【可不, 雨歌エル】題名のない展示会【白風珈琲】
2023-11-24 22:43 作者:莫名_fukakai | 我要投稿

題名のない展示会/没有标题的展览
御伽噺から始まっている
自童话故事伊始
揺れたレリーズは未だ
在没确定好的快门顶针之上
人差し指にかけたまま
食指尚未按下
濡れた線を追いかけて
便向着浸湿的线追寻而去
木霊した点滅、見ていた
见到了 回荡着的明灭灯光
雨上がりに映る湖畔の情景が
雨后映出的湖景
ただ、ただ
也只是 只是
奇麗で
那般绮丽
何時だって憧れて僕たちはページをめくる夜に
无论何时都心怀憧憬的我们 在将那一页翻开的夜晚
手を出せば触れそうな水面、月 息も忘れていた
仿佛触手可及的水面、明月 连呼吸也一并忘却
シャッタースピードのその先へ
于快门速度之前
はんなり、君は今景色の向こうへ行った
淡雅秀丽、你向着那份光景靠近
再考、滲み出づる日の出を待てば
再次思考、若是等待天边逐渐渗出光芒的日出
やんわり、絹のような空越えて
温和柔婉、飞跃那丝绸般的空际
レリーズは、今
快门顶针、此刻
シャッタースピードのその先へ
于快门速度之前
再考、滲み出づる日の出を待てば
再次思考、若是等待天边逐渐渗出光芒的日出
背景、白色のその君へ
背景、向着白色的你
百色、プリズムにその手かざしたら
百色、透过棱镜投射在手上
レリーズは、今
快门顶针、此刻
忘れられない程に
用几乎无法忘却程度
焼き付いた色
烙下的色彩
目を閉じてまた思い出して
闭上双眼便再次回忆出来
滲む月と日の出の狭間で
在渗透着月光与日出的间隙中
衝動が踊り出して
冲动闯跃而出
正しさはすでに求めていない
已经不再追求正误
只、指の震えを取りに来ただけ
仅仅、想要消去指尖的震颤
嗚呼
啊啊
三脚に架かる世界の重さをその手で受け止めたまんま
用那只手接承着 仅凭三脚架起的世界之重
誰かのため、答え合わせ
是为了谁、来核对答案吧
震えはしない、今
震颤已经停止、现在