978.html



雪の下(ゆきのした) 白(白)・同・紅梅(蘇芳)・淡紅梅(淡蘇芳)・より淡く・青。(「雪の下」は雪の下の紅梅の略)
https://kotobank.jp/word/雪の下紅梅-651628
襲かさねの色目の名。表は白、裏は紅。

降り積もった雪の下の、紅梅の花と新芽を現したかさねです。
きれいなかさねです。これも着てみたい
着用時期は11月中旬から春頃までだそうです。





名前の由来は多年草の「紫草 むらさき」の根(紫根 しこん)で染められたことから、色名も「ムラサキ」と呼ばれるようになりました。
紫草(むらさき)
紫草とは、ムラサキ科ムラサキ属の多年草。初夏から夏にかけて白い花を咲かせる。
群れるように咲くことから「群ら咲き むらさき」が名前の由来という。
平安文学にも数多く登場する日本文化を象徴する植物で、乾燥した根(紫根)は生薬や染料として珍重されてきた。近年は絶滅の危機にひんしている。https://irocore.com/murasaki/






☆“袭色目”的“色顺”采用可以在网上确认的“昙华院殿装束抄”(京大图书馆)。
请注意不是“满佐须计服装抄”的“色顺”。上面可以看到实物哦。
☆ 「襲色目」 の 「色順」 は、Web上で確認可能な 「曇華院殿装束抄 」 (京大図書館) を採用しています。
「満佐須計装束抄」 の 「色順」 ではありませんので、ご注意下さい。 上記で本物がご覧頂けますよ。

☆袭色目的种类和方法
香气......深色和浅色交织。交织出同色的浓淡。(微笑)
薄样...从上到下依次从深色渐渐变成淡色。另外,其恰恰相反。(薄夜雨)
☆ 襲色目の種類と方法
匂い・・・・・・・・・・・濃い色と薄い色を織り交ぜる。同色の濃淡を織り交ぜる。 (にほひ)
薄様(うすよう)・・・上から順に濃い色から段々薄い色にする。又、その逆も。 (うすやう)
▼袭色目的各种配色,在下页的“续 袭色目和重色目”中 ▼
请阅览务必确认一次。
襲色目の各々の配色は、 次頁の 「続 襲色目と重色目」 にて ▼
ご覧頂けます。 是非一度、ご確認下さい。
【四五言的个人空间-哔哩哔哩】 https://b23.tv/A3cZdoV https://b23.tv/A3cZdoV
【袭色目和重色目(上)-哔哩哔哩】 https://b23.tv/s01JzMI https://b23.tv/s01JzMI
【袭色目和重色目(中)-哔哩哔哩】 https://b23.tv/vYIuYtI https://b23.tv/vYIuYtI
【袭色目和重色目(下)-哔哩哔哩】 https://b23.tv/LDops8T https://b23.tv/LDops8T
https://m.bilibili.com/audio/au3172224 https://m.bilibili.com/audio/au3172224
*仅供参考
文、图 bing
http://www.bb.em-net.ne.jp/~maccafushigi/mac/7.htm <襲色目と重色目について>
http://www.bb.em-net.ne.jp/~maccafushigi/mac/9.htm 続 襲色目と重色目
https://irocore.com/ 和色一览
https://we-xpats.com/ja/guide/as/jp/detail/9356/#:~:text=菫色は、スミレの花の色に由来した青みの濃い紫色です%E3%80%82,平安時代から人気のある色で、明治時代後期にも流行し、浪漫主義文学の詩人は恋愛を菫に例えて詠っていました%E3%80%82%20ねこやなぎ色 季節ごとの日本の伝統色とは?襲の色目についても解説!
http://kariginu.jp/sozai/sozai52.htm 有職文様素材集5ー2 (襲色目ボーダー)(境界)^_^
http://www.kariginu.jp/kikata/kasane-irome.htm 有職の「かさね色目」
https://www.color-sample.com/colorschemes/japanese/spring/ 日本の伝統配色 (春)
https://kenokoto.jp/49711 日本の暮らし色『新春を彩る優しい梅の色』古代から愛されてきた春の和色
https://irocore.com/category/red/ 赤系の色一覧
https://ateitexe.com/kasane/ 襲の色目(かさねのいろめ)とは ^_^
https://kotobank.jp/word/夜雨-654077

☆ ウィンドゥーズ エクスプローラー ・ブラウザー枠のグレー及び、インプットボタン (ラジオボタン) のグレー色を
皆さんRGB色でWEB上に表現できますか? これらの 「グレー」 は、とても 「赤味」 を含んでいます。
RGB16進数の#cccccc、#999999、#666666、の 「グレー」 とは、全く違います。 「青味」を含んでいます。
ブラウザー枠 ・インプットボタン (ラジオボタン)のグレーカラーは、
平安朝のみやびな世の人々が創造した文化、襲色目と重色目の発想を以てすれば解決できます。
因みに私共の機械 ・(数字) オンチなデザイナーは、短時間でこれらの 「グレーカラー」 作り出せました。
このサイトの 「服の文献ページ」 の BGカラー 「源氏香の図」 で確認下さい。



文、图 bing
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