「こなす」と「なれる」「馴染む」の使い分け
馴(慣)れる(自一) 馴染む(自五)
馴(慣)らす(他五) 他動詞はない「馴染ませる」を他動詞とする
慣れる:人間は環境や生活に対して、違和感をなくす(特殊なものと感じなくなる)
結果は前後関係を見ないと分からない
馴染む:人間は環境や生活に対して、プラスの状態になっている(親しくなる)
▲新しい環境に慣れる。 ▲小さいから漢籍に馴染む。
▲見知らぬ所に慣れる。 ▲石鹸が水に馴染む。
▲新しい靴がまだ足に慣れない。
▲寒さに体を慣らす。
馴(狎)れる:野生動物を人間に飼われて、警戒心を捨てて、親しみを表す。
犬/馬/ライオンを馴らす。
寵愛になれる。(親しみのあまり)
慣れるーーー適応
馴染むーーー融合(異質でなくなる)
こなす:粉にする、塊を砕いて細かくなる。
補助動詞として、動作を要領よくうまくする。
▲食後に散歩して腹をこなす。(消化させる)
▲英語をこなす。(身につける)
▲数でこなして、利益を上げる。
▲使いこなす。