【日本小1道德】10#不行

ダメ(不行)
昨日のおやつは、僕の大好きな大好きなプリンだった。(昨天的点心是我最喜欢最喜欢的布丁。)
「リス君、食べるの遅いなあ。僕が手伝ってやるよ。」(“松鼠君,吃得好慢。我来帮你吧。”)
熊君は、そう言って、僕のプリンを食べてしまった。(熊君如此说道,把我的布丁吃掉了。)
熊君は、体も声も大きい。だから、僕は、おもちゃもブランコも何でも熊君に譲ってあげていた。(熊君的个头和声音都很大。所以,我把玩具和秋千以及任何东西都让给熊君。)
でも、プリンを食べられた時、僕は悔しかった。(但是,布丁被吃掉的时候,我很不甘。)
「ダメ。」って言えなかったのがもっと悔しくて涙が出た。(没能说出“不行。”让我更加不甘地流泪。)
夜、僕は、考えた。プリンを食べられて嫌だったことを、熊君にちゃんと言おう。でも、突き飛ばされたら嫌だなあ。大声出されたら怖いなあ。けれど、言わなかったら、ずっとこのままだ。よし、明日、熊君に言おう。でも……。(晚上,我考虑了。要明确地对熊君说我不想被吃掉布丁。但是,我不想被他撞倒。对我很大声说话的话很可怕。但是,不说的话,就会一直这样。好,明天对熊君说吧。但是……)
「熊君、あのね。昨日僕のプリン食べたでしょ。謝って。」(“熊君,那个。昨天你吃掉了我的布丁吧?快道歉。”)
僕は言った。でも、小さな声しか出なかった。(我说道。但是,只发出了很小的声音。)
「それは、リス君が食べるの遅いから、手伝ってあげたんだ。」(“那是因为松鼠君吃得慢,我在帮你啊。”)
「僕は、ゆっくり食べようと思っていたんだ。」(“我想慢慢吃。”)
僕は、少し大きな声で言った。(我稍微大声了一点。)
「そんなこと、知らないよ。『ダメ。』って言わなかっただろ。」(“我又不知道。你没说‘不行。’吧?”)
「僕は嫌だったんだ。熊君、謝って。」(“我不想被你吃掉布丁。熊君,快道歉。”)
僕は、とびきり大きな声で言った。(我用最大的声音说道。)
「わ、分かった。分かった。プリン食べて、ごめん。」(“知、知道了。知道了。吃掉了你的布丁,对不起。”)
僕の真剣な声に、熊君が謝ってくれた。(因为我认真的声音,熊君向我道歉了。)
今日のおやつは苺だった。(今天的点心是草莓。)
「リス君、昨日のプリンのかわりに、これ食べて。」(“松鼠君,昨天吃掉了你的布丁,作为代替,这个给你吃。”)
熊君は、自分の苺をくれた。(熊君把自己的草莓给我了。)
「あ、ありがとう。でも、熊君も苺、大好きでしょ。」(“谢、谢谢。但是,熊君也最喜欢草莓吧?”)
「そりゃそうなんだけど。なんなら、リス君の苺食べるの、手伝ってやろうか。」(“虽然最喜欢。要不,我帮你吃你的草莓吧?”)
「ダメ。」(“不行。”)
「あははは。」「あははは。」(“啊哈哈哈。”“啊哈哈哈。”)
僕と熊君は、笑いながら一緒に苺を食べた。(我和熊君一起笑着吃了草莓。)

