【日本小5道德】29#引起大事故的“隐患”
大きな事故をよぶ「ヒヤリ·ハット」(引起大事故的“隐患”)
「あっ、危ない!」
(“啊,危险!”)
「もう少しで大怪我をしていたかも知れない。」
(“也许差点就受重伤了。”)
日常の生活の中で、「ヒヤリ」としたり「ハッ」としたりすることはありませんか。大きな事故には繋がらなかったけれども、そうなっていてもおかしくなかった。そんな一歩手前の経験を「ヒヤリ·ハット」と言います。
(在日常生活中,有过“惊险”的事吧?虽然没有酿成重大事故,然而就算发生重大事故也不奇怪。差点引起事故的经验被称作“隐患”。)
ヒヤリ·ハットは、大きな事故にはならなかったものなので、皆すぐに忘れてしまったり、気に留めなくなったりすることが多いのです。
(由于隐患没有酿成重大事故,因此大家马上就忘记了,或是没有留意的情况非常多。)
アメリカ人のハインリッヒは、ある工場で起きた五千件以上の事故を分析しました。すると、人が大怪我をしたり、死亡したりするような重大な事故の影には、二十九件の小さな事故と、三百件のヒヤリ·ハットが潜んでいることが分かったのです。これを、ハインリッヒの法則と言います。
(美国人海因里希分析了某工厂发生的五千件以上的事故。于是,得知了人受重伤或是死亡的重大事故的背后隐藏着29件小事故以及300件隐患。这被称为海因里希法则。)
このハインリッヒの法則を参考にして、現在、病院や工場、建設現場などをはじめとして、多くの職場で事故防止のためにヒヤリ·ハットを集めて、皆でその情報を共有して大きな事故を予防する活動が行われるようになっています。
(参考海因里希法则,现在,以医院、工厂、建设现场等为首,很多职场为了防止事故,收集隐患,大家一起共享其隐患情报,从而来预防重大事故。)
あなたにとっても、他人事ではありません。学校の登下校にも、ヒヤリ·ハットは潜んでいます。そして、それがいつ次のような大きな事故をよぶのかは、分からないのです。
(对于你而言,这也不是事不关己的事。在上下学的时候,也隐藏着隐患。并且,并不清楚这些隐患何时会酿成如下的重大事故。)
○月×日 午後二時四十分
「うちの学校の子が、大怪我をしたらしいよ!」
(“我们学校的同学好像受重伤了!”)
学校の帰り道。僕は、仲良しの隆とゲームの話に夢中になりながら歩いていました。ふと前を見ると、沢山の人が立ち止まっています。
(在放学的归途中。我和要好的隆一起一边沉迷于游戏的话题一边走着。突然瞥见前面站着很多人。)
「大丈夫かな……。」
(“不要紧吧……”)
皆不安そうな顔で心配しています。大人の人達が、大きな声で連絡を取り合っています。
(大家都非常担忧。大人们大声地互相联络。)
向こうから、救急車のサイレンが聞こえてきました。
(从对面传来了救护车的警笛声。)
次ページの絵から、ヒヤリ·ハットを探しましょう。危険だと思うところを○でかこみ、どんな事故が起こりそうか予想しましょう。
(从下一页的画中,找出隐患吧。把认为危险的地方圈起来,试想一下会引起怎样的事故。)
グループで、○でかこんだところと、起こりそうな事故の予想を発表し合いましょう。そして、その事故を防ぐために、どうしたらよいか話し合いましょう。
(小组互相发表圈起来的地方以及预想的事故。并且,讨论为了防止该事故该怎么办?)

