日本 严重泛滥的沙丁鱼现象

イワシ(いわし)の豊漁(ほうりょう)や大量(たいりょう)漂着(ひょうちゃく)の影響(えいきょう)が日本(にほん)各地(かくち)に広(ひろ)がっています。青森(あおもり)では名産品(めいさんひん)のホタテ(ほたて)に悪(あく)影響(えいきょう)を及(およ)ぼしている一方(いっぽう)で、新潟(にいがた)ではクロマグロ(くろまぐろ)が大量(たいりょう)に水揚(みずあ)げされる異例(いれい)の事態(じたい)に。
沙丁鱼丰产和大量漂流的影响遍布日本各地,在青森这个现象对特产的扇贝有不良影响,在新泻县有大量蓝鳍金枪鱼被打捞的异常事态。
油圧(ゆあつ)ショベル(しょべる)が運(はこ)んでいるのは、大量(たいりょう)の『マイワシ(まいわし)』です。青森県(あおもりけん)の陸奥湾(むつわん)で今月(こんげつ)に入(はい)り、およそ50キロ(きろ)にわたって相次(あいつ)いで漂着(ひょうちゃく)し、イワシ(いわし)が折(お)り重(かさ)なるように砂浜(すなはま)を埋(う)め尽(つ)くしました。
液压挖掘机正在运的是大量的“小雄鹰”,这个月在青森县的陆奥湾,大约50公里的海岸线上相继漂流,沙丁鱼像重叠一样填满了沙滩。
青森県(あおもりけん)横浜町(よこはままち)・石橋(いしばし)勝(まさる)大(だい)町長(ちょうちょう):「重機(じゅうき)の入(はい)らない場所(ばしょ)もある。これから検討(けんとう)して良(よ)い方法(ほうほう)で回収(かいしゅう)できれば。悪臭(あくしゅう)を除去(じょきょ)して、住民(じゅうみん)に迷惑(めいわく)が掛(か)からないような状態(じょうたい)にしたい」
青森县横滨町·石桥胜大町长:“也有重型机械进入不了的地方,如果以后能研究好的回收方法的话。可以消除死鱼的恶臭,不会给附近居民带来困扰。”
死骸(しがい)だと商品(しょうひん)にならないため、重機(じゅうき)を使(つか)って砂浜(すなはま)に埋(う)めているそうです。
今月(こんげつ)17日(にち)には生(い)きたイワシ(いわし)が大量(たいりょう)に打(う)ち上(あ)げられ、地元(じもと)の人(ひと)がバケツ(ばけつ)を片手(かたて)に拾(ひろ)い集(あつ)める姿(すがた)も…。
如果是死鱼的话不会成为商品销售,所以只用重型机械把死鱼埋在沙滩上。
本月17日,活生生的沙丁鱼大量升空,当地人捡起水桶的身影……。
近(ちか)くの住民(じゅうみん):「(Q.どう料理(りょうり)して食(た)べる?)やっぱり甘露煮(かんろに)風(ふう)に煮(に)て。煮付(につ)けだ」「さっき浜辺(はまべ)にいた人(ひと)は『刺身(さしみ)用(よう)だけ取(と)ってる』って」「(Q.刺身(さしみ)用(よう)?)生(い)きてる、生(い)きてる。ちょうど寄(よ)せてくるから」
附近居民:“(Q.怎么做着吃?)还是煮着吃为好。”刚才在海边的人说‘只吃生鱼片’“(Q.刺身用?)活着,还活着,快装一些活着的鱼”
青森県(あおもりけん)の水産(すいさん)技術(ぎじゅつ)センター(せんたー)水産(すいさん)総合(そうごう)研究所(けんきゅうじょ)は「海水温(かいすいおん)が低下(ていか)して仮死(かし)状態(じょうたい)となったイワシ(いわし)が水面(すいめん)に浮(う)き上(あ)がり、強(つよ)い風(かぜ)で打(う)ち上(あ)げられたのではないか」とみています。
青森县的水产技术中心综合研究所认为,“海水温度下降,处于假死状态的沙丁鱼浮出水面,是不是强风吹升空了?”
しかし、あまりの量(りょう)に地元(じもと)の人(ひと)だけでは消費(しょうひ)しきれず、イワシ(いわし)は次々(つぎつぎ)死骸(しがい)となってしまいました。青森(あおもり)県内(けんない)の「マイワシ(まいわし)」の漁獲(ぎょかく)量(りょう)は2008年(ねん)からの10年(ねん)間(かん)で1500倍(ばい)に急増(きゅうぞう)。その後(あと)、数(すう)年(ねん)間(かん)は減少(げんしょう)傾向(けいこう)でした。しかし、関係者(かんけいしゃ)は今回(こんかい)の豊漁(ほうりょう)を喜(よろこ)んではいないようです。
但是,太多的量只靠当地人消费不完,沙丁鱼一个接一个地变成了死鱼。青森县内的“马丁鱼”的捕获量从2008年开始的10年间激增了1500倍。在那之后,几年来有下降的趋势。不过,有关人士似乎并不希望这样的渔业丰收。
野辺地町(のへじまち)漁協(ぎょきょう)・山縣(やまかけ)勝彦(かつひこ)組合(くみあい)長(ちょう):「我々(われわれ)の組合(くみあい)で放流(ほうりゅう)している稚貝(ちがい)ホタテ(ほたて)を食(た)べてしまった」「(Q.全部(ぜんぶ)食(た)べられた?)(残(のこ)っているのは)ほぼ皆無(かいむ)に近(ちか)い」
野边地町渔协·山形胜彦合伙会长:“这个现象会大量吃食我们放流的幼贝和扇贝”(Q.都吃完了吗?)(剩下的)几乎没有了。”
青森県(あおもりけん)の陸奥湾(むつわん)に漂着(ひょうちゃく)した大量(たいりょう)の「マイワシ(まいわし)」。環境(かんきょう)への影響(えいきょう)や漁(りょう)に船(ふね)が出(で)せなくなるなど支障(ししょう)が出(で)ていることで27日(にち)、撤去(てっきょ)が行(おこな)われました。実(じつ)は5年(ねん)前(まえ)にもイワシ(いわし)が大量(たいりょう)に打(う)ち上(あ)げられ、その時(とき)は撤去(てっきょ)が遅(おく)れたため、春(はる)から初夏(しょか)に取(と)れる「ブランド(ぶらんど)・ホタテ(ほたて)」に悪(あく)影響(えいきょう)を及(およ)ぼしていました。
漂流到青森县陆奥湾的大量“小雄鹰”。由于对环境的影响和捕鱼不能出船等问题,27日进行了清除。其实5年前也有大量沙丁鱼升空,那时由于清除有些推迟,给春天到初夏的“品牌扇贝”带来了不好的影响。
野辺地町(のへじまち)漁協(ぎょきょう)・山縣(やまかけ)勝彦(かつひこ)組合(くみあい)長(ちょう):「イワシ(いわし)が大量(たいりょう)に発生(はっせい)して、カニ(かに)がイワシ(いわし)を餌(えさ)(えさ)として大(おお)きくなって、イワシ(いわし)がなくなったのでホタテ(ほたて)(の稚貝(ちがい))を食(た)べる形(かたち)になった」
野边地町渔协山形胜彦工会会长:“沙丁鱼丰产现象发生,螃蟹沙丁鱼的食物(饲料)变大,沙丁鱼吃掉扇贝(的稚贝)的情况会发生。”
イワシ(いわし)を狙(ねら)ったカニ(かに)による「ブランド(ぶらんど)・ホタテ(ほたて)」の食害(しょくがい)。イワシ(いわし)の回収(かいしゅう)は風(かぜ)が強(つよ)く波(なみ)も高(たか)いと危険(きけん)が伴(ともな)うため、難航(なんこう)することもあるそうです。ホタテ(ほたて)以外(いがい)にナマコ(なまこ)漁(りょう)でも悪(あく)影響(えいきょう)が出(で)ていました。
沙丁鱼、螃蟹对“品牌扇贝”的食害现象发生。沙丁鱼的回收工作,风大浪高的话会有危险,所以也会变得困难。除了扇贝以外,海参捕鱼也会产生不良影响。
野辺地町(のへじまち)漁協(ぎょきょう)・山縣(やまかけ)勝彦(かつひこ)組合(くみあい)長(ちょう):「(ナマコ(なまこ)の)網(あみ)に袋(ふくろ)いっぱいのイワシ(いわし)が入(はい)っているので仕事(しごと)的(てき)には大変(たいへん)」「(Q.ナマコ(なまこ)漁(りょう)ができない状況(じょうきょう)?)大変(たいへん)だが、ヒトデ(ひとで)やイワシ(いわし)を取(と)り除(のぞ)いて陸(りく)に揚(あ)げている状態(じょうたい)」
野边地町渔协·山形胜彦组合会长:“(海参的)网里装满袋的沙丁鱼,工作上很辛苦”(Q.不能捕捞海参的情况?)虽然很辛苦,只能捕捉出大量海星和沙丁鱼。”
さらに、イワシ(いわし)を巡(めぐ)って日本海(にほんかい)で珍(めずら)しい現象(げんしょう)が…。新潟県(にいがたけん)佐渡市(さどし)でクロマグロ(くろまぐろ)がまとまって水揚(みずあ)げ。平均(へいきん)50キロ(きろ)台(だい)のマグロ(まぐろ)が38本(ほん)という大漁(たいりょう)で、一番(いちばん)大(おお)きなもので170.5キロ(きろ)でした。
而且,围绕沙丁鱼在日本海罕见的现象……。在新泻县佐渡市,蓝鳍金枪鱼集中卸货。平均50公斤的金枪鱼有38条的大鱼,最大的是170.5公斤。
漁業(ぎょぎょう)関係者(かんけいしゃ):「久(ひさ)しぶりに大(おお)きいのが入(はい)ったので、良(よ)い値(ね)が付(つ)いてくれればいいと思(おも)う。湾内(わんない)にイワシ(いわし)もいっぱい入(はい)っているし、餌(えさ)を追(お)って(マグロ(まぐろ)が)入(はい)ってきたのかもしれない」
渔业相关人员:“久违地捕捉了很大的鱼,如果能有好的价格就好了。海湾内也装满了沙丁鱼,也许是追食物(金枪鱼)进来的。”
佐渡市(さどし)のマグロ(まぐろ)漁(りょう)は夏場(なつば)が中心(ちゅうしん)で、この時期(じき)にこれだけのマグロ(まぐろ)が定置網(ていちあみ)に掛(か)かるのは珍(めずら)しいといいます。関係者(かんけいしゃ)は近海(きんかい)で発生(はっせい)したイワシ(いわし)の群(む)れが影響(えいきょう)したものとみています。
佐渡市的金枪鱼捕鱼以夏季为主,据说在这个时期有非常多的金枪鱼挂在定置网上,这种现象是很少见的,相关人员认为是由于近海发生的沙丁鱼群的原因。