【东方弹幕神乐】红美铃御灵卡故事内容及翻译
その友情を編み込んで(编织着这份友情)

御灵卡介绍
「マフラーはどうですか? がんばったんですが……」
お互いの作ったマフラーを首に、咲夜と美鈴は話す。
「……まあ、70点くらいね」「手厳しいですぇ~」
冷たい言葉と苦笑い。しかし、二人は笑顔であった。
“围巾怎么样? 我可废了不少劲呢…”
咲夜和美铃说着为对方围上亲手做的围巾
“嘛…70分吧” “真严格呀…”
冷言冷语和苦笑。但两人脸上都带着微笑
故事一

「こ、これは凍えてしまいますね。しかし門番の仕事を離れる訳にもいきませんし……」
幻想郷の冬は紅魔館にも容赦なく訪れていた、掻いても掻いても降り積もる雪、そして雪、雪。
「雪かきが馬鹿らしくなっちゃいます。これじゃ紅魔館が白魔館になってもおかしくありませんよ」
“快,快冻僵了。但门卫的工作也不能离开…”
幻想乡的冬天无情地闯进了红魔馆,积雪永远都扫不净,还有更多的雪,和雪
“铲雪真是个蠢差事。这样下去红魔馆要变成白魔馆了吧。”

「……そうならないようにするのが、貴方の仕事」
まるで最初からそこにいたかのように現れたメイド長は、門番の仕事を確認しにきたようだ。
「そうはいってもこの量ですよ、咲夜さん」
「もうすぐパチュリー様が雪解けの魔法をお使いになられるわ。それまでは頑張りなさい」
“为了不变成那样…,就是你的工作”
仿佛从开始就在那里的女仆长,可能是来确认门卫工作的
“咲夜小姐,你得看看这工作量…”
“帕秋莉大人很快就要用融化雪的魔法了。在这之前请坚持住。”

「それはそれは……ハックション!うーん、それまでに私が永遠の眠りについてなければいいですが」
「居眠りは極刑です。……とはいえ、そうね。確かに寒いわ。防寒具でも用意しましょうか」
“那是,那是…阿嚏! 嗯,如果在那之前我没有长眠就好了。”
“打瞌睡会处以极刑。 话虽如此…,确实。真的很冷。准备防寒的衣物吧。”

咲夜は雪山と真っ赤な美鈴の顔を見て眉を少し上げ、早急に手配しましょうと何度もうなずいた。
「ひょっとして手編みのマフラーでも編んでいただけたり? ……なんちゃって」
「マフラー程度でいいの?なら、すぐ用意するけど」
「え」
咲夜看着雪堆和美铃通红的脸,微微挑起了眉毛,频频点头暗想要尽快安排
“难道要帮我亲手织一条围巾么?怎么了…?”
“围巾就可以了?那我马上准备。”
“咦?”

「もしかして、私に編み物が出来ないとでも?」
「いやいや、まさかそんな!」
冗談を真にとられ美鈴は慌て始めた。忙しい咲夜にそんなことまでさせるのは申し訳ない、と。
「たいした手間ではないし、時を止めてしまえばすぐに出来上がるわ」
さて困った、こうなったら咲夜に任せるほかない。美鈴は悩み、ふとそこで閃いた。
“难道我织的不行么?”
“不是,不是,怎么会呢!”
玩笑被当真,美铃有点慌了。让忙碌的咲夜做那样的事真不好意思
“又不是什么费神的事,时间停止一会就能做完。”
一瞬间,有个烦恼在美铃心中升起。这就麻烦了,不得不交给咲夜了

「で、でしたら、私もマフラーを編むので交換と言うことにしませんか……?」
「交換……?」
「ええ! せっかくですし」
「それは……気持ちは嬉しいけれど」
悩ましげに咲夜は「でも貴方、マフラー編めるの?」と言って、美鈴は「あ」と間抜けな声を上げた。
“那,那么,我也织了一条,可以交换吗…?”
“交换…?”
“嗯嗯! 难得的机会”
“确实…虽然很开心”
咲夜有点烦恼的问到“但你,会织围巾么?”,美铃憨憨地回答“啊”
故事二

「美鈴さんお手製マフラーはどうですか?結構、頑張ったつもりなんですが……」
咲夜は美鈴が首に巻いてくれたマフラーを触り、なでて「……まあ、70点くらいね」と言った。
冷たい言葉とは裏腹に、その表情はどこか柔らかだ。なので美鈴も自然と笑顔がこぼれる。
「手厳しいですねぇ~」
わざと美鈴は苦笑いして、そして自分の首に巻かれたマフラーに手をやる。
ふかふかしていて、編み目も丁寧でピシッとしている、流石は咲夜お手製としか言いようがない。
このメイド長に苦手分野はあるのだろうかと思いつつ、自作のマフラーを恥ずかしくは思わなかった。
“美铃小姐我亲手织的围巾怎么样呢?我觉得挺用心做的…”
咲夜围上美铃的围巾,轻抚着说“嗯…算70分吧。”
与冰冷的言语相反,表情却很是柔和
“好严厉啊~”
美铃有点苦笑,然后摩挲着围在脖子上的围巾
松软、针脚致密而精致,不愧是咲夜亲手制作的
一边想着这女仆长定会有不擅长的领域,一边觉得自己做的围巾也不丢人

「コツと積み重ねだから。これから努力すればもっと良いものを作れるようになるわよ」
「ええ、少し面白さが分かってきたので、いろいろと練習をしてみますよ。次は手袋とかですかね」
結果的に咲夜の時間を大きくとってしまった編み物会だが、美鈴にとってなかなか楽しい時間だった。
“手法和经验很重要。今后努力的话就能做出更好的东西。”
“嗯嗯,知道了些有趣的部分,会继续各种练习的。接下来做手套吧。”
结果咲夜花了不少时间进行编织讲座,对美铃来说是很开心的时间

「帽子がいいわ。簡単だし、貴方でも作れるでしょう」
「咲夜さんに作りますよ」
「…………」
「まだまだ基本が出来てませんし、また教えていただけませんか? へへへ」
“还是帽子吧。比较简单,你也会做吧。”
“我会给咲夜做的。”
“…”
“基础还不太行,还能再教教我嘛? 嘿嘿嘿”

「それなら、手袋が良いわ。冬の貴方の手、いつも真っ赤で、大変そうだから」
「えっ、また私に編んでくれるんですか?」
「貴方が編むときの参考用です。手袋は難しいから、私のを見ながら編めばいいわ」
また交換ですね、そう美鈴が言うと咲夜は、次はもっと丁寧に編みなさいね、と流した。
しかし、その咲夜の頬と耳は寒さ以外で照れているような、そんなうっすらとした赤みをしていた。
“那还是手套就行了。冬天你的手总是那么红,看起来很辛苦呀。”
“唉,还会给我织么?”
“这是给你编织时参考用的。手套很难,好好看着我怎么织的。”
又是交换呢,美铃说着这样的话,咲夜轻轻地说,下次要织的更细致些
可咲夜的脸颊有着淡淡的红色,那不止是因为寒冷,还有害羞

「今度のお茶菓子は私が用意してあげるわ」
「お茶会ではないんですが……楽しみにしています」
美鈴は首のマフラーの暖かさを感じながら、さてどんな手袋を次は編もうかと考え始めた。
私のサイズの手袋を参考にしたら、咲夜さんの手じゃちょっと大きくなっちゃうだろうな。
とはいえ余りかわいらしい手袋だと嫌がるかも。でも、きっと似合うだろうと、そう思うのだ。
“这次我给你带了点心。”
“虽然不是茶会…但很期待。”
美铃感受着脖子上围巾的温暖,也开始考虑下一次要织什么样的手套
参考我的尺寸的话,对咲夜小姐的手来说有点大
如果太可爱的话,可能还会被讨厌。但是,我觉得一定很适合你

華人小娘茶芸演舞(中华姑娘茶艺表演)

御灵卡介绍
「あのう……あんまり期待しないで下さいね?」
レミリアのちょっとした気紛れから、どういうわけか
彼女にお茶を淹れることになってしまった美鈴。
果たして、茶芸の心得はどこまで役に立つのだろうか?
“那个…请不要太过期待呐?”
因为蕾米莉亚一时兴起
不知为何她让美铃给她泡茶
茶艺心得到底能起到多大用处呢?
故事

「あのう……言っておきますけど、あんまり期待しないでくださいね?咲夜さんと比べられると……」
「当たり前でしょ。分かっているわ、ちょっとした余興よ余興。気負わなくていいから好きにやって」
“那个…我先说一下,还请不要太期待? 和咲夜小姐相比的话…”
“这是理所当然的吧。 我知道的,只是一点点余兴,余兴。 不用担心,随便做吧。”

紅魔館の主は気まぐれだ。住人たちは時折、彼女の思いつきに付き合わされることになる。
さてさて今回のターゲットは美鈴。
中国といえば茶芸だろう、ということで主にお茶を淹れることに。
(好きにやってと言われるのが、一番難儀なんですけどねー。いやはや、どうしたものやら……)
そんな美鈴の苦悩を知ってか知らずか、今か今かと待ち遠しそうに脚を揺らすレミリア。
期待していない――と口では言いつつも、これはそれなりに期待している時の様子に違いないだろう。
红魔馆的主人反复无常。居民有时会被她的想法折磨
对了对了,这次的目标是美铃
说到中国就得提到茶艺,更主要的是泡茶
(随心所欲可是最难伺候的。哎呀哎呀,这是怎么回事…)
不知道美铃的苦恼,蕾米莉亚可切切实实兴奋的翘着脚
嘴上虽没说期待,但这一定时期待时的样子

(ま、私もたまには役に立たないと!やるだけやってみますか……!見ててください、お嬢様!)
咲夜ほどではないが、美鈴だってお茶を淹れるぐらいは出来る。遠い昔の記憶を思い返す美鈴。
かつて修行の一環で、茶芸を学んだことがあったはずだ。ほとんど憶えていないが……。
(……うーん? ここからどうするんだっけ?あれ? そもそも手順が違う?)
(嘛,我虽觉得没啥用!要试试么…!请好好看,大小姐!
虽不像咲夜那样,但美铃也会沏茶
作为曾经修行的一环,应该也学过茶艺。可真的记不起多少了…
(嗯…?接下来怎么办?啊嘞? 步骤不对么?)

内心焦りつつも、決して顔に出ないよう、すました表情でやり過ごす美鈴。ああ、全部デタラメだ。
(ま、まあ、お茶の味なんて変わらないし……それっぽく見えれば大丈夫……よね……?)
ふう、と呼吸を整え背筋を伸ばす美鈴。そしてテキパキとした動作でお茶を淹れていく。
美铃虽然内心焦急,为了决不表现在脸上,用平静的表情混过去。啊啊,全是瞎装的
(嘛,嘛,茶的味道没什么变化…那看起来就没什么问题…对吧?)
呼,美铃调整呼吸,挺直腰杆。然后用干净利落的动作泡茶

「出来ましたよ、お嬢様。まずは香りを堪能して、それから口の中で風味をじっくりと……」
「へぇ~……色々作法があるのね。なかなか本格的じゃない! 面白いわ!」
口から出任せを言った美鈴は、レミリアの笑顔を尻目に引きつった苦笑を浮かべていた。
“好了哟,大小姐。 首先要享受香味,然后慢慢品尝口中的风味…”
“嗯…真有各种各样的流程啊。这不是很地道嘛! 很有趣!”
信口开河的美铃,趁着蕾米莉亚笑成花,浮现一丝苦笑

紅美鈴の五種競技‐私の居場所は‐(红美铃的五种竞技-我的归宿是这里-)

御灵卡介绍
短距離走の決着は爆発音とともに一瞬で決した。
しかし、美鈴は手を抜かず、最後まで走り切った。
わずかな拍手に、紅魔館の面々の個性的な反応。
「負けはしましたけど、うん、大満足です!」
短跑的胜负在爆炸音的一瞬就决定了
但美铃没有放弃,一直跑到最后
寥寥的鼓掌声,是红魔馆各位特有的反应
“虽然输了,但,非常开心!”
故事

旧地獄陸上競技大会、第四種目――短距離走。
紅魔館の仲間たちからの期待を背に、紅美鈴は一等賞を目指す――はずだった。
「うわぁ……すごい爆発。これは勝てませんね」
スタートの瞬間に轟音が鳴り響いたかと思ったら、瞬きする間もなく三人の妖怪によってゴールテープを切られてしまった。
開幕と同時に敗北が決まってしまった紅美鈴。しかし、彼女は決して手を抜くことなどしない。
「全力でやれ、って鬼からも言われていますし、何よりお嬢様たちが見ていますから」
旧地狱田径赛,第四项——短跑
背负红魔馆伙伴们的期待,美铃以第一名为目标——大概吧
“呜哇…好厉害的爆炸。这赢不了呀。”
刚开始的瞬间响起了音爆,转眼就由三名妖怪撞断了终点线
在开场的同时就决定了红美铃的败北。但她没有放弃
“鬼也说过要全力以赴,更何况大小姐她们都在看。”

激烈なゴール劇のせいで、美鈴に注目する観客はほとんどいない。
しかし、彼女はゴールを目指し、持ち前の運動神経を駆使して走った。
筋肉を軋ませ、大地を蹴り、虹色の気をまといながら、息を切らすほどの全力で、彼女は走り切った。
観客たちの興味は一等賞にのみ向けられている……否、決してそうではない。
由于激烈的冠军争夺,几乎没有观众关注美铃
但她的目标是终点,仰仗天生着运动神经在跑
她用尽全力,猛踩大地,带着彩虹的气流,气喘吁吁地跑完全程
观众的兴趣只献给一等奖…不,绝不是这样

頬を伝う汗を拭う美鈴に拍手を送ってくれる者たちも、少なからず存在した。
それは、彼女と一緒に地底旅行をしていた、紅魔館の面々だ。
わずか数人から送られた拍手。
まばらで小さなものではあったが、美鈴にとっては十分すぎる報酬だった。
膨れっ面をする主が、優勝賞品の温泉入浴券を美鈴が逃したことに拗ね、同僚のメイドがそれを眺めながら、競技を終えた美鈴を軽く労う。
負けた悔しさはあるものの、こうして自分を見てくれている人たちがいる。
紅魔館という居場所の温かさを感じ取り、美鈴は思わず明るい表情を見せるのだった。
也有不少人为擦拭脸颊汗水的美铃鼓掌
那些是与她一起到地底旅行的红魔馆的各位
但只有几个人鼓掌
虽说是不值一提的小玩意,但对美铃来说非常丰厚
鼓起脸颊的主人,因美铃错过了优胜奖品,温泉洗浴券,而闹别扭。作为同事的女仆,眺望着美铃,并慰问辛劳
感受到作为居住地的红魔馆的温暖,美铃不由得露出了欢欣的表情

盛夏に負けし華人小娘(败于盛夏的华人小姑娘)

御灵卡介绍
紅魔館の平和をひとりで守る最強の門番、紅美鈴。
そんな彼女は今、窮地に追い込まれていた。
「あー……頭がくらくらしてきました……」
美鈴は汗を拭いつつ、木陰の下で氷菓子をかじるのだった。
红美铃,独自守护红魔馆和平的最强门番
如今她陷入了困境
“啊…头都要晕了…”
美铃擦着头上的汗,瘫在树荫下啃着冰棍
故事

気を使う程度の能力を持ち、さらに武術の心得もある、紅魔館最強の門番――紅美鈴。
その守りは虫一匹通さぬほどに強固であり、外敵の侵入を許すことは本当にたまにしかない。
そんな輝かしい戦績を誇る美鈴。
しかし、彼女は今、窮地に立たされていた。
「あっづい……咲夜さんから頼まれたとはいえ、何の対策もなしにこの暑さの中で作業するのは、さすがに無謀でしたかね……」
限界まで鍛え上げられた彼女の肉体であっても耐えることができない、あまりにも強大な敵。
夏の暑さという最強の敵を前に、彼女は白旗を上げざるを得なかった。
红美铃——红魔馆最强的门番,有着操纵气的程度的能力,还有武术心得
她的防守坚不可摧,不让一只虫子通过,真的只是偶尔才让外敌入侵
拥有如此辉煌战绩的美铃
但现在陷入了困境
“好热啊…虽然是咲夜小姐拜托的,但没有任何对策就在这么热的天气里工作,真是鲁莽啊…”
即使锻炼到极限的肉体也难以忍受,真是强大的敌人
面对夏季炎热这一强敌,她不得不举起白旗

「あー……頭がくらくらしてきました……もう無理です、限界です」
彼女が紅魔館のメイド長から頼まれたのは、庭園の手入れという単純な肉体労働。
身体を動かすことが得意な美鈴は二つ返事で承諾したのだが、炎天下での作業がここまでつらいとは、さすがに予想できなかったのである。
もはや立っていることすら叶わず、崩れるように木陰へと腰を下ろす美鈴。
「こりゃ、お嬢様たちが外に出たら一瞬で灰になっちゃうかもしれませんねえ……」
“啊…头要热晕了…不行了,到极限了。”
她受到红魔馆女仆长的委托,进行修整庭院这一单纯的体力劳动
擅长体力劳作的美铃二话没说就答应了,但是在炎热天下工作到这样还是没有预料到
美铃已经站着都做不到了,瘫坐在树荫下
“这样的天,如果大小姐她们出去的话,一瞬间就会变成灰吧…”

軽口をたたきながら、メイド長が用意してくれていた箱をゆっくりと開ける美鈴。
ぶわっと噴き出す冷気にひるむことなく、彼女が中から取り出したのは一本の氷菓子。
「まぁ、こんなに美味しいものが味わえるなら、たまには負けるのも悪くないですね」
盛夏に敗績した彼女は、諦観した様子で手にした氷菓子を口へと運び、――幸せそうにその頬を緩めるのであった。
美铃瞎说着俏皮话,同时慢慢打开女仆长准备的箱子
一股冷气迎面扑来,她从中拿出一根冰棍
“嘛,如果总能吃到这样美味的食物,偶尔输了也不错。”
在盛夏败下阵的她,看淡一切地把冰棍送到嘴里——露出幸福又放松的表情

ある少女の記憶

御灵卡介绍
「うーん、今日も侵入者一人いない平和でいい日です。
こういう時は仕事をしているフリをしつつ惰眠を貪るに
限りますね……咲夜さんに見つかったらまたお説教
でしょうけど、ま、何とかなるでしょう。おやすみー」
“嗯,今天也是没有任何入侵者的和平好日子。”
这种时候只能有限地边工作边睡懒觉…只是咲夜小姐发现的话,还会批评
嘛,到时候再说吧。晚安
故事

「うーん、今日も侵入者一人いない平和でいい日です。小鳥も囀り、妖精たちが飛び回る。
素晴らしい平和ぶりです。門番としては退屈なことこの上ありませんが、それもまた善き哉」
門の主柱に背を預け、欠伸を零すのは紅魔館が門番、紅美鈴。
紅い館にやってくるお客様を最初にお迎えする立場にある彼女は、主が見たら軽く眩暈を覚えてしまいそうなほど、完全にだらけ切っていた。
“嗯,今天也是没有一个入侵者的和平好日子。小鸟在鸣叫,妖精们飞来飞去
真是非常和平呀。作为门番,没有比这更无聊的事了,但也善哉。”
红魔馆的门番红美铃背倚着大门主柱,肆意伸着懒腰
站在红馆第一位迎接来客的立场上的她,完全是个懒蛋,主人一看都觉得头疼

「こういうぽかぽか陽気で平和な日には、仕事をしつつ惰眠を貪るに限りますね。咲夜さんに見つかったらまたお説教ですけど……」
瀟洒なメイド長にいつも睡眠業務を見つかってはお仕置きを受けるくせに、自分の睡眠欲に従って思考を放棄するなんて、なんとも危機感に欠ける門番である。
だが、その抜けているところが来客の緊張を和らげ、館の主に謁見しやすくなることを考えると、彼女の無防備さはある意味では門番向きなのかもしれない。
“在这暖洋洋的日子里,我只能一边工作一边睡懒觉。咲夜小姐发现的话还会批评…”
总是被潇洒的女仆长发现睡眠业务而受到惩罚,却又因为自己睡眠的欲望而放弃思考,真是缺乏危机感的门番
但考虑到这一缺点能缓和访客的紧张,容易谒见馆主,她的无防备也许意味着正适合做门番

「気の流れで来客の存在には気づけます、よし。お嬢様は今お昼寝中なので大丈夫、よし。パチュリー様は相変わらず本の虫、よし。妹様も今は地下でぐっすりおやすみ中、よし。無問題です。気を付けるべきは咲夜さんだけ……ま、気付けなかったらまたその時。おやすみー」
こうして今日も、紅魔館名物『立ったまま寝るサボリ門番』の姿が目撃されるのであった。
“注意访客的气流,正常。大小姐正在午睡,没问题,正常。帕秋莉大人还是沉浸于书中,正常。妹妹现在也在地下好好休息,正常。万事大吉。能注意到我的只有咲夜小姐…嘛,注意到的时候再说。晚安”
红魔馆的名产“站着睡觉的旷工门番”的身影,今天也被目击到了

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